宮城県道1号古川佐沼線 宮城県道1号古川佐沼線の概要

宮城県道1号古川佐沼線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 13:13 UTC 版)

主要地方道
宮城県道1号 古川佐沼線
主要地方道 古川佐沼線
路線延長 40.2 km
制定年 1954年(昭和29年)
起点 大崎市古川城西【北緯38度34分28.0秒 東経140度56分46.7秒 / 北緯38.574444度 東経140.946306度 / 38.574444; 140.946306 (県道1号起点)
終点 登米市迫町佐沼大橋東詰【北緯38度41分8.5秒 東経141度12分1.2秒 / 北緯38.685694度 東経141.200333度 / 38.685694; 141.200333 (県道1号終点)
接続する
主な道路
記法
国道4号
国道347号
国道108号
国道346号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

概要

大崎市古川城西(国道4号国道347号交点)から登米市迫町佐沼(国道346号交点)を結ぶ本線と、同栗原市瀬峰と登米市迫町中江を結ぶバイパスからなる県道路線。路線名の「古川」は平成の大合併で成立した大崎市の旧自治体のひとつであった古川市であり、「佐沼」は昭和の大合併以前の登米郡の旧自治体のひとつであった佐沼町にそれぞれ由来する。

路線データ

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
  • 起点:大崎市古川城西
  • 終点:登米市迫町佐沼大橋東詰
  • 実延長:40.1588 km[1]

歴史

  • 1954年昭和29年)
  • 1993年平成5年)
    • 5月11日 - 建設省から、主要県道古川佐沼線が古川佐沼線として主要地方道に再指定される[2]
    • 10月19日 - 県道番号が決定[3]され、従前の主要地方道5号[4]から、県道1号に変更される。(12月1日より施行)
  • 2009年(平成21年)1月 - 栗原市瀬峰で施工されたバイパス事業「瀬峰新田沢工区」が完成する。[5]
  • 2020年令和2年)3月 - 登米市南方町で施工された板倉歩道設置工事が完了[6]し、バイパス区間全線で歩道設置が完了した。

路線状況

本線

大崎市内

国道4号国道347号交点の城西交差点を起点とし、大崎市中心部の旧陸羽街道(奥州街道)を経由し、旧古川市北部の竹の花交差点(古川バイパス北端)から国道4号に重複する。

旧古川市市街地では、都市計画道路「古川中央線」「並柳福浦線」として、無電柱化事業や拡幅事業が行われている。[7]

栗原市内

国道4号の栗原市内最初の信号付き交差点(高清水バイパス南端)で国道4号から分岐する。新町交差点までは国道4号の旧道(一部に旧国道時代の距離標が現存する)であり、旧高清水町中心部を経由するルートである。

新町交差点で旧国道4号から分かれ、旧瀬峰町市街まではほぼ一直線のルートとなる。瀬峰小学校周辺からは瀬峰の市街地区間となる。途中、JR東北本線瀬峰駅を経由する。東北本線を跨線橋で越えると2009年にバイパス化された区間となる。[5]沿道には工業団地があり、いくつかの工場が並ぶ。

登米市内

迫町時代から町のシンボルとなってきたオランダ風車で知られる長沼フートピア公園を経由する。迫町の北方地区から佐沼地区に入ると沿道に店舗が一気に増え、登米市の中心市街地を形成する。バイパスと合流し、佐沼大橋で迫川を越えるとすぐに国道346号と合流し終点となる。

バイパス

栗原市瀬峰の宮城県道29号河南築館線交点を起点とし旧南方町を経由して登米市迫町中江にて本線と合流する。

このバイパスが成立した要因は少々他と異なり、このルートはもともと瀬峰 - 迫を結ぶ仙北鉄道軌道であり、廃線後に宮城交通バス専用道路に転換され、その後県道として一般に供用が開始された路線である。[要出典]

旧南方町の飯島バス停周辺から、イオンタウン佐沼をはじめとするロードサイド店舗が急激に増え、本線同様に登米市の中心商業地を形成する。

  • 起点:栗原市瀬峰富根岸
  • 終点:登米市迫町中江
  • 延長:11.9 km

重複区間

  • 本線
    • 国道4号(大崎市古川荒谷(竹ノ花交差点) - 栗原市高清水松ノ木)
    • 宮城県道175号田尻瀬峰線(栗原市瀬峰大里 - 同市瀬峰桃生田)
    • 宮城県道29号河南築館線(栗原市瀬峰下田 - 同市瀬峰橋東詰)
  • バイパス
    • 宮城県道237号瀬峰豊里線(栗原市瀬峰富根岸 - 登米市南方町西郷)

道の駅

24時間交通量

令和3年度

  • 大崎市古川江合本町一丁目 - 15,191台

地理

通過する自治体

交差する道路

栗原市瀬峰(2007年3月)
栗原市高清水(2007年8月)

沿線の施設

本線

バイパス区間

  • 南方総合運動場
  • 南町後屋敷待井共同墓地(登米市南方町後屋敷待井)
  • 登米市役所南方庁舎(登米市南方町新高石浦)
  • イオンタウン佐沼(登米市南方町新島前)

脚注

  1. ^ 宮城県土木部 (2023年3月31日). “令和5年度みやぎの道路” (PDF). 宮城県管理道路現況調書(みやぎの道路). 宮城県. p. 37. 2024年8月21日閲覧。
  2. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  3. ^ 平成5年10月19日宮城県公報第491号宮城県告示第1018号
  4. ^ 『平成5年度「みやぎの道路」』宮城県、43頁。 
  5. ^ a b 宮城県. “主要地方道古川佐沼線栗原市瀬峰新田沢工区が開通しました”. 宮城県. 2024年1月30日閲覧。
  6. ^ 東部土木登米地域だより第21号”. 宮城県東部土木事務所登米地域事務所. p. 6. 2024年1月30日閲覧。
  7. ^ 北部土木事務所事業概要2023”. 宮城県北部土木事務所. pp. 12-13. 2024年1月30日閲覧。

関連項目




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