ビット演算とは? わかりやすく解説

ビット演算

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/04 06:02 UTC 版)

ビット演算(ビットえんざん、: bitwise operation)とは、主にコンピュータで行われる演算のひとつで、データをビット列(つまり0か1が多数並んだもの)と見なして、各ビットの移動やビット単位での論理演算を行うもの[1]




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ビット演算

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排他的論理和」の記事における「ビット演算」の解説

ビットごとの排他的論理和は、コンピュータ上でビット演算を行っている場合に、特定のビットだけを反転させるのによく用いられる。ある数値と、その数値ビット反転させたい部分を 1 にした数値との排他的論理和をとると、指定した部分反転した数値得られる: 0011 ( 2 ) ⊕ 0110 ( 2 ) = 0101 ( 2 ) {\displaystyle 0011_{(2)}\oplus 0110_{(2)}=0101_{(2)}} 多くプロセッサで、レジスタゼロにする場合に、直接ゼロ書き込むより、自分自身とのXORをとってゼロとするほうが(コードサイズや速度などで)有利な場合がある。 X ⊕ X = 0 {\displaystyle X\oplus X=0} ビットごとの排他的論理和によって、多数入力における偽の個数奇数偶数パリティ)が検出できるので、誤り検出用いられる。この目的排他的論理和論理ゲート)を樹枝状に接続した回路をパリティツリーという。 ビットごとの排他的論理和特定ビットの反転操作なので、2回繰り返せ元に戻る。つまり ( P ⊕ K ) ⊕ K = P {\displaystyle (P\oplus K)\oplus K=P} これは、結合法則によって、次のとおりに証明できる。 ( P ⊕ K ) ⊕ K = P ⊕ ( K ⊕ K ) = P {\displaystyle (P\oplus K)\oplus K=P\oplus (K\oplus K)=P} この性質は便利であってさまざまな応用がある。単純なものでは、(現代では有用性ほとんどないが)2個のレジスタ内容を他の資源使わず交換できるXOR交換アルゴリズム」があり、データ構造では「XOR連結リスト」がある。

※この「ビット演算」の解説は、「排他的論理和」の解説の一部です。
「ビット演算」を含む「排他的論理和」の記事については、「排他的論理和」の概要を参照ください。

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