太平洋プレートとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 地理 > 地形 > プレート > 太平洋プレートの意味・解説 

たいへいよう‐プレート〔タイヘイヤウ‐〕【太平洋プレート】


太平洋プレート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/02 10:19 UTC 版)

太平洋プレート
海洋プレートの年齢。北緯15度、東経155度付近は最も古い青色となっている。

太平洋プレート(たいへいようプレート、: Pacific Plate)は、太平洋の海底の地殻及びマントル上方のリソスフェアを形成する海洋プレートである。

概要

南緯55度以南を東西に走る太平洋南極海嶺チリ沖のイースター島からカリフォルニア湾まで連なる東太平洋海嶺を中央海嶺として約1.9億年前、すなわち中生代ジュラ紀のころに誕生し、拡大し続けたプレートである。現在北緯15度、東経155度(マリアナ海溝付近)にプレートの最古の部分が残されていると考えられている。

太平洋プレートの北半球のハワイ諸島の位置にはホットスポットがあり、太古の海底火山の列がハワイ諸島の北西延長線上から、くの字に折れ曲がるようにしてカムチャツカ半島の付け根・アリューシャン列島の方向へ向かって並んでいる。このうちハワイに近い位置のものは「ハワイ海嶺」、北緯33度あたりで北北東へ向かう海山の列を「天皇海山列」と呼んでいる。これはプレートの移動の歴史を示すもので、最初プレートが北に向かって移動していたものが西に移動するようになったことを示している。ホットスポットによって形成された海山の列の方向が変わったのは、インドプレートユーラシアプレートにぶつかった4000万年前のこととする説が有力となっている。

周辺のプレートとの関係

参考文献

関連項目

外部リンク


「太平洋プレート」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



太平洋プレートと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「太平洋プレート」の関連用語

太平洋プレートのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



太平洋プレートのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの太平洋プレート (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS