かつてライオングループだった企業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:08 UTC 版)
「ライオン (企業)」の記事における「かつてライオングループだった企業」の解説
ヘンケル ライオン コスメティックス(現:シュワルツコフヘンケル、旧:山発産業) - 「パオン」「フェミニン」「マロン」「フレッシュライト」などを出していた山発産業を2000年にシュワルツコフヘンケルの親会社であるドイツのヘンケルグループが買収、その山発産業にライオンは資本参加していた。債務超過の状態が解消されなかったため、2004年にライオンが契約を更新しなかった。なお、現在もライオンが株の15%を保有している。 アンネ - 生理用品(ナプキン)の製造・販売。1961年11月、吸収力が高く、水洗トイレに流せる「アンネナプキン」を発売。一時期、生理用品の代名詞にもなったが、後発メーカーの台頭もあり業績が悪化。1971年にライオン歯磨が資本参加したのをきっかけに1980年に子会社化し、1993年1月1日にライオン本体に吸収合併。「エルディ」の生理用品事業については現在ユニ・チャームに譲渡された。社名は、「アンネの日記」の著者、アンネ・フランクに由来する。 ライオンかとり - かつて蚊取り線香(ライオンかとりせんこう)等の殺虫剤を手掛けていた(ただ、元々からライオングループ企業ではなく、1885年に創業し、全くの無関係な会社だったが、1973年、当時のライオン歯磨との業務提携を行って傘下となり、1975年にライオン歯磨との間に国内販売委譲契約を締結)。本社は大阪市に所在していた。また、大阪証券取引所(現:東京証券取引所)に上場していた。1991年にライオングループから離脱、その後ジョンソンの子会社となるが、1999年にジョンソンから離脱して、現在は中堅のライオンケミカル(本社・和歌山県有田市)となっており、人的・資本関係はない。現在は地元のテレビ和歌山においてスポットCMを展開中。(注)その後、ライオンの方は、殺虫剤事業は中外製薬から移譲。「バルサン」のブランドを継承し、 2005年に再参入する。なお、ライオンの関連会社にライオンケミカルという会社があるが、こちらとは別会社である。 ライオンビルメンテナンス - 日本管財に譲渡して、管財ファシリティ(のちの日本管財サービス)となる。2017年12月、日本管財に吸収合併され解散となった。 ライオン・マコーミック - アメリカのスパイスメーカーマコーミックと合弁していたが、2007年4月1日でユウキ食品に譲渡され、一般食品事業から完全撤退した。また、ライオン・マコーミックが販売していた「李錦記」(香港の食品メーカー)ブランドはエスビー食品に譲渡された。 ブリストル・マイヤーズ・ライオン - 米ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMS)との合弁会社。1962年から「バファリン」「エキセドリン」「ソフネス」を日本で発売したが、2007年、中国を除くアジア・オセアニア地域の「バファリン」「エキセドリン」「ソフネス」の事業をBMSがライオンに売却し、2007年12月をもって清算された。 株式会社創文 ケッチェン・ブラック・インターナショナル - 米アクゾ・ノーベルと同社の合弁会社で、前述ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(旧:ライオン・アクゾ)とは別に設立した。カーボンブラック(黒炭)商品の共同開発のため設立。開発成功 → 特許取得という当初の目的を完了したため、現在はライオン本体へ事業移管。 ライオンパッケージング - 2018年12月28日付で全株式をレックへ譲渡したと同時に、商号をバルサン株式会社へ変更。 出光ライオンコンポジット - 出光興産との合弁会社であったが、2021年4月1日付で合弁を解消した上で出光興産の完全子会社化。2021年7月1日付で商号を出光ファインコンポジットへ変更。
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