ほう-おうとは? わかりやすく解説

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鳳凰

読み方:ほうおう

鳳凰(ほうおう)とは中国の神話由来する伝説である。36種の羽を持つ動物の長であり、聖天子治め平和な世にのみ姿を現わすとされている。全体クジャク似ていて、頭は、あごは燕、頸は、背は亀、尾はで、黒、白、赤、青、黄の五色からなり、高さは六尺ほどとされる。めったに実を結ばないという竹の実食し梧桐あおぎり)の木にのみ止まると言われる西洋では、東洋不死鳥もみなされ、「中国フェニックス(英: chinese Phoenix)」と呼ばれることもある。

鳳凰は民話伝説伝えられてきたところによると、人の性格を見定め親切な人々祝福するとされる。鳳凰の姿形モチーフにしたデザイン古来東アジア全般にわたって使用されており、日本では宇治平等院鳳凰堂鹿苑寺金閣屋上にあるものが有名である。なかでも鳳凰堂屋上のものは、2004平成16)年から使用されている現行の一万円札の裏面にも描かれている。 

ほう‐おう〔ホフワウ〕【法王】

読み方:ほうおう

仏法の王。

天平神護2年766称徳天皇道鏡授けた称号法皇

教皇(きょうこう)


ほう‐おう〔ホフワウ〕【法皇】

読み方:ほうおう

《「太上法皇」の略》仏門に入った太上天皇呼称


ほう‐おう〔ハウ‐〕【訪欧】

読み方:ほうおう

[名](スル)ヨーロッパ訪れること。


ほう‐おう〔‐ワウ〕【××凰】

読み方:ほうおう

古代中国で、麟(りん)・亀・竜とともに四瑞として尊ばれ想像上霊鳥。体は、前は麟(りん)、後ろは鹿(しか)、頸(くび)は、尾は、背は亀、あごは燕(つばめ)、くちばしに似るといわれる。羽が5色で、梧桐(ごとう)に宿り竹の実食べ醴泉(れいせん)を飲むと伝えられ聖徳天子兆しとして世に現れるとされるは雄、凰は雌という。

紋所の名。1図案化したもの鳳凰丸桐に鳳凰などがある。

鳳凰の画像
鳳凰の紋所一つ「舞鳳凰」
鳳凰の画像
鳳凰の紋所一つ有職鳳凰」

ほうおう 【法皇】

仏教で、出家した上皇退位した天皇)をいう。太上法皇禅定法皇とも。聖武上皇上皇出家最初だが法皇の称はなく、この称は宇多法皇からである。(法王とも書くが、法王は仏のことでもある)

ほうおう 【鳳凰】

空想上霊鳥中国漢代から瑞鳥として装飾文様用いられ日本にも仏教と共に伝来した孔雀からの発想とか極楽鳥南洋産)からとか諸説がある。が雄、凰が雌とされ、竜と並ぶときは竜が男で鳳凰が女とされる宇治平等院阿弥陀堂は、このが翼を広げたようだとして鳳凰堂と呼ぶ。

ほうおう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 07:47 UTC 版)

ムサシの冒険」の記事における「ほうおう」の解説

大和の国守護する者。

※この「ほうおう」の解説は、「ムサシの冒険」の解説の一部です。
「ほうおう」を含む「ムサシの冒険」の記事については、「ムサシの冒険」の概要を参照ください。

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