《論理回路》
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:03 UTC 版)
「ウィザーズ・ブレイン」の記事における「《論理回路》」の解説
《論理回路》とは、《情報制御理論》に基づき《情報の海》に干渉できる幾何学的なパターンを組み合わせ、限定的な《情報制御》を行うための模様。物体に刻印することで「大きな空間をごく小さな場所に押し込める」「銃弾の加速性を上げる」「物体の強度を高める」など通常の物理法則を超えた様々な効果を発揮する。 精密さが必要なため、原子や分子単位で模様を調整する必要があり、特に金属に刻印されることが多いが、金属以外の固体はもちろん、液体や気体と言った不定形の物質など、“模様”を形成できるものであれば、およそどんなものでも《論理回路》を形成できる。また、固体に刻印した《論理回路》は効果も固定されるが、時間とともに変化する流動的な物質で形成された《論理回路》は、時間の変化に伴い《情報制御》が同時に行われるため、より大きな効果を持つ。 ヘイズの『破砕の領域』『虚無の領域』は空気分子を“音”で位置調整して《論理回路》を生成し、時間とともに変化させることでより大きな効果を得ている。 「論理回路」と呼ばれる物は実在するが、ここで説明する《論理回路》とは無関係である。詳しくは論理回路を参照。 変異同素体、不安定同素体 《論理回路》によって分子構造を「“本来ありえない形”に固定することで作られた物質。当然ながら《論理回路》が壊れれば崩壊する。ミスリル 銀の変異同素体。情報的にも物理的にも高い強度を持ち、主に騎士剣の刀身など刃物に使われている。 メルクリウス 水銀の変異同素体。《論理回路》により疑似的な生体情報を付加されているため、ゴーストハックを受けるのに最も適した性質を持っているが、〈騎士〉の情報解体には弱いらしい。〈人形使い〉の搭乗を前提として建造された飛行艦艇[ウィリアム・シェイクスピア]の外装にも用いられている。 〈人形使い〉も参照。
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