宮城県道118号名取村田線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/07 13:26 UTC 版)

宮城県道118号名取村田線(みやぎけんどう118ごう なとりむらたせん)は、宮城県名取市から宮城県柴田郡村田町を結ぶ一般県道である。
路線概要
県道仙台名取線(旧国道4号)を起点として西に進む。なお、起点から東側では信号一つ先で国道4号仙台バイパスと接続しているが、この区間は県道ではない。宮城県道39号仙台岩沼線との重複区間を過ぎた辺りから、災害復旧工事で改良された区間と未改良区間が樽水ダムを過ぎた辺りまで混在する。樽水ダムより先、宮城交通菅生バス停付近にかけては道幅の狭い峠道となっている。なお、村田町菅生で県道仙台村田線と合流するが、村田町中心部までは同線との重複区間となっている。[1]
1987年(昭和62年)2月、東北本線と交差し、当線の一部を構成する都市計画道路田高増田線に跨線橋「名取高架橋」(L=183.8 m、W=12.8 m、Google マップ)が完成した[2][3]。
- 起点:宮城県名取市田高(交差点=宮城県道273号仙台名取線(旧国道4号)交点)
- 終点:宮城県柴田郡村田町村田(交差点=宮城県道31号仙台村田線終点)
- 実延長:12,563.4 m[4]
- Google マップ
異常気象時通行規制区間
- 名取市高舘川上~村田町菅生(L=7.2km) 時間雨量30mmまたは累加雨量150mmで通行止め[4]
歴史
- 1958年(昭和33年)3月31日 - 一般県道35号「名取村田線」として認定される。[5]
- 1976年(昭和51年)4月1日 - 建設省から、県道菅生折立線及び名取村田線の一部が仙台村田線として主要地方道に指定される[6]。これに伴い、9月10日になされた仙台村田線の路線認定に合わせて、菅生以南終点までの区間が仙台村田線の区域に組み込まれる[7]が、名取村田線の道路区域から除外されないまま現在に至る。
- 1993年(平成5年)10月19日 - 県道番号が決定[8]され、従前の一般県道35号から、県道118号に変更される。(12月1日より施行)
地理
通過する自治体
接続する道路
- 宮城県道273号仙台名取線(名取市)
- 宮城県道258号仙台館腰線(名取市)
- 宮城県道39号仙台岩沼線(名取市)
- 宮城県道31号仙台村田線(村田町)
- 宮城県道25号岩沼蔵王線(村田町)
沿線の施設等
- ポッカサッポロフード&ビバレッジ(旧サッポロビール)仙台工場
- 名取市立第二中学校
- 宮城県農業高等学校
- 高舘郵便局
- 岩沼警察署高舘交番
- 名取市立高舘小学校
- 宮城県立名取支援学校
- 樽水ダム(増田川)
交通量[9]
令和3年度・12時間交通量
- 名取市田高字南 - 15,172台
脚注
- ^ “宮城県管内図(路線図)”. 2025年9月7日閲覧。
- ^ 名取の歴史 昭和60年代(名取市)
- ^ みやぎの土木史(宮城県土木部 2008年10月) p.13
- ^ a b 宮城県. “宮城県管理道路現況調書(みやぎの道路)”. 宮城県. 2025年9月7日閲覧。
- ^ 昭和33年宮城県公報号外第7号宮城県告示第144号
- ^ 昭和57年官報号外第28号建設省告示第694号
- ^ 昭和51年宮城県公報第6401号宮城県告示第858号
- ^ 平成5年宮城県公報第491号宮城県告示第1018号
- ^ “令和3年度 全国道路・街路交通情勢調査”. www.mlit.go.jp. 2025年9月7日閲覧。
関連項目
固有名詞の分類
宮城県道 |
宮城県道1号古川佐沼線 宮城県道136号北仙台停車場線 宮城県道118号名取村田線 宮城県道135号落合停車場線 宮城県道30号河北桃生線 |
- 宮城県道118号名取村田線のページへのリンク