わに‐ぐち【×鰐口】
鰐口
主名称: | 鰐口 |
指定番号: | 985 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1959.06.27(昭和34.06.27) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | 文永十年癸酉五月廿日の刻銘がある |
員数: | 1口 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 文永10年〈1273) |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
鰐口
主名称: | 鰐口 |
指定番号: | 995 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1959.06.27(昭和34.06.27) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1口 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
鰐口
主名称: | 鰐口 |
指定番号: | 2025 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1959.12.18(昭和34.12.18) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | 奥州会津蜷河庄塔寺八幡宮之鰐口、奉鋳大檀那三浦葦名性覚、大工円性至徳二二年〈丁/卯〉十一月十五日の |
員数: | 1口 |
時代区分: | 南北朝 |
年代: | 至徳4年(1387) |
検索年代: | |
解説文: | 南北朝時代の作品。 |
鰐口
主名称: | 鰐口 |
指定番号: | 2044 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1959.12.18(昭和34.12.18) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | 奉寄進鰐口周防刕山口今八幡大菩薩御宝前、大檀那多々良義隆、天文三年〈甲/午〉卯月上旬葦屋金屋大 |
員数: | 1口 |
時代区分: | 室町 |
年代: | 天文3年(1534) |
検索年代: | |
解説文: | 室町時代の作品。 |
鰐口
主名称: | 鰐口 |
指定番号: | 2235 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1968.04.25(昭和43.04.25) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | 大鷹宮鰐口、正応六年三月五日の銘がある |
員数: | 1口 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 正応6年(1293) |
検索年代: | |
解説文: | 鰐口は神社仏閣の堂前の廂の下にかけられ打ち鳴らされるもので、金鼓とも呼ばれている。ここにあげた二口は、共に鎌倉時代の大形の部類に属するもので、その形姿、特徴は、対照的である。 前者は、肩が厚く角が強く張り、面は甲盛りが低く、八葉複弁の撞座【つきざ】だけを肉高に鋳出した豪壮な形姿で、その銘文中に「鰐口」と刻銘された初見例でもあって、貴重な資料である。 後者は、肩が中央に高く鎬【しのぎ】が立ち、面は豊かに甲盛りがつき、八葉複弁の撞座を中心に二条の圏線を三か所に、耳は片面出しで、総体に技巧に富んだ大作で、右肩に「浄福寺金口 文永十年云云」の刻銘があり、総体の形姿のよい鎌倉時代(文永十年-一二七三)の典型的な優作である。 |
鰐口
主名称: | 鰐口 |
指定番号: | 2237 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1968.04.25(昭和43.04.25) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | 浄福寺金口、文永十年十一月日の銘がある |
員数: | 1口 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 文永10年(1274) |
検索年代: | |
解説文: | 鰐口は神社仏閣の堂前の廂の下にかけられ打ち鳴らされるもので、金鼓とも呼ばれている。ここにあげた二口は、共に鎌倉時代の大形の部類に属するもので、その形姿、特徴は、対照的である。 前者は、肩が厚く角が強く張り、面は甲盛りが低く、八葉複弁の撞座【つきざ】だけを肉高に鋳出した豪壮な形姿で、その銘文中に「鰐口」と刻銘された初見例でもあって、貴重な資料である。 後者は、肩が中央に高く鎬【しのぎ】が立ち、面は豊かに甲盛りがつき、八葉複弁の撞座を中心に二条の圏線を三か所に、耳は片面出しで、総体に技巧に富んだ大作で、右肩に「浄福寺金口 文永十年云云」の刻銘があり、総体の形姿のよい鎌倉時代(文永十年-一二七三)の典型的な優作である。 |
鰐口
主名称: | 鰐口 |
指定番号: | 2474 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1981.06.09(昭和56.06.09) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | 弘安六年十月十八日大工西善の刻銘がある |
員数: | 1口 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 弘安6年(1283) |
検索年代: | |
解説文: | 鰐口は始め金鼓【きんこ】、金口【ごんぐ】と称され、堂前につるして打鳴らすものである。これは肩が厚く、甲盛【こうもり】が高く、中央に八葉複弁の撞座を鋳出した大形の鰐口である。鎌倉時代以前の鰐口は少ないが、それらの中でも製作が優れ、様式に鎌倉時代の特色がよく示された優品である。 |
鰐口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 12:17 UTC 版)

鰐口(わにぐち)とは仏堂の正面軒先に吊り下げられた仏具の一種である。神社の社殿で使われることもある。金口、金鼓とも呼ばれ「鰐口」の初見は正応6年(1293年)銘をもつ宮城県柴田郡大河原町にある大高山神社のもの(東京国立博物館所蔵)。
金属製梵音具の一種で、鋳銅や鋳鉄製のものが多い。鐘鼓をふたつ合わせた形状で、鈴(すず)を扁平にしたような形をしている。上部に上から吊るすための耳状の取手がふたつあり、下側半分の縁に沿って細い開口部がある。金の緒と呼ばれる布施があり、これで鼓面を打ち誓願成就を祈念した。鼓面中央は撞座と呼ばれ圏線によって内側から撞座区、内区、外区に区分される。
現存する最古のものは、長野県松本市宮渕出土の長保3年(1001年)銘のもの。
参考文献
- 香取忠彦「鰐口」『国史大辞典』
鰐口(流山市指定有形文化財 第3号)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/04 06:58 UTC 版)
「成顕寺」の記事における「鰐口(流山市指定有形文化財 第3号)」の解説
龍王堂正面にある鋳銅製の大型(直径90センチ)鰐口。文政7年(1824年)年在銘。1980年に指定。
※この「鰐口(流山市指定有形文化財 第3号)」の解説は、「成顕寺」の解説の一部です。
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