いしい‐ひさいち〔いしゐ‐〕
いしいひさいち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 04:54 UTC 版)
いしい ひさいち(本名:石井 壽一(読み同じ)、男性、1951年〈昭和26年〉9月2日 - )は、日本の漫画家である。最長期作品は『ののちゃん』、代表作は『がんばれ!!タブチくん!!』である。編集プロダクション「チャンネルゼロ」監査役。
- ^ ののちゃんち
- ^ 『朝日新聞』朝刊2017年11月14日に掲載された、三井造船の100周年と持ち株会社移行見開き広告に、「ののちゃん」キャラクターが登場する4コマ漫画を特別寄稿した。三井造船玉野事業所に父、伯父、叔父、従兄弟など親族が勤めていたとの回想を付記している。
- ^ 『[総特集]いしいひさいち』p.11、184。いしいによると「絵がうまい」という理由で誘われたとのこと。
- ^ 『[総特集]いしいひさいち』p.12、185。いしいによると「まわりにおだてられて」投稿したとのこと。また、当時の担当だった大野豊による選出だったが、やなせたかしに担当が変わってからは選出されなかったという。
- ^ 【東淀川】「いしいひさいち」展 9月1日から10月31日まで - 大阪市立図書館(2015年8月31日)
- ^ 当時居住したアパートは、『バイトくん』に登場する「仲野荘」のモデルとなり、2012年(平成24年)現在も現存していた(『[総特集]いしいひさいち』p.4)。同書にはその後仕事場として借りていた別のアパートも紹介されている。
- ^ のち、1980年(昭和55年)に村上知彦等が参加し、編集プロダクション・株式会社「チャンネルゼロ」となり、いしいの漫画単行本の編集作業を一手に引き受けている。いしい自身はメンバーで監査役となっている。
- ^ 『[総特集]いしいひさいち』p.187。同書には「6年かかって」とあるが、1970年(昭和45年)入学であれば6年在籍の場合1976年(昭和51年)となる。ここでは記載された年の方を採用した。また、同ページに引用されている1970年代のインタビュー記事によると、岡山県下の自治体の試験を受ける予定があったが、すでに初任給と変わらない稿料を得ていたため、好きな漫画を描く道を選んだと述べている。
- ^ 対談『漫画大快楽』小谷哲VS『漫画ピラニア』菅野邦明「スケベはエネルギーの源だ!」青林堂『月刊漫画ガロ』1993年9月号「特集/三流エロ雑誌の黄金時代」
- ^ “「小説新潮」7月号 発売!”. 『小説新潮』編集部Twitter (2020年6月22日). 2020年10月19日閲覧。
- ^ 『[総特集]いしいひさいち』p.197
- ^ 『[総特集]いしいひさいち』p.11
- ^ 大友克洋「バイトくんは俺たち自身の姿だった。」『[総特集]いしいひさいち』p.149
- ^ ののちゃん全集第1巻『阪急電車とわたし』[要ページ番号]
- ^ いしいひさいち「でっちあげインタビュー いしいひさいちに聞く」『[総特集]いしいひさいち』p.16、20
- ^ いしいひさいち 『ほんの本棚』 創元ライブラリ [L-い-1-7] ISBN 4488070469、172p
- ^ 『[総特集]いしいひさいち』p.28
- ^ いしいひさいち 『いしいひさいちの経済外論 ハイパー・エディション』 朝日文庫 [い-42-1] ISBN 4022610875、190p。なお同書では自身を「人の悪口を描いてよろこぶやなやつ」と描いている。145p。
- ^ いしいひさいち・峯正澄 『大問題 ’05』 創元ライブラリ [L-い-1-38] ISBN 448807054X、112p・118p
- ^ いしいひさいち・峯正澄 『大問題2000』 創元ライブラリ [L-い-1-6] ISBN 448807037X、194p
- ^ いしいひさいち 『ツーショットワールド 日本顔面崩壊』 講談社漫画文庫 [い-15-1] ISBN 978-4063706468、22p
- ^ 『日本顔面崩壊』、60p
- ^ 田勢康弘 『総理の座』 文春文庫 [た-46-1] ISBN 4167489023、50p
- ^ いしいひさいち・峯正澄 『帰ってきた『大問題』’01~’03』 創元ライブラリ [L-い-1-9] ISBN 4488070493、93p・104p
- ^ いしいひさいち 『わたしはネコである』 講談社文庫 [い-60-1] ISBN 4061851438、69 - 71p
- ^ 『[総特集]いしいひさいち』p.17
- ^ 『[総特集]いしいひさいち』pp.18 - 19。いしいは「4コマのオチは落語のサゲやお話のシメとはちがい4つのコマ全体で腑に落ちればよいわけで4コマ目である必要はありません」とも述べている。
- ^ いしいひさいち 『ひさいち文庫 大江戸頓馬無芸帖』 双葉文庫 [い-17-46] ISBN 978-4575713633、32 - 49p・103p
- ^ モデルとされた宮部は事務所ホームページ大極宮において「もう嬉しくって嬉しくって! ミステリー作家にはいしいさんのファンが多いですから、自慢しまくっています。仕事場に、いしいさんにいただいた直筆の「ミヤベ君」を飾ってあるんですよ」と記している。
- ^ 小学四年生 (小学館): 1994-03|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
- ^ 小学四年生 (小学館): 1996-04|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
- ^ 単行本『ROCA』販売特設サイト - いしい商店(2022年11月14日閲覧)。『ののちゃん』に登場していたキャラクターのスピンオフ作品である。
- 1 いしいひさいちとは
- 2 いしいひさいちの概要
- 3 概説
- 4 作品の特徴
- 5 作品リスト
- 6 脚注
固有名詞の分類
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