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うお座

現在の春分点に位置する2匹の魚

ペガススの四辺形の左(東)と下(南)に、L字型に広がっている星座です。星図では、2匹のがひもでつながれた姿になっています。アルファ星が4等星という暗い星ですが、天文学上重要な星座です。星空には、赤経赤緯ありますが、赤経0度の地点が現在はこの星座にあり、この点を「春分点といっています。3月2223日春分の日には、太陽がこの星座と同じ場所に位置します。


怪物から逃げて魚に変身したアフロディテと息子エロス

巨人タイタン族は地の神ガイア天のウラノスの子孫でした。巨人族を滅亡させようとするゼウスに対してガイア怪物ティフォンを産みました。ティフォンは、百の首をもち、目と口からは火をふき、腕と足先になっているという、史上最も恐ろしい巨人でした。ある日、美の女神アフロディテ息子エロス川岸散歩していると、この怪物現れました。2人は川に飛び込んで、に姿を変えてやっと助かることができました。そのときの2人の姿が空に上げられて、星座になったといいます。



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うお座

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/13 18:54 UTC 版)

うお座
Pisces
Pisces
属格 Piscium
略符 Psc
発音 /ˈpaɪsiːz/、属格 [/ˈpɪʃiəm/]
象徴 the Fish
概略位置:赤経 1
概略位置:赤緯 +15
21時正中 11月10日
広さ 889平方度 (14位)
肉眼恒星数 21
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
86
系外惑星が確認されている恒星数 5
3.0等より明るい恒星数 0
近距離星数 5
最輝星 η Psc (3.6)
最も近い星 ヴァン・マーネン星 (14.1光年)
メシエ天体 1
流星群 うお座υ流星群
隣接する星座 さんかく座
アンドロメダ座
ペガスス座
みずがめ座
くじら座
おひつじ座
観測可能地域は+90°と−65°の間
21:00(午後9時)に最も良く見えるのは11月の間

うお座(魚座、Pisces)は黄道十二星座で、トレミーの48星座のうちの一つ。うお座は黄道十二星座でありながら3等星より明るい星がなく、あまり目立たない。

ペガススの大四辺形のちょうど南で、γ星、7番星、θ星、ι星、19番星、λ星、κ星がいびつな輪を描いているが、この西の魚の胴体を象るアステリズムを英米ではサークレット(Circlet)と呼んでいる。

目次

主な天体

恒星

α星はアルレシャ(Alrescha、「ひも」の意)という名があり、2匹の魚を結びつけるリボンの結び目にある。アルレシャは4.2等と5.1等の連星であり、それぞれはさらに分光連星となっている。

β星は 「サークレット」 の西にある4等星で、西の魚の口先に位置しており、フム・アル・サマカー(Fum al Samakah)という。

η星は、うお座で最も明るいが 4等星(3.6等)である。

ω星の7°ほど南に春分点がある。

主な恒星(うお座)
星名 固有名 概略位置 実視等級 スペクトル型 距離
赤経 赤緯
α Psc アルレシャ 02h02m03s +02°45′49″
β Psc フム・アル・サマカー 23h03m46s +03°49′53″

M74

渦巻銀河(Sc型)。η星の北東方向付近にある。美しいが光度は9.8等と暗い。1780年にピエール・メシャンが発見。

渦巻銀河M74

神話

うお座は古代メソポタミア文明に由来する星座と考えられ、はっきりしたギリシア神話がない。

通例、リボンで結ばれた2匹の魚として描かれる(初期は人魚とツバメ、魚とツバメなどとする図画もあった)。そのため、ラテン語や英語などの名称は複数形である。なお、アラビア語名では al-Samakatān (アッ゠サマカターン)といい双数形をとっている。現代中国名(中文名)の双鱼座も、双数形ではないが双数表現といえるであろう。

2匹の魚とそれから伸びる紐は、チグリス川ユーフラテス川をあらわし、紐が繋がっているのは2本の川が合流することを表している。2匹の魚の間にあるペガススの大四辺形は、2本の川の間にあるバビロンまたは農地を表している[1]

ギリシア神話では、美の女神アプロディテとその子エロスがエリダヌス川(エリダヌス座)のそばを歩いていたところ、突然、怪物テュポンが現れ、驚いた2人は魚の形になって逃げた。2人ははぐれないようひもをつけて逃げた、という神話がある。ただし、ほとんど同じ神話が、みなみのうお座にもある。

出典




  1. ^ 近藤二郎『わかってきた星座神話の起源 古代メソポタミアの星座』誠文堂新光社 2010年、ISBN 978-4-416-21024-6




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