さだまさし研究会とは? わかりやすく解説

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さだまさし研究会(さだ研)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 05:00 UTC 版)

さだまさし」の記事における「さだまさし研究会(さだ研)」の解説

さだの熱心なファン全国各地多く、その特色一つとして各地ファン集まりである「さだまさし研究会」(略称:さだ研)なるものが数多く結成されていることが挙げられる。かつて原宿表参道にあったさだまさしの店「A・WEEK(ア・ウィーク)」には全国各地のさだ研の会報置かれていてそこでの交流があったり、毎夏の『夏 長崎から さだまさし』に幟を持参して参加した団体一堂揃って写真撮影する光景見られた。 学生サークル場合は同じ大学のさだファン同士集まってサークル設立が多いが、社会人や一部の学生団体には『セイ!ヤング』投稿した「さだ研を作りたい」旨の葉書採用され設立されたものも少なくない『セイ!ヤング』では一時期毎週のようにさだ研設立葉書読まれ一種ブーム巻き起こったほどである。またパソコン通信インターネット上設立されたさだ研もある。 「さだ研」が『セイ!ヤング』ブームになるきっかけは、1990年450記念一環行われた東大早稲田大・信大の3大学対抗のさだにまつわるクイズ大会だった。結果東大さだ研が圧勝。この番組企画直後からあちこちで「さだ研を作りましょう」という葉書番組飛びむようになっていった。また番組側やさだ本人好意的にそれらの葉書採用し1992年には550記念一般リスナー対象に「さだカルトクイズ大会が行われることになった。このクイズ大会のために一般のさだファン同士やさだ研内でも「勉強会」や「情報交換」などが行われた。 一部サークル一時期、「さだまさし研究会谷村新司派」が存在した最盛期には全国数多く団体存在していたが、1994年『セイ!ヤング』番組終了とともに団体数は激減している。現在既存学生系さだ研の多くはすでに解散か、新入生がなかなか入ってこないために上級生のみ、もしくは現役学生ゼロに近いOB・OGのみの「OB・OG会のような活動になっている全盛期には「さだ研に入る」ことを目標大学受験突破したさだファン少なからず存在していたが、『セイ!ヤング』終了と共に学生世代ファン人口が激減したこともあって継続してサークル運営する世代が育たなくなっており、既存の各団体現役生毎年頭を悩ませているという。 早大現役サークル消滅の危機陥ったが、他大生加えたインターカレッジ・サークルとして存続させた。部員鎌倉女子大学学生一人のみの時期もあった。その後2012年さだまさし還暦祝いコンサート会場早大さだ研のブース設置されたのを機に関東近辺大学生多く集うようになった社会人サークル『セイ!ヤング』終了同時期に活動停止解散した団体多かったが、中には10年以上も地道に活動続けている団体や、サークル10年上続けて別の趣味メインにしたサークルへの事実上合併組織改編果たしてしまった団体僅かながらある。 また逆に『セイ!ヤング』等による「全盛期」を知らない団体中にはインターネット普及したことによって地元会員以外のメンバー掲示板などで集い会員増やしているものもあり、さらにはmixiインターネットさだ研のようにインターネット上のみで活動し盛況となっているさだ研もある。早稲田大学さだ研が独自にブログ立ち上げていたり、京都大学さだ研が毎年長崎配布する会報を会の公式サイト上でPDFファイル公開している。 1990年リリースアルバム夢回帰線II』に収録されている「Song for a friend」の歌詩カードには、「コーラス南カリフォルニア大学さだまさし研究会合唱部」という架空の団体名が記されている。 大学生活描いたマンガ幕張サボテンキャンパス』(みずしな孝之著)」にて、主要登場人物一人が「さだ研」に加入している。

※この「さだまさし研究会(さだ研)」の解説は、「さだまさし」の解説の一部です。
「さだまさし研究会(さだ研)」を含む「さだまさし」の記事については、「さだまさし」の概要を参照ください。

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