夜宴関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 01:01 UTC 版)
幸守クナイ(こうもり クナイ) この物語の主人公であり、現・幸守家当主及び夜宴一族頭領。5月7日生まれ。14歳の誕生日に秘刀・邪紅刀を継承された。髪が長くて背が低く、女の子のような外見である。背が低いことを気にしており、毎日牛乳を飲んでいる(これは、ヴァンパイアの生き血を飲むかわりである)。忍びの気配を感じると、歯に夜宴の紋が浮き出て、痛みがはしる。忍の生き血を飲むことにより本来の姿の背がのびた姿となる。 吸血鬼の父と人間の母との間に生まれた半バンパイアであり、人間並みの寿命しかない。ニンニク、十字架が苦手である。 邪紅刀(じゃこうとう) 忍びから忍びの血と共にその力を奪い刃とする「吸忍の刀」。意志を持っており、狭霧以上に長生きしている。清白刀封印のために狭霧が450年ほど前にある城主から授けられ、彼と共に忍びを狩っていたが、クナイの夜宴一族頭領継承の際からはクナイに仕える。普段はクナイの体を鞘とし、掌から出てくる。未熟なクナイをよく注意している。刃がなく、忍びの血を刃とする。自立行動が可能。西洋嫌いである。 幸守狭霧(こうもり さぎり) クナイの父で、先代の幸守家当主及び夜宴一族初代頭領。純血の吸血鬼ですでに800歳以上生きている。 現在はクナイに跡を継がせており、自分のことをただの隠居と呼ぶ。相手が自分の名前を聞くと自動的に相手が記憶を消されるようになっている。さすがに一流の吸血鬼だけあってニンニク、十字架程度では全く動じない。
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