ウマノスズクサとは? わかりやすく解説

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うまのすず‐くさ【馬の鈴草】

読み方:うまのすずくさ

ウマノスズクサ科蔓性(つるせい)の多年草原野土手などに生え心臓形で先がとがり、臭気がある。夏、緑紫色のらっぱ状の花を開く。実は球形で、熟す基部から六つ裂け、馬につける鈴に似る。漢方で根を青木香(せいもっこう)、果実馬兜鈴(ばとうれい)といい、利尿鎮静薬用いる。おはぐろばな


馬兜鈴

読み方:ウマノスズクサ(umanosuzukusa), ウマノスズカケ(umanosuzukake)

ウマノスズクサ科つる性多年草薬用植物


馬兜鈴

読み方:ウマノスズクサ(umanosuzukusa), ウマノスズカケ(umanosuzukake)

ウマノスズクサ科つる性多年草薬用植物

学名 Aristolochia debilis


馬鈴草

読み方:ウマノスズクサ(umanosuzukusa), ムマノスズクサ(mumanosuzukusa)

ウマノスズクサ科つる性多年草薬用植物

学名 Aristolochia debilis


ウマノスズクサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/06 05:42 UTC 版)

ウマノスズクサ(馬鈴草、馬の鈴草、学名: Aristolochia debilis)は、ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属に属する多年生つる草の1種である。全体は無毛、は三角状狭卵形、葉腋に筒状でやや湾曲したを1個ずつつける(図1)。本州四国九州中国中南部に分布する。


  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 東馬哲雄 (2015). “ウマノスズクサ属”. In 大橋広好, 門田裕一, 邑田仁, 米倉浩司, 木原浩 (編). 改訂新版 日本の野生植物 1. 平凡社. pp. 57–59. ISBN 978-4582535310 
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  20. ^ 森上信夫、林将之『昆虫の食草・食樹ハンドブック』文一総合出版、2007年、22頁。ISBN 978-4-8299-0026-0 
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