〈人形使い〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 05:03 UTC 版)
「ウィザーズ・ブレイン」の記事における「〈人形使い〉」の解説
仮想精神体制御特化型《魔法士》。すなわち《情報の海》にゴースト(仮想精神体、仮想意識)と呼ばれる“魂”を生成し、魂を持たない無生物に取りつかせ一時的に生物化させる能力を持つ。一般的な《魔法士》の型の一つで、大戦期には最も多く生産され、一般兵の部隊に対して多大な戦果をあげたが、そのため敵の〈騎士〉の標的となり、ほとんどが戦死した。 作中ではエドワード・ザインのほか、各シティ自治軍に所属する端役の軍人など、数多く登場する。 ☆ゴーストハック ゴースト(仮想精神体、仮想意識)を無生物に侵入(ハック)させて生物化し、《情報の海》側から支配する能力。ゴーストには命令や目的などを設定でき、ゴーストハックされた無生物はゴーストの設定に従って、自律的に行動する。 通常はイメージしやすいという事で腕や手などの生物的な形状を取るが、高レベルの能力者ならばネジなどの無機質な形状でも操れる。コンクリートを軟化させクッションのように変える事も出来る。ただし生物化できる時間は短く、命令を出し続けなければ十秒足らずで崩壊してしまうため、多くの場合兵器の制御コンピュータを乗っ取り脳の代用とすることで生物化を持続させる。 なおゴーストハックに支配した物質を強化するような作用はなく、そのため支配した物質の持つ本来の強度が、そのまま攻撃力や防御力に直結する。 メルクリウス シティ・ロンドンが開発した〈人形使い〉が最も使いやすい金属。エドワード・ザインが乗る雲上航行艦[ウィリアム・シェイクスピア]の外装部分に使われている。《論理回路》の項も見よ。
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