フェニキアとは? わかりやすく解説

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フェニキア【Phoenicia】

読み方:ふぇにきあ

現在のシリア・レバノン沿岸付近にフェニキア人建てた都市国家群の総称。前8世紀以降ギリシャ台頭によって衰退し、前64年ローマ併合された。


フェニキア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/04 01:46 UTC 版)

フェニキア古代ギリシャ語: ΦοινίκηPhoiníkēポイニーケー: PhoenicesPoeniポエニ: Phoenicia)は、古代地中海東岸に位置した歴史的地域名。シリアの一角であり、北は現シリアタルトゥースのあたりから、南はパレスチナカルメル山に至る海岸沿いの南北に細長い地域であって、およそ現在のレバノンの領域にあたる。




「フェニキア」の続きの解説一覧

フェニキア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:20 UTC 版)

貿易史」の記事における「フェニキア」の解説

東地中海前1200年のカタストロフとも呼ばれる大変動によってヒッタイト滅亡しエジプトミケーネ衰退する青銅器時代カナン呼ばれていた地域人々は、この変動影響受けて海岸部集中してむようになるそれまで農耕中心としていたカナン人は、居住地減少のために商工業へと生業変えて紀元前12世紀から紀元前8世紀にかけて西地中海進出した。こうして、カナン鉄器時代にはフェニキアと呼ばれるうになるカナンやフェニキアという名は自称ではなく特産物であるシリアツブリガイから作った貝紫色染料由来とする。 東地中海では金属不足しており、フェニキアは金、銀、、鉛、錫などを求めて西方航海した。フェニキアが各地得た金属西アジア送り海上貿易によってグブラやテュロスシドンといった都市栄える。輸出品としては金属の他に特産である貝紫色染料木材、そして象牙ガラス貴金属などを使った工芸品奴隷があった。テュロス王のヒラムイスラエル王のソロモン協定を結び、テュロス木材職人イスラエル小麦オリーブ贈りエルサレム神殿完成したヒラムソロモン協力した紅海貿易については『旧約聖書』の「列王記」、テュロス貿易による繁栄は「エゼキエル書」に記されている。テュロスからはイベリア半島アフリカへ植民始まりキプロスシチリアマルタサルデーニャ拠点建設したフェニキア人は、紀元前8世紀から9世紀ギリシア紀元前6世紀にはローマ接触して地中海めぐって対立する北アフリカのフェニキア植民都市であるカルタゴは、東地中海のフェニキア都市他国支配下となったのちも繁栄続けた

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フェニキア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 04:50 UTC 版)

ワインの歴史」の記事における「フェニキア」の解説

詳細は「フェニキア人ワイン英語版)」および「レバノンワイン(英語版)」を参照 東方地域から伝わったワイン製造知識は、フェニキア人尽力と彼らの広範な貿易ネットワーク通して地中海地域全体ワインワインブドウ、そしてワイン製造技術広く伝播された。ワイン運搬するためにアンフォラ広く利用されローマギリシャのワイン産業の発展にはフェニキアが販売したブドウ品種重要な役割果たしたポエニ戦争生き抜いたカルタゴ唯一のレシピマゴによるストローワインレシピで、これは後に古代ローマ人気となったレーズンワインの基となった

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フェニキア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:35 UTC 版)

ドラえもん のび太と翼の勇者たち」の記事における「フェニキア」の解説

バードピア怪物であり、鳥人達の天敵。平和を脅かす危険な存在として恐れられている。その正体博士生み出した失敗作で、過去博士鳥人達によってララアト山まで誘き出され封印されていた。背中コウモリの翼生えた肉食恐竜のような姿をしている。後にジーグリードにより封印から目覚めさせられるが、バビロンドラえもんの「進化退化放射線源」で誤って進化させてしまい、更に凶暴化し再びバードピアを襲う。進化前では角は短く全身焦茶色だが、進化後では倍以上に巨大化し、全身黄色と赤に変色して角が長くなり、口から火を吐く最後博士タイムマシン利用したドラえもんにより、タイムマシンと共に地球の出来る前の宇宙空間まで転送された。

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