呼称と方言

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呼称と方言

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「こうま座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では、昭和30年頃まで駒（こま）座と呼ばれていた。

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「こと座」の記事における「呼称と方言」の解説

ラテン語名の Lyra は古典ギリシア語の λύρα に由来し、「竪琴」（リラ）を意味する。ギリシア語・ラテン語の古典式発音ではリュラ、英語での発音はカタカナで書き下すとライラに近い。 「ベガ（こと座）の方言」も参照

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「カシオペヤ座」の記事における「呼称と方言」の解説

「カシオペヤ座の方言」も参照 その特徴的なWの形から「錨星」「山形星」などの呼称が伝わっている。 日本では、1944年1月に学術研究会議から刊行された小冊子でカシオペイア座を正式とし、カシオペヤ座も並行して使ってよいとされた。その後、1957年から1960年にかけての日本学術会議で議論の結果、カシオペヤ座のみが正式な呼称とされ、1989年に刊行された「学術用語集」天文学編（増訂版）でもこの結論が引き継がれている。しかし、カシオペア座と誤表記されるケースも見られ、日本国語大辞典など見出し語にカシオペア座を採用している国語辞典もある。

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「おうし座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では、うし座と呼んだことがある。またおうし座に関係する方言は、プレアデス星団、ヒアデス星団、主星アルデバランに名づけられたものが見つかっており、特にプレアデス星団は多い。 「おうし座に関連した方言」も参照

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「アンドロメダ座」の記事における「呼称と方言」の解説

中国では二十八宿の奎宿であり、日本では江戸時代にこれを「とかきぼし」（斗掻き星）と訓じていた。 「アンドロメダ座の方言」も参照

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「こぎつね座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では、きつね座と呼んだ時代がある。

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「テーブルさん座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では長くメンサ座と呼ばれていた。戦時中には平山清次・平山信の両名を記念する意味も込めて「ひらやま座 (平山座)」という名前も提唱されたが、1944年に学術研究会議（現日本学術会議）の天文学述語委員会により「天文述語集」が刊行された際に「テーブルさん座」という名称が採用された。

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「はえ座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では、かつて和名の正式な表記がはい座だった。この表記は長く使用されていたが、1990年11月刊行の理科年表第64冊ではえ座に改められ、1994年刊行の『文部省 学術用語集・天文学編』増訂版でも正式にはえ座とされた。

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「ケフェウス座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では、セフェウス座と呼んだ時代がある。 「ケフェウス座の方言」も参照

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「りょうけん座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本ではかつて、かりいぬ座と呼ばれた。

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「レチクル座」の記事における「呼称と方言」の解説

第二次世界大戦末期から1960年までは、一時期小網(こあみ)座と呼ばれた。

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「インディアン座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では、インドじん座（印度人座）、インデアン座、インデヤン座と呼ばれた時代がある。

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「かんむり座」の記事における「呼称と方言」の解説

「かんむり座の方言」も参照 ラテン語での星座名 Corona Borealis は「北の冠」という意味で、みなみのかんむり座と対になっている。日本でも1922年までは「北冠座」とされていたが、1922年末から1923年にかけて「冠座」に変更された。ただし、東亜天文学会系の研究者はそれ以降も「北冠」の名称を継続して使用しており、1957年から1960年にかけて学術用語として「かんむり座」と正式に定められるまでは日本名が統一されなかった。 日本ではその形から、「車星（くるまぼし）」「太鼓星（たいこぼし）」「首飾り星」「馬のわらじ」など多数の呼び名があった。またこれをかまどに見立てて「鬼のおかま」「地獄のかまど」「竈星（くどぼし）」「荒神星（こうじんぼし）」「へっついぼし」などとする呼び名が全国各地で使われていた。

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「からす座」の記事における「呼称と方言」の解説

「からす座の方言」も参照 石川県珠洲市では「ホカケボシ（帆掛け星）」という呼称が伝わっている。また、むじな（タヌキ）の毛皮を剥いで広げた姿にたとえた「カワハリ（皮張り）」「カワハリボシ（皮張り星）」「カワハリサマ（皮張り様）」という呼称が、奥多摩、秩父、山梨や神奈川の山間部に伝わっている。道東・道北のアィヌでは「レラ・チャロ（風の口）」と呼ばれ、その位置の変化から季節風の向きを知ったという。道央・道南では「カヤノカ・ノチゥ（帆の形の星）」と呼ばれ、弁財船に依る和人との交易の季節を知ったという。

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「みなみじゅうじ座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では戦時中まで、東京天文台系統では じゅうじ（十字）座、京都大学宇宙物理学教室系統ではじゅうじか（十字架）座と呼ばれていた。戦前戦中にかけて日本の統治地域が南方に拡大されるにつれて Southern Crossを和訳した「南十字」「南十字星」の名称が世間にも広まった。これを受け、1944年に刊行された学術用語の小冊子で「南十字座」の名前が採用され、理科年表でも1947年刊行の第20冊から「南十字座」とされている。 17世紀前半に南方と往来した天竺徳兵衛ら航海者がこの星座を「クルス」「クルセイロ」と呼んでいた。また第二次世界大戦当時、フィリピンのマニラの住民が「クルス」「クロス」と呼んでおり、インドネシアのジャワ島の住民は十字でなく菱形に結んで小屋や蚊帳に見立てていた。 みなみじゅうじ座の星々について「八重山諸島では「はいむるぶし（南群星）」と呼ばれる」との説が広められているが、日本の星名に関する野尻抱影による先駆的な研究や21世紀に発表された北尾浩一による研究においても「はいむるぶし」の名称は一切採り上げられておらず、出処不明の呼称である。 中国でもみなみじゅうじ座は中原地方では見えないので、伝統的な星座体系においては、古代からの三垣二十八宿には含まれておらず、後に南天の星座が近南極星区の星官として追加された中では、みなみじゅうじ座に相当するものは「十字架」の名称となっている。

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「りゅう座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では、先の大戦まで龍（りょう）座と呼ばれていた。

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「うしかい座」の記事における「呼称と方言」の解説

「うしかい座の方言」も参照 英語では Boötes と綴られる。2番目の "o" の上に見られる "¨" はドイツ語に見られるウムラウト記号ではなくトレマと呼ばれるもので、これが付加されているので [bouóuti:z] （ボウオウティーズ）と発音される。分音符がなければ[bú:ts] （ブーツ）になってしまう。 日本では明治時代以降牧夫座と表記され、関西では「ぼくふざ」、関東では「まきおざ」と呼ばれていた。日本天文学会では、1922年末から1923年にかけて「牛飼座」に変更されたが、東亜天文学会系の研究者はそれ以降も「牧夫（ぼくふ）」の名称を継続して使用し、1957年から1960年にかけて学術用語として「うしかい座」と正式に定められるまでは日本名が統一されなかった。

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「さそり座」の記事における「呼称と方言」の解説

理科年表では、1925年（大正14年）刊行の第1冊から1943年（昭和18年）刊行の第19冊までは「蝎」、戦後の1947年（昭和22年）刊行の第20冊以降は「蠍」の漢字表記を充てている。 日本では、さそり座のS字カーブを漁師の釣り針に見立てた地方名が複数の地域で伝わっている。また、アンタレスを挟むσ星とτ星、さそりの尾であるλ星とν星の組み合わせに対応する地方名も存在する。 「さそり座の方言」も参照

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「へびつかい座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では農具の箕（み）に見立てる地方がある。 「へびつかい座の方言」も参照

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「きょしちょう座」の記事における「呼称と方言」の解説

かつては、プランシウス、バイエル、ボーデらによってラテン語名が Toucan とされ、日本でもトウカン座と呼ばれたことがあった。また、現代中国語ではこの鳥はカッコウ（杜鵑）またはホトトギス（小杜鵑）とされ、杜鵑座の字が当てられている。

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「こいぬ座」の記事における「呼称と方言」の解説

「こいぬ座の方言」も参照 日本には、α星プロキオンの方言が存在する。

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「おひつじ座」の記事における「呼称と方言」の解説

中国では二十八宿の婁宿であり、日本ではこれを「たたらぼし」と訓じていた。 「おひつじ座の方言」も参照

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「おおいぬ座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本には、おおいぬ座に関係するアステリズムおよび主星シリウスの方言がいくつか存在する。 「おおいぬ座の方言」も参照

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「みずへび座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では戦中までこうみへび座（小海蛇座）と呼ばれていた。

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「ふたご座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では、カストルとポルックスをアステリズムと捉える方言が伝わっている。ガニノメ（蟹の目）のように、この2星を眼に見立てているものが多い。 「ふたご座の方言」も参照

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「エリダヌス座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本では、エリダン座と呼んだ時代がある。

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「さんかく座」の記事における「呼称と方言」の解説

日本でも「さんかく」と呼ぶ地方がある。 「さんかく座の方言」も参照