《夜宴(バンケット)》
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「アンデッドガール・マーダーファルス」の記事における「《夜宴(バンケット)》」の解説
ジェームズ・モリアーティ 《夜宴》のボス。爬虫類のような落ちくぼんだ目が特徴的な老人。かつていくつもの知的犯罪を立案しロンドンの暗黒面を牛耳った「犯罪のナポレオン」。元数学教授であり、”教授”を自称している。津軽を半人半鬼に変えた張本人。 1891年にライヘンバッハでホームズに敗北、滝壺に転落し右足を失うも生還する。その後はアジアに向かい清国で潜伏していたが、自分を訪ねてきたジャックとの出会いがきっかけと成り新たな犯罪結社《夜宴》を結成した。 切り裂きジャック 1888年のイーストエンドにて、15歳で完全犯罪を成し遂げた殺人鬼。半人半鬼と化しており、髪の色は赤く染まっている。 モリアーティの人体移植に関する論文を読み、清国で隠遁していた彼の元を尋ね自分自身の肉体に怪物の力を移植するよう依頼した。日本を訪れた際に鬼の力を取り込み鴉夜の首を切断、奪った不死の肉体から力を得て免疫力を高め、さらに吸血鬼の再生能力と鋭敏な五感も手に入れている。最大の武器は両の手刀で、その威力・速さ・鋭さは人体を鋭利な刃物のように容易く斬り裂く。身体能力では同じ半人半鬼である津軽をも凌駕し、「殺人の年季が違う」とまで言われており、さらに頭脳も明晰。 カーミラ 330歳を超える女吸血鬼。仕込み刀付きの日傘をさす美しい令嬢。普段は俗っぽいが、吸血鬼らしくプライドは人一倍高い。 《夜宴》のメンバーとなる50年ほど前に、ゴダール卿の一族を殲滅。以降の足取りが途絶えていた。 〈五冷血〉の一角“情血”として吸血鬼の間では有名な存在であり、同族の仲では5本の指に入る実力者。同性愛者で、体液に含まれる媚毒で女を虜にしてから吸血するという趣味がある。 アレイスター・クロウリー 自称・「魔術と数秘術の研究家」。ロンドン中のカルト教団を追い出され、警察から指名手配を受けている青年。最近までは〈黄金の夜明け団〉のメンバーだった。通称“ロンドン一邪悪な男”。 ヴィクター ボリス達の手で生み出された人造人間。フランケンシュタイン博士の手記を元に優れた部位をつなぎ合わせて作られているため、半人半鬼以上の身体能力を持ち、痛みを感じない。四肢の損傷程度は意にも介さず戦い続けるが、首を折られた場合などに生きていられるかは不明。 誕生時は幼児並みの知能しかなかったが、わずかな時間で急激に知性を成長させる。しかし自分が処分される可能性があることを知ってしまい、自身の存在意義に思い悩み暴走する。 フー・マンチュー 紳士スタイルの衣服に身を包んだ中国人の男。教授からの指示で建国のための土地を探している。
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