たいしょ

実用日本語表現辞典

対処

読み方：たいしょ

対処（たいしょ）とは、問題や困難な状況に適切に応える行動や手段を指す言葉である。これは、具体的な行動を起こすことであるが、それは問題の性質や状況により異なる。例えば、自然災害が発生した場合の対処は、避難や救助活動を行うことである。一方、経済的な問題に対する対処は、政策の変更や予算の調整などが考えられる。また、対処は個人の日常生活においても重要な概念であり、ストレスや人間関係の問題などに対する対応策を指すこともある。対処の方法は、問題の性質や個々の状況により異なり、最適な対処法を見つけることが求められる。

（2023年9月21日更新）

デジタル大辞泉

たい‐しょ【台書】

読み方：たいしょ

他人を敬って、その手紙をいう語。台翰(たいかん)。台墨。

たい‐しょ【大所】

読み方：たいしょ

１ 小さな点にこだわらない、広くて大きな立場。

２ 晴れの場所。

「無上の上手なりとも、又、目利(めきき)、—にてなくば、よく出で来る事あるべからず」〈花伝・六〉

たい‐しょ【大暑】

読み方：たいしょ

１ 厳しい暑さ。極暑。酷暑。「記録的な—」

２ 二十四節気の一。7月23日ごろ。一年のうちで、最も暑い時期。《季 夏》「念力のゆるめば死ぬる—かな／鬼城」

たい‐しょ【大書】

読み方：たいしょ

［名］(スル)文字などを大きく書くこと。また、文意を誇張して書くこと。「特筆—する」

たい‐しょ【太初】

読み方：たいしょ

天地の開けはじめた時。太始。

たい‐しょ【対処】

読み方：たいしょ

［名］(スル)ある事柄・状況に合わせて適当な処置をとること。「緊急事態に—する」

たい‐しょ【対^×蹠】

読み方：たいしょ

《「たいせき（対蹠）」の慣用読み》向かい合わせた足の裏のように、二つの物事が全く反対の関係にあること。正反対。「—点」

たい‐しょ【耐暑】

読み方：たいしょ

暑さに耐えること。

たい‐しょ【退所】

読み方：たいしょ

［名］(スル)

１ 勤務していた研究所・役所など、「所」のつく組織を辞めること。⇔入所。

２ その日の勤めを終えて研究所・役所などから退出すること。

３ 刑期を終えて刑務所を出ること。⇔入所。

４ 養護老人ホーム・児童養護施設・知的障害児施設・授産施設などの社会福祉施設から出て生活すること。⇔入所。→通所

大阪弁

たいしょ、たいしょう

大阪弁	訳語	解説
たいしょ、たいしょう	社長、マスター、一番の男	大将。「征夷大将軍」の略。もともとは、織田信長も豊臣秀吉も成ることができなかった、朝廷から任命され幕府を開くことのできる位のことで、店の主人や年上目上の男性を親しげに呼びかけるときに使われる他、年下であっても男を立てる場合はこの呼称を使う場合がある。お、大将！どないだっか？かえらし子、ぎょうさんおりますでぇ。何言うてんねんな、ほれ大将、行くで。何言うてんねんな、あんたが大将やっ！

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

たいしょ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 09:04 UTC 版)

同音異義語

たいしょ

• 【台書】他人の手紙を尊敬して表す語。
• 【大所】1.大きな神社。2.晴れの場所。3.小さな点にとらわれない、広くて大きな立場。
• 【大暑】二十四節気の一つ。一年で最も暑い頃の意。
• 【大書】文字を大きく書いたり、強調して書いたりすること。
• 【太初】天地が開（ひら）け始まること。
• 【対処】ある事柄・事態に対して適切な処置を執ること。
• 【対蹠】（正しくは「たいせき」）ある物事に対して正反対であること。
• 【耐暑】暑さに耐えること。