日本医師会災害医療チーム
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日本医師会災害医療チーム(にほんいしかいさいがいいりょうチーム、英語: Japan Medical Association Team, JMAT)は、日本医師会により組織される災害医療チーム。急性期の災害医療を担当するDMATが3日程度で撤退するのと入れ替わるようにして被災地の支援に入り、現地の医療体制が回復するまでの間、地域医療を支えるための組織である。
- ^ a b c 日本医師会 救急災害医療対策委員会 (2010年3月). “救急災害医療対策委員会 報告書 (PDF)”. 2011年11月13日閲覧。
- ^ a b c d 石井正三 (2011年7月27日). “東日本大震災におけるJMAT活動について (PDF)”. 2011年11月13日閲覧。
- ^ a b c d 石井正三「JMATの活動と、東日本大震災における課題」『月刊保団連』第1077集、全国保険医団体連合会、2011年10月、 33-36頁。
- ^ 産経新聞 (2012年3月17日). “医薬品輸送、女性医師が米軍を動かした”. 2013年10月25日閲覧。
- ^ 厚生労働省医政局DMAT事務局. “東北地方太平洋沖地震関連活動について”. 2011年11月13日閲覧。
- ^ 日本医師会 (2011年4月6日). “日本医師会災害医療チーム(JMAT)の活動について (PDF)”. 2011年11月13日閲覧。
- 1 日本医師会災害医療チームとは
- 2 日本医師会災害医療チームの概要
- 3 関連項目
日本医師会災害医療チーム
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「日本医師会」の記事における「日本医師会災害医療チーム」の解説
日本医師会災害医療チーム(JMAT)は、2011年に日本医師会により組織された災害医療チームである。厚生労働省が設置する災害派遣医療チーム(DMAT)は、発災後72時間までの活動を前提した災害の急性期活動を担うものに対し、それ以降の災害医療を担っている。東日本大震災における医療支援活動では、避難所の状況把握と改善、在宅患者・避難者の医療・健康管理を行い、今なお続く避難生活に重要な役割を果たしている。なお、東日本大震災では米軍による支援活動「トモダチ作戦」が大きな成果を上げたが、その先駆けが日本医師会による被災地への医薬品の輸送であったとされている。
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