六曜とは? わかりやすく解説

ろく‐よう〔‐エウ〕【六曜】

読み方:ろくよう

暦注のうち、先勝(せんしょう)・友引(ともびき)・先負(せんぶ)・仏滅大安赤口(しゃっこう)の六種古く中国時刻吉凶占いとされたが、日本伝わり明治6年(1873)の太陽暦採用後新たに日の吉凶占いとして取り入れられ、現在も広く行われている。六輝(ろっき)。


六曜

読み方:リクヨウ(rikuyou)

先勝友引先負仏滅大安赤口


ろくよう 【六曜】

日本の暦注の一つ(六曜星の略)。六輝とも。先勝友引先負仏滅大安赤口シャッコウとも)の六種で、中国六壬時課小六壬と呼ばれる時刻・日の吉凶占い室町時代日本伝わって変化したもの。江戸後期から広く一般に流行し先勝午前が吉、友引葬式に悪い、先負午後が吉、仏滅新規事業が凶、大安はすべて大吉赤口正午だけ吉、などの意味をもたせ、現代でも根強い力を持っている

六曜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 05:09 UTC 版)

六曜(ろくよう、りくよう)は、暦注の一つで、先勝(せんしょう[1]、せんかち[2])・友引(ともびき[2])・先負(せんぷ、せんぶ[1]、せんまけ[2])・仏滅(ぶつめつ[2])・大安(たいあん[2])・赤口(しゃっこう[1]、しゃっく[2])の6種の曜がある。科学的根拠のない迷信[3][4]。様々な暦注が流行しており、信じ過ぎる人が現れていたため、太陰暦(旧暦)から太陽暦に切り換える際に明治政府は混乱を防ぐために明治5年に「吉凶(仏滅や赤口など)付きの暦注は迷信である」として「暦注禁止令」を発令、翌年の明治6年の太陽暦(現行の暦)への改暦を機に暦注の記載を禁止したことがある[4]


注釈

  1. ^ 特に複数の自治体が合同で運営している火葬場や火葬炉改修工事などにより火葬能力が低下する場合に行われることが多い。近年は少子高齢化社会の到来に伴い、都市部を中心に火葬需要が急増していることを理由として実施されていることもある。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 佐藤 1999, p. 227.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 佐藤 1999, p. 226.
  3. ^ 森本類 (2016年3月18日). "「六曜」は差別につながる? - ことばマガジン". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2023年6月25日閲覧
  4. ^ a b "六曜とは?‐カレンダーに書かれている大安・仏滅など‐|コラム". 埼玉相互住宅. 2022年10月30日. 2023年6月25日閲覧
  5. ^ a b 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2024年3月31日閲覧。
  6. ^ a b 小池 2021, p. 446.
  7. ^ 小池 2021, p. 457.
  8. ^ 小池 2021, pp. 447–449.
  9. ^ 小池 2021, p. 482.
  10. ^ 小池 2021, p. 453.
  11. ^ 小池 2021, pp. 450–453.
  12. ^ 小池 2021, pp. 458–459.
  13. ^ 明治五年太政官布告第三百三十七号(改暦ノ布告) - e-Gov法令検索. 2024年3月11日閲覧。
  14. ^ 福澤諭吉 (1873年). "改暦辧" (PDF). 慶應義塾大学メディアセンター デジタルコレクション Digital Collections of Keio University Libraries. 慶應義塾大学. p. 5-7. 2021年12月3日閲覧
  15. ^ a b c 佐藤 1999, p. 225.
  16. ^ 井上円了 『迷信と宗教』:新字新仮名 - 青空文庫 2021年12月3日閲覧。
  17. ^ 安藤健二 (2016年1月7日). "六曜カレンダーの配布中止を撤回 大分県佐伯市「政治的判断で配布する」". ハフポスト. 2021年12月3日閲覧
  18. ^ 国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2024年3月31日閲覧。
  19. ^ "留連". 平凡社「普及版 字通」. コトバンクより2024年3月11日閲覧
  20. ^ "「友引」に火葬試行 川崎市、多死時代対応". 神奈川新聞. 2016年8月3日. 2024年3月11日閲覧
  21. ^ "冬の時期の「火葬待ち」深刻化 友引の日にも対応 千葉市". NHKニュース. 日本放送協会. 2023年12月30日. 2024年3月11日閲覧
  22. ^ "仏滅". 平凡社 世界大百科事典 第2版. コトバンクより2024年3月11日閲覧
  23. ^ 小池 2021, pp. 463–465.
  24. ^ 小池 2021, pp. 488–490.



六曜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 09:57 UTC 版)

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