宮城県道129号閖上港線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/05 12:54 UTC 版)
|   | 
       この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 (2012年12月)
       | 
宮城県道129号閖上港線(みやぎけんどう129ごう ゆりあげこうせん)は、宮城県名取市の閖上漁港から宮城県道273号仙台名取線交点に至る一般県道である。
概要
名取川河口にある閖上漁港(第2種漁港)から名取市北東部を東西に横断し、国道4号仙台バイパスを経由して県道仙台名取線(旧国道4号)を結ぶ路線。終点で接続する県道名取停車場線とあわせて都市計画道路「名取駅閖上線」として整備が進められた。
2011年の東日本大震災では、起点の閖上地区が甚大な被害を受けたことから、閖上地区全体で大規模な嵩上げを伴う土地区画整理が実施されたほか、町割りや商業施設等の配置も大きく変化した。本路線も、おおむね仙台東部道路名取IC以東で区画整理に伴い両側に歩道が設置されるなど快適な道路空間が整備された。
路線データ
- 起点:閖上漁港 
    - 東日本大震災前は、起点を示す県設置の道標は日和山神社(閖上4丁目)、仙台市営バス閖上車庫跡の交差点にあった。この交差点より終点へは西進するのが近道であったが、本路線は北進し突き当りを左折していた。なお、東日本大震災以降は仙台市営バスの閖上地区への乗り入れは廃止されている。
 
- 終点:宮城県名取市増田(交差点=宮城県道273号仙台名取線交点)
- 実延長:6,142.4 m[1]
歴史
- 1958年(昭和33年)3月31日 - 一般県道54号として「閖上港線」が路線認定される。[2]
- 1993年(平成5年)10月19日 - 県道番号が決定[3]され、一般県道54号から県道129号に変更される。(12月1日より施行)
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災に伴い、閖上地区が甚大な被害を受ける。
- 2020年(令和2年)10月 - 閖上地区の区画整理事業が完成。本路線の整備も完了。
地理
通過する自治体
交差する道路
- 宮城県道10号塩釜亘理線 (名取市閖上)
- E6 仙台東部道路名取IC (名取市小塚原)
- 国道4号仙台バイパス (名取市増田)
- 宮城県道273号仙台名取線(かつての国道4号旧道) (名取市増田)
- 宮城県道128号名取停車場線 (名取市増田) 
    - 増田地区(おおよそ名取市役所以西)の経路が変更された際接続するようになった。
 
交通量[4]
令和3年度・12時間交通量
- 名取市閖上西2丁目 - 5,894台
- 名取市下余田字木戸 - 9,546台
関連項目
- ^ 宮城県. “宮城県管理道路現況調書(みやぎの道路)”. 宮城県. 2025年10月5日閲覧。
- ^ 昭和33年宮城県公報号外第7号宮城県告示第144号
- ^ 平成5年宮城県公報第491号宮城県告示第1018号
- ^ “令和3年度 全国道路・街路交通情勢調査”. www.mlit.go.jp. 2025年10月5日閲覧。
固有名詞の分類
| 宮城県道 | 宮城県道55号定義仙台線 宮城県道8号仙台松島線 宮城県道129号閖上港線 宮城県道123号荒浜港今泉線 宮城県道31号仙台村田線 | 
- 宮城県道129号閖上港線のページへのリンク

 
                             
                    











