追討とは? わかりやすく解説

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つい‐とう〔‐タウ〕【追討】

読み方:ついとう

[名](スル)追いかけ討ちとること。討手(うって)を差し向けて賊を征伐すること。追伐追罰


追討

読み方:ツイトウ(tsuitou)

賊を追いかけ征伐すること。

別名 追罰


征伐

( 追討 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 14:24 UTC 版)

征伐(せいばつ、conquest または subjugation)とは、反乱を起こした勢力を鎮圧したり、反社会的な犯罪集団・などを、武力処罰懲罰)したりすることをいう。


  1. ^ 武田忠利「歴史用語と歴史教育」(『歴史学研究 第628号』に収録)1992年1月
  2. ^ 藤木久志『豊臣平和令と戦国社会』東京大学出版会、248から253頁、 1985/5、ISBN 4130200739 ただし「朝鮮征伐」に関してのみの論考。
  3. ^ 東京堂出版『日本中世史研究事典』1995年
  4. ^ 鄭求福「壬辰倭乱の歴史的意味-壬辰倭乱に対する韓・日両国の歴史認識-」2005年(『日韓歴史共同研究報告書』日韓歴史共同研究委員会 第1期(2002-2005年) 第2分科(中近世))[1]
  5. ^ 『上泉信綱伝新陰流軍学「訓閲集」』(スキージャーナル株式会社、2008年)p.188.
  6. ^ 寺田英子『古事記の植物』文芸社。
  7. ^ 太平記
  8. ^ 児玉幸多編『大名列伝』人物往来社。
  9. ^ 『日本戦史 九州役』参謀本部編、1910年


「征伐」の続きの解説一覧

追討

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 06:52 UTC 版)

天誅組の変」の記事における「追討」の解説

京都守護職松平容保紀州藩津藩彦根藩郡山藩などに天誅組討伐命じ9月1日朝廷からも天誅組追討を督励する触書下されるが、実体不明天誅組恐れた諸藩動き鈍く、他藩の様子を見ながらゆっくりと進軍する状況であった8月29日には紀州藩兵約1500人が五條入ったものの、周辺天誅組出没しているとの噂を聞いてすぐに退却している。戦意乏しい追討軍の状況見て取った那須信吾らは、8月30日夜、五條付近に残っていた紀州藩陣地夜襲掛けて紀州藩兵を駆逐し陣地放火し武具食料等の戦利品奪って引き上げた。 忠光率い本隊新宮向けて退却始めたが、熊野川の港は既に紀伊新宮藩水野家の兵によって固められているという情報得て海路脱出する案を断念し9月6日、忠光は天の辻の本陣帰って吉村らに再度合流した吉村らの別働隊天の辻を根拠として周辺ゲリラ戦展開し、数では勝るが戦意乏しい追討軍相手善戦していた。合流後軍議開かれ一戦の後に包囲破って方面脱出することとなり、池内蔵太らが高取敗戦後離散した十津川郷士協力求めて使者に立つが、前回のような大きな協力得られなかった。 諸藩の藩兵が動き出し6日紀州藩兵が富貴村到着天誅組民家火を放って撹乱した。7日天誅組先鋒大日川進軍したところ、津藩兵約600人と遭遇交戦してこれを五條退ける。その日のうちに天誅組白銀岳本陣移し防御体制築いた8日幕府軍総攻撃10日定めて攻囲諸藩命じた。総兵力1万4,000人に及ぶ諸藩兵は各方面から進軍樺の木峠や広橋峠などで戦闘繰り広げられ天誅組善戦するものの、主将である忠光の命令混乱して一貫せず、兵達は右往左往余儀なくされた。9日には白銀岳本陣彦根藩兵が迫った撃退成功する同日夜、彦根藩拠点となっていた下市夜襲することになり、橋本若狭らの一隊下市の町を襲って放火した。不意を突かれ彦根藩兵は大混乱に陥り、夜襲成功橋本隊は武器など奪って引き上げた。この焼き討ち下市民家300件が焼失住民逃亡した下市夜襲成功した橋本隊は援護部隊郡隊と合流して白銀岳本陣に戻るが、本隊大日川村方面に援軍出動して陣にはおらず何の連絡もなく取り残された形となった郡らは憤慨したが、その後本隊合流した大日川陣地津藩攻撃受けていたが、下市夜襲彦根藩損害受けたため、総攻撃延期されることになり津藩一時退却した。忠光の本隊再度十津川方面退去することを決め11日朝、天の辻へ退却した。しかし、郡ら河内勢にはそれは知らされず、再三渡って置き去りにされ、献策受け入れられないなどの冷遇受けた郡は天誅組からの離脱決意。忠光らの待つ本陣に戻る事なく、高野山から河内方面へと撤退していった。こうして忠光が統率力失いつつある事は一目瞭然で、郡ら河内勢以外にも脱走する者が相次ぎ天誅組士気低下する14日紀州・津の藩兵が天の辻に迫り抗戦難しいと判断した天誅組本陣としていた庄屋火を放って放棄すると、十津川郷退却決定する。忠光ら本隊先行し吉村らの後続隊も津藩が迫ると退却した

※この「追討」の解説は、「天誅組の変」の解説の一部です。
「追討」を含む「天誅組の変」の記事については、「天誅組の変」の概要を参照ください。

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追討

出典:『Wiktionary』 (2021/09/10 23:37 UTC 版)

名詞

ついとう

  1. 追いかけ討伐すること。

動詞

活用

サ行変格活用
追討-する

「 追討」の例文・使い方・用例・文例

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