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おうし座
すばる(プレヤデス星団)とヒアデス星団の2つの星団をもつ星座
日本では、冬の夜空を代表する星座です。オリオン座の3つ星を結んで、斜め右上にのばしたところに、おうし座のアルファ星アルデバランがあります。0.8等のオレンジ色の明るい星で、距離は60光年、表面温度は4500度くらい。それを先頭にいくつかの星がV字型をつくっています。これがヒヤデス星団で、雄牛の顔の部分にあたります。このV字の先をまっすぐのばしたところの2つの星を結ぶと、2本の角になります。ヒヤデス星団のさらに上のほうに、6つほどの星が寄り集まっていて、ここは雄牛の背中にあたります。これが最も美しいといわれているプレヤデス星団で、120個ほどの恒星が集まってできており、「すばる」の呼び名でも親しまれています。ヒヤデス星団までの距離は130光年で、最も近い散開星団といわれています。またプレヤデス星団までの距離は410光年で、ヒヤデス星団などに次いで近くにあります。

美女エウローペに恋して、雄牛に変身した大神ゼウス
フェニキアの王の一人娘エウローペは、とても美しい娘でした。大神ゼウスは、一目見て心を奪われてしまい、下界に降りて、真っ白な牛に変身しました。そして、野原で花を摘んでいたエウローペに近づいていきました。はじめは驚いていたエウローペも、しだいに牛に慣れて、頭をなでてあげたりするうちに、ついには牛の背中に乗ってしまいました。すると、牛はすくっと立ち上がって、走り出しました。野原や森を抜け、さらには大地を走るように海の上を渡って、ギリシャの沖にあるクレタ島にたどり着きました。島に着くと、牛はエウローペに、自分は大神ゼウスであり、あなたのことがすっかり気に入ったので、ここで仲良く暮らそう、と告白しました。そして、エウローペはこの土地に初めてやってきた人間だったので、島をはじめ対岸に見える大陸すべては、彼女にちなんでヨーロッパと呼ばれるようになったといわれています。
ウィキペディア |
おうし座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/06 12:58 UTC 版)
| Taurus | |
|---|---|
| 属格形 | Tauri[1] |
| 略符 | Tau[1][2] |
| 発音 | /ˈtɔrəs/ tor-us, 属格 [/ˈtɔraɪ/] tor-eye[1][3] |
| 象徴 | the Bull[1] |
| 概略位置:赤経 | 4 |
| 概略位置:赤緯 | 15 |
| 正中 | 1月15日21時 |
| 広さ | 797平方度 (17位) |
| 肉眼恒星数 | 7 |
| バイエル符号/ フラムスティード番号 を持つ恒星数 |
130 |
| 系外惑星が確認されている恒星数 | 3 |
| 3.0等より明るい恒星数 | 4 |
| 近距離星数 | 2 |
| 最輝星 | アルデバラン (α Tau) (0.9等) |
| 最も近い星 | 10 Tau (44.7光年) |
| メシエ天体数 | 2 |
| 流星群 | Taurids Beta Taurids |
| 隣接する星座 | ぎょしゃ座 ペルセウス座 おひつじ座 くじら座 エリダヌス座 オリオン座 ふたご座 |
| 観測可能地域は+90°と−65°の間 21:00(午後9時)に最も良く見えるのは1月の間 |
|
おうし座(牡牛座、Taurus)は黄道十二星座のひとつ。トレミーの48星座のうちの1つ。
目次 |
主な天体
恒星
この星座で数少ない明るい星、橙色のα星(アルデバラン)は、この星座の真ん中にある。雄牛のつのは、エルナトElnath(β Tauri、かつてはぎょしゃ座にも同時に属していた)およびζ星によって形作られ、西へ伸びている。
その他の天体
おうし座の東に、最もよく知られているプレアデス散開星団がある。これは人間の目でも容易に見える。
アルデバランの後ろに、ヒアデス散開星団がある。これは、天上でV字を形成する。これは雄牛の頭にある。
望遠鏡で見える天体に、かに星雲(M1)がある。この星雲はζ星の北東にある。これは、かつて1054年7月4日に地球で目撃された巨大な超新星の残骸である。爆発時には日中ですら見えたという。この記録は中国の歴史書にも残り、アメリカンインディアンの陶磁器にも記録された。この星雲の名は、望遠鏡で初めて観測された当時かにの形に見えたからだとされる。また、かに座にあると間違えられることも多い。
また、おうしの背中にあたる部分には活発に星形成を行うおうし座分子雲が存在しており、ハッブル宇宙望遠鏡や世界中の電波望遠鏡で盛んに観測が行われている。
| 星名 | 固有名 | 概略位置 | 実視等級 | スペクトル型 | 距離 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 赤経 | 赤緯 | |||||
| α Tau | アルデバラン | 04h35m55s | +16°30′33″ | |||
| β Tau | エルナト | 05h26m18s | +28°36′27″ | |||
神話
古代オリエントでの、繁栄と富の象徴としての牛信仰に由来するとされる。紀元前4000年紀には「天の牡牛」「アヌの牡牛」と呼ばれるようになった。
ギリシャ神話では、ゼウスがニンフの(一説では人間の王女)エウローペーに恋をした。ゼウスは誰にも分からぬよう、牡牛に化けてエウローペーに近づいた。ゼウスは正体を明かし、2人はクレタ島に行って子をもうけた。
プレイアデス
詳細は「プレイアデス星団」を参照
おうし座にあるプレアデス星団は、ギリシア神話ではプレイアデス(プレアデス)7人姉妹に例えられる。この7人姉妹が楽しく踊っていたところ、勇者オーリーオーン(オリオン座)がやってきて、7人はびっくりして逃げた。しかし7人があまりに美しかったので、オーリーオーンは忘れられずに5年間追いかけまわした。7人は女神アルテミスの助けを借りて鳩になってオーリーオーンから逃げた。この後、星座の中に入れられてプレアデス星団になった。
プレアデス星団には肉眼で見える星は6つしかない。7人のうち1人が姿を隠したといわれるが、その1人はメロペーという説とエーレクトラーという説がある。世界中で7つ星と呼ばれることから、かつては7つとも見えた時代があったと主張する学者もいる。
日本ではプレアデス星団はすばる(昴)と呼ばれる。富士重工業のマークにもなっていて、日本では普通6つ星として考えられている。漢字だと統ばる、統星と書かれ、もともとは玉がいくつかついた首飾り、髪飾りの名を示す古い日本語だったと考えられている。
ヒアデス星団もギリシア神話では姉妹にたとえられる。
呼称
日本では、うし座と呼んだことがある。 またおうし座に関係する方言は、プレアデス星団、ヒアデス星団、主星アルデバランに名づけられたものが見つかっており、特にプレアデス星団は多い。詳細はおうし座に関連した方言参考。
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- 1 おうし座の概要
- 2 関連項目
固有名詞の分類
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