はと座とは? わかりやすく解説

はと座

分類:星座/神話


名称:はと座(鳩座)
学名:Columba
小分類:南半球
構成する主な星雲星団恒星:NGC1851(球状星団)/ファクト(アルファ星)/ウェズン(ベータ星)
神話主な登場人物:ノア
日本観測できる時期:12月3月の約4ヵ月
見ごろ季節:冬(20時正中は2月上旬)

冬の南の空に見え星座で、オリーブくわえたの姿を表してます。3等星多く、しかも見え位置が南の地平線近くなので、見つけるのは難しでしょう望遠鏡による観測では、右下のあたりに球状星団NGC1851を見ることができます17世紀のはじめ、バイエルによって作られ星座ですが、後にロワーエによって採用されてから一般に広まりました

1.見つけ方ポイント冬の南の空、オリオン座の下(南)にあるうさぎ座の、さらに下を見ていくとアルファベットのYの字が横倒しになったような星の並び見えます。それがはと座です。南の空低く見え、しかも3等星が多いので、日本では見つかりにくいかもしれません。一般に、空の低い位置見え星座は、大気の層が邪魔をして光が弱くなり、見つけにくくなります

2.神話内容について
旧約聖書の中の、ノアの箱船の話に出てくる表したものだといわれています。神はあるとき、人間悪いことばかりしているのに怒り地上大洪水起こしてすべての生き物葬り去ろうとします。ただし、心正しノアの一族だけは助けることにしました。神はノア命じて大きな箱船を作らせ、すべての生き物雌雄2匹づつ乗りませます。やがて大雨40日間降って洪水起こりノアたちを除いてすべての生き物死に絶えしまいました洪水長い間続きましたが、ある日ノア様子を見るために放してます。最初カラス放しますが、カラス地上を見つけることができませんでした次にノア放しました。やがてオリーブくわえて戻ってきました。それでノア洪水おさまったことを知ったのでした。

3.同じ時期見え星座について
冬の南の空に見え星座たちと一緒に見ることができます。まず、北にはオリオン座とうさぎ座、南東にはおおいぬ座いっかくじゅう座こいぬ座、東にはとも座らしんばん座、西にはエリダヌス座ろ座などが見えます

4.主要都市での観測について
日本全国観測できますが、良好に見るためには、南の方へ行った方が良いでしょう

参考文献:「星座クラブ沼澤茂美著(誠文堂新光社)、「星のポケットブック」(誠文堂新光社)、「星座天体観測図鑑藤井旭著(成美堂出版)、「星座夜空四季小学館学習百科図鑑、「星座博物館・春」、「同・夏」、「同・秋」、「同・冬」、「同・星座旅行瀬川昌男著(ぎょうせい)、「星空ガイド沼澤茂美、脇屋奈々代著(ナツメ社)





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