論理回路とは? わかりやすく解説

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ろんり‐かいろ〔‐クワイロ〕【論理回路】

読み方:ろんりかいろ

logic circuit論理演算を行う、コンピューターなどの電気回路電流流れれば真、流れなければ偽などと対応させる論理和オア回路論理積アンド回路否定ノット回路排他的論理和エックスオア回路否定論理和ノア回路否定論理積ナンド回路などのほか、それらを組み合わせたものもある。


ろんりかいろ 論理回路 logic circuit

電子回路リニヤ回路と論理回路とに分けることができる。リニヤ回路入力信号大きさ対応した出力信号連続して得られる普通の増幅回路である。論理回路は「ロジック回路」と呼ばれ、1と0の信号使って論理演算記憶伝送変換などの操作をするもの。オンオフの状態が判別できればよい。威力発揮するのは電子計算機電子交換機など。

論理回路(スイッチ回路)

電子計算機基本回路スイッチ組み合わせ回路など2値的に量子化された信号を扱う回路の総称で、動作解析設計論理計算広く利用されるのでこの名がある。SFQ回路多くは、この論理回路であり、SFQ(単一磁束量子)パルス有無デジタル信号の「1」「0」に対応させている

論理回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 03:00 UTC 版)

論理回路(ろんりかいろ、: logic circuit)とは、ディジタル電子回路による、論理演算や記憶を行う回路である[注 1]


注釈

  1. ^ リレーによるものは「電子回路」というよりは「電気回路」だが、この記事ではほとんど扱わない。また真理値が連続的な値をとる(アナログな)論理を扱う論理回路や、アナログ電子回路による論理回路、流体素子光コンピューティングといった電気以外による論理演算の提案などについても、以下の説明では全く考慮していない。
  2. ^ ワイヤードORなどは論理素子による実装ではない。
  3. ^ そのようにすると、たとえば図で、2入力1出力のANDの3個の端子全てに小丸が付いていた場合、負論理として見ると論理積の働きをしている(電気的にはORゲートである)ということがわかりやすくなり都合が良い。
  4. ^ : logic diagram
  5. ^ 「組み合わせ論理回路」ともいう。
  6. ^ : data selector
  7. ^ : demultiplexer
  8. ^ : full adder
  9. ^ : half adder
  10. ^ : full subtracter
  11. ^ : comparator
  12. ^ : filled code counter
  13. ^ : unfilled code counter
  14. ^ : linear feedback shift register
  15. ^ : wired OR
  16. ^ : buffer
  17. ^ : bus transceiver
  18. ^ : line driver/receiver
  19. ^ : 3-state buffer
  20. ^ : high impedance
  21. ^ : Schmitt trigger
  22. ^ : sequencer
  23. ^ 2部構成

出典

  1. ^ a b c d e f 松田勲著 『ディジタルIC回路の基礎』 技術評論社 2005年7月1日 初版第5刷発行 ISBN 4-7741-0804-9
  2. ^ 最新汎用ロジック・デバイス規格表 CQ出版社 2006年1月1日発行 ISBN 4-7898-4459-5
  3. ^ TI SN74HC74 データシートTI SN74LS279A データシート
  4. ^ 山田昭彦、「スイッチング理論の原点を尋ねて -シャノンに先駆けた中嶋章の研究を中心に-」 『子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ Fundamentals Review』 2010年 3巻 4号 p.4_9-4_17, doi:10.1587/essfr.3.4_9


「論理回路」の続きの解説一覧

論理回路(ロジカルダッシュ / Logical Dash)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 08:58 UTC 版)

Hyper→Highspeed→Genius」の記事における「論理回路(ロジカルダッシュ / Logical Dash)」の解説

対人未来予測能力観察した結果からあらゆる可能性予測できる

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論理回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 15:44 UTC 版)

FIFO」の記事における「論理回路」の解説

論理回路では、データ流れ方向一方向であるという特性のある記憶装置として、バッファリング使われる実現方法としては、シフトレジスタのようにデータ全体一方向に動くという方法と、アドレス付けされたメモリと書込み・読出しの各ポインタ制御ロジック組み合わせる方法がある。 重要な役割果たしているFIFOとしては、デュアルポートSRAMがある。一方ポートライト使われ、もう一方リード使われる同期FIFOリードライトに同じクロック使用するものである。非同期FIFO異なったクロック使用する非同期FIFO準安定問題はらんでいる。非同期FIFOでは書込み・読出しポインタ番地変化インクリメントではなくグレイコード使い安定した信号生成ができるようにする。 FIFOはいくつかのフラグ付属するフラグFIFOの状態を表しいっぱいになっているとか、もうすぐいっぱいになるとか、ほとんど空だとかいうことを示す。空き設定した容量以下・以上になったら割込み起こすよう設定できるものも多い。

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「論理回路」を含む「FIFO」の記事については、「FIFO」の概要を参照ください。

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