篆刻とは? わかりやすく解説

てん‐こく【×篆刻】

読み方:てんこく

[名](スル)石・木などの印材に字を刻すること。書画などに用い印章に、多く篆書体文字刻するのでいう。印刻


篆刻

読み方:テンコク(tenkoku)

木・石などの印材に文字を彫ること


篆刻

読み方:テンコク(tenkoku)

書画などの雅事に用い篆書をもって印章刻すること。


篆刻

主に石の印材篆書文様などを彫刻する古来技法美術一分野をなしており、特に雅趣重んじている。

篆刻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/01 15:59 UTC 版)

篆刻(てんこく)とは、印章を作成する行為である。中国を起源としており、主に篆書を印文に彫ることから篆刻というが、その他の書体や図章の場合もある。また金属(など)を鋳造して印章を作成する場合も篆刻という。その鋳型に彫刻を要するからである。彫刻が結合した工芸美術としての側面が強く、特に文人の余技としての行為を指す。現代でも中国・日本を中心に篆刻を趣味とする人は多い。




「篆刻」の続きの解説一覧

篆刻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 06:44 UTC 版)

柴田政太郎」の記事における「篆刻」の解説

14歳頃、あるいは20代頃に篆刻を始めたといわれ、後に漢時代印譜から学んだ吳昌碩傾倒したともされる岡素岳、濱村藏六知り合う犬養柴田の篆刻を愛用し1926年奉天派勅令派の和議議定書柴田作品で印を押している。1929年には西馬音内呼ばれた中国篆刻家である銭痩鉄からも激賞されている。作品はほぼ無償譲渡されていたとされる

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篆刻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 02:21 UTC 版)

黄檗美術」の記事における「篆刻」の解説

詳細は「日本の篆刻史」を参照 書と同様に黄檗僧は篆刻にも巧みであったが、独立性易正しい篆法を説き石印材に刻する印法をもたらした以降日本に篆刻芸術開花した。よって独立は「日本篆刻の祖」とされる

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篆刻

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 07:42 UTC 版)

文人」の記事における「篆刻」の解説

詳細は「篆刻#歴史」および「篆刻」を参照 中国における印章歴史古く確実に戦国時代までその起源遡ることができる。初期の頃除けばその発達は書と同じく文人の手中にあったといって過言ではなく、その芸術性求める篆刻においては当然文人独擅場であった唐代には既に印章美術的論じた文献みられるが、北宋米芾がはじめて篆刻した文人みなされている。宋代隆盛した文人画総合芸術であり詩書画に加え印章にも同様の高い芸術性求められ文人雅俗認識鋭く及ぶようになった。しかし、硬い印材しか知られていなかったため自分で刻むことは難しく字入れして職人依頼して作成せざるを得なかった。このため米芾後で文人余技として一般的になったのは遥かに時代下がった中期以降である。元末に王冕印刻適した柔らかい石材青田石)を発見し自身で篆刻するようになる明代になり流通発達したことでこの柔らかい印材容易に入手できるうになると、文彭らの努力もあってようやく篆刻が文人余技として広まったその後清末までに各地諸流派が生まれ多く優れた篆刻家誕生した。たとえば清代最後文人と言われる呉昌碩詩書画に印を加えたすべてを能くしたことから四絶と讚えられた。 篆刻は最も後発文人技芸といえるが、これは中国社会経済的な興隆産業の発達技術革新無縁ではない。

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