群星【ムルブシ】(野菜)
登録番号 | 第4294号 | |
登録年月日 | 1995年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | つるれいし | |
登録品種の名称及びその読み | 群星 よみ:ムルブシ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 3月 11日 | |
品種登録者の名称 | 沖縄県 | |
品種登録者の住所 | 沖縄県那覇市泉崎1丁目2番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 坂本守章 宮平永憲 高江洲和子 兼島盛吉 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,沖縄県の在来種から選抜した雌花型系統を母系とし,中華人民共和国から導入した品種名不詳の系統の選抜後代系統を父系とする交雑品種であり,雌花の着生が多く,果皮色が濃緑で,果実の長さがやや短く,早晩性が早のハウス栽培に向く品種である。 草勢は強,葉色はかなり濃緑,葉形は丸,葉の切れ込みの深さは深,葉の大きさは中である。着果習性は中間,主枝第1雌花着生節位は低,果皮色は濃緑,果実の形は紡錘,太さは太,長さはやや短である。果実肩部の形は中間,果実尻部及びこぶ状突起の形はとがる,こぶ状突起の大きさは小,条状突起の長短は短,果肉色は濃緑である。苦みは中,早晩性は早,日持性は良である。種皮色の濃淡は濃,種皮の斑紋は不鮮明,耐風性は高である。 「沖縄青中長」と比較して,着果習性が中間であること,主枝第1雌花着生節位が低いこと,果実肩部の形が中間であること,果実尻部の形がとがること,早晩性が早いこと,種皮の斑紋が不鮮明であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,沖縄県農業試験場園芸支場(具志川市)において,昭和61年から交配用父母本の選抜,育成を開始し,沖縄県の在来種から選抜した雌花型の「OHB61-5 」を母系とし,中華人民共和国から導入した品種名不詳の系統から選抜した「OHB61-2 」を父系として,平成 3年に交配し,同年から組合せ検定と特性の調査を行い, 4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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