にんがいとは? わかりやすく解説

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人外

読み方:じんがい・にんがい

人外とは

人外(じんがい)とは、「人ならざるもの」、人間ではない異質な存在、という意味合い用いられる表現。特にサブカルチャー分野における創作キャラクターのうち「人間ではない異種族」の総称として用いられる場合が多い。

人外のもともとの意味

旧来の日本語表現としての「人外」には、《人が生活している俗世外の世界》という意味や、《人の道外れた生き方》《非人間的な所業》といった意味があった。《出家した者の身の上》、あるいは《人ならぬ扱いを受ける人々》を指す意味合いもあった。要するに、人間らしい / 人並み生き方という一般的認識から逸脱することを人外といった。なお「人外」は「じんがい」とも「にんがい」とも読んだ。もともとの国語辞書的な意味における「人外」は、現代日本においてはほぼ廃れており、もっぱら古典に見いだされる語彙となっている。

人外の今日的な意味

今日「人外」という言葉は、創作コンテンツにおける「ヒト以外キャラクター」を指す区分として用いられる。たとえば、獣人亜人妖魔の類、モンスタークリーチャー精霊精神宿した無機物正体不明宇宙生命体得体しれない異形の者等々が「人外」と区分して扱われやすい。サブカル創作コンテンツにおける「人外」キャラクターステレオタイプ設定としては、人と意思疎通が可能であり、いくらか人間的な部分持ち合わせている、そして明らかに生物として人間とは異な要素持っている人類との相性問われず、人類共存できそうなキャラクターも、とうてい相容れなさそうキャラクターも、人外キャラ含まれる

にん‐がい〔‐グワイ〕【人外】

読み方:にんがい

人として正しい道にはずれること。また、その人ひとでなし

「会はずに帰って—の名を取れか」〈浄・反魂香


にん‐がい【人界】

読み方:にんがい

仏語十界の一。人間住んでいる世界人間という世界人間界


にんがい【仁海】

読み方:にんがい

951〜1046]平安中期真言宗の僧和泉(いずみ)の人。小野流始祖通称小野僧正雨僧正高野山修行し京都醍醐寺元杲(げんごう)に師事小野曼荼羅(まんだら)寺(のちの随心院)を開創東大寺別当東寺長者に任ぜられる。雨ごい修法知られる。著「小野六帖」「伝受集」など。にんかい


にんがい 【仁海】

平安中期真言宗僧。和泉大阪府)の人。千心・小野僧正高野山醍醐寺学び小野曼荼羅寺建立祈雨法効験示し雨僧正といわれた。その法流小野流という。(九五一~一〇四六

忍鎧

読み方:にんがい

江戸中期天台宗の僧。字惠南、号は空華子。香を嗅ぐに妙を得て、又画をよくし和歌をも好む。風早実積門。宝暦2年(1752)歿、83才、

人外

読み方:にんがい

  1. 穢多(えた)をいふ。薩摩方言

分類 薩摩

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