さいごう たかもりとは? わかりやすく解説

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さいごう‐たかもり〔サイガウ‐〕【西郷隆盛】

読み方:さいごうたかもり

[一][1828〜1877]政治家薩摩(さつま)の人。通称、吉之助。号、南洲討幕指導者として薩長同盟戊辰戦争遂行し維新の三傑一人称された。新政府参議陸軍大将となったが、明治6年(1873)征韓論に関する政変下野帰郷明治10年(1877)西南戦争敗れ城山自殺

[二]海音寺潮五郎による[一]史伝昭和36年1961)から昭和38年1963)にかけて「朝日新聞」に連載されたものが初出16年もの間書き続けられ大作だが、著者死により未完に終わる単行本は全9巻で、昭和51年(1976)から昭和53年1978)にかけて刊行

[三]林房雄による[一]長編評伝小説昭和14年1939)に執筆開始昭和45年1970完結。全22巻


西郷隆盛 さいごう たかもり

西郷隆盛の肖像 その1
文政10年12月7日明治10年9月24日 (1828~1877)

鹿児島生まれ明治維新指導者、政治家。鹿児島藩島津斉彬取り立てられる安政の大獄と斉彬の死を契機入水自殺を図る。その後公武合体目指す島津久光のもとで活躍するも、久光衝突し配流召還後、第1次長州征討では幕府側の参謀として活躍以後討幕へと方向転換をはかり、坂本竜馬仲介長州木戸孝允薩長連合を結ぶ。勝海舟とともに江戸城無血開城実現し王政復古クーデター成功させた。新政府内でも参議として維新改革断行明治6年(1873)征韓論敗れ下野10年(1877)郷里私学校生徒促されて挙兵(西南戦争)するが、政府軍敗北し自刃した。

キーワード 政治家
号・別称 南洲
著作等近代デジタルライブラリー収載
  1. 東征戦亡之碑 / 西郷隆盛書 俵新助, 明10.12 <YDM71426>
  2. 南洲遺稿 / 西郷隆盛著 ; 楢崎隆存編 北尾三郎, 明10.12 <YDM99900>
  3. 南洲詩文 / 西郷隆盛著 ; 村瀬之直編 山中市兵衛, 明11.5 <YDM99902>
  4. 言志録 南洲手抄 / 秋月種樹博聞社, 明21.5 <YDM8938>
  5. 言志録講話 / 臼田石楠東亜堂, 明43.8 (車上叢書 ; 1) <YDM8939>

(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の近代日本人の肖像」の内容を転載しております掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)


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