forwarder
「forwarder」の意味・「forwarder」とは
「forwarder」とは、物流業界で用いられる専門的な用語である。具体的には、輸送手段を組み合わせて貨物を送り届ける業者を指す。例えば、トラック、船、飛行機などを使用して、荷物を出発地から目的地まで運ぶ。その役割は、輸送手段の選択、ルートの最適化、必要な書類の準備など、複雑な輸送プロセスをスムーズに進めることである。「forwarder」の発音・読み方
「forwarder」の発音は、IPA表記では /ˈfɔːrwərdər/ となる。IPAのカタカナ読みでは「フォーワダー」と読む。日本人が発音するカタカナ英語では「フォワーダー」となる。「forwarder」の定義を英語で解説
A 'forwarder' is a professional in the logistics industry who arranges for the transportation of goods by combining various modes of transport. They are responsible for selecting the mode of transport, optimizing the route, and preparing the necessary documents to ensure a smooth transport process.「forwarder」の類語
「forwarder」の類語としては、「freight forwarder」や「shipping agent」がある。これらも同様に、輸送手段を組み合わせて貨物を送り届ける業者を指す。ただし、それぞれの業者が担当する範囲や専門性は異なることがある。「forwarder」に関連する用語・表現
「forwarder」に関連する用語としては、「logistics」、「transportation」、「cargo」などがある。これらは物流業界で一般的に使われる用語で、「forwarder」の業務内容を理解する上で重要である。「forwarder」の例文
1. The forwarder arranged for the goods to be shipped by sea.(フォワーダーは、商品を海路で輸送する手配をした。)2. We hired a forwarder to handle the logistics of our international shipments.(我々は国際輸送の物流を担当するためにフォワーダーを雇った。)
3. The forwarder is responsible for preparing the necessary shipping documents.(フォワーダーは必要な輸送書類の準備を担当する。)
4. The forwarder optimized the shipping route to reduce costs.(フォワーダーはコストを削減するために輸送ルートを最適化した。)
5. The forwarder ensured that the cargo was delivered on time.(フォワーダーは貨物が時間通りに配達されることを確認した。)
6. The forwarder coordinated with various transportation companies.(フォワーダーは様々な輸送会社と調整を行った。)
7. The forwarder provided us with a detailed report of the shipping process.(フォワーダーは我々に輸送プロセスの詳細な報告を提供した。)
8. The forwarder played a crucial role in our supply chain.(フォワーダーは我々のサプライチェーンにおいて重要な役割を果たした。)
9. The forwarder was experienced in handling complex shipments.(フォワーダーは複雑な輸送を扱う経験が豊富であった。)
10. The forwarder was able to quickly resolve any issues that arose during the shipping process.(フォワーダーは輸送プロセス中に生じた問題を迅速に解決することができた。)
フォワーダー
フォワーダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/14 05:41 UTC 版)

フォワーダー(英: Forwarder)、貨物フォワーダー(英: Freight forwarder)とは、運輸業における貨物利用運送事業者のことであり、荷主から貨物を預かり、他の業者の運送手段(船舶、航空、鉄道、貨物自動車など)を利用し運送を引き受ける事業者を指す[1]。それ自体は運送を直接的には行なわない業者である。[1]
一般的には貨物利用運送事業者のうち国際輸送を取扱う業者を指す。航空輸送を得意とする業者をエア・フレイト・フォワーダー(航空貨物混載事業者)、海上輸送を得意とする業者を非船舶運航業者(NVOCC、Non-Vessel Operating Common Carrierの略、NVと略されることもある)と呼ぶこともある。
業界団体
- 世界フォワーダー協会 (FIATA)
- 一般社団法人国際フレイトフォワーダーズ協会 (JIFFA) - 国際貨物フォワーダー
- 一般社団法人航空貨物運送協会 (JAFA) - 航空フォワーダー
世界
順位 | 事業者 | 収入 (US$ Millions) | 海運 (TEUs) | 航空 (Metric Tons) |
---|---|---|---|---|
1 | キューネ・アンド・ナーゲル | 40,838 | 4,613,000 | 2,220,000 |
2 | DHL Supply Chain & Global Forwarding | 37,707 | 3,142,000 | 2,096,000 |
3 | DSV | 28,901 | 2,493,951 | 1,510,833 |
4 | DBシェンカー | 27,648 | 2,003,000 | 1,438,000 |
5 | Sinotrans | 19,097 | 3,940,000 | 804,000 |
6 | Expeditors | 16,523 | 1,047,725 | 1,047,200 |
7 | C.H. Robinson | 22,356 | 1,500,000 | 300,000 |
7 | CEVA Logistics | 12,000 | 1,269,000** | 474,000 |
7 | 日本通運 | 18,612 | 747,624 | 971,763 |
8 | Kerry Logistics | 10,516 | 1,229,298 | 520,415 |
9 | UPS Supply Chain Solutions | 14,639 | 620,000 | 988,880 |
10 | GEODIS | 11,900 | 900,866 | 346,667 |
11 | 近鉄エクスプレス | 9,010 | 715,418 | 728,534 |
12 | Hellmann Worldwide Logistics | 4,718 | 977,500 | 652,100 |
13 | Allcargo Logistics | 2,741 | 952,000** | 901,000 |
14 | Bolloré Logistics | 5,701 | 826,000 | 656,000 |
15 | CTS International Logistics | 3,822 | 1,051,297 | 416,190 |
16 | 郵船ロジスティクス | 7,788 | 742,000 | 410,000 |
17 | LX Pantos | 6,541 | 1,658,000 | 142,000 |
18 | DACHSER | 8,333 | 530,000** | 365,000 |
19 | AWOT Global Logistics Group | 4,058 | 250,310 | 486,216 |
20 | Logwin | 2,184 | 715,000 | 182,000 |
21 | 日立物流 | 5,995 | 441,000 | 148,000 |
22 | トール・ホールディングス | 6,300 | 523,300 | 117,400 |
23 | Worldwide Logistics Group | 1,905 | 840,060 | 129,732 |
欧州
- DHL[3] - もともと航空機を特に得意としているが、船舶も守備範囲とするようになり、どちらも大規模に行っているフォワーダー
- キューネ・アンド・ナーゲル[3] - 世界100カ国以上の地域で、海上・航空輸送を中心としたロジスティクスソリューションを提供するフォワーダー企業。スイスのシュヴィーツ州に本社を置いている。
- DSV[3] - 陸海空のロジスティクスサービスを提供する、世界有数の規模を持つ物流会社。デンマークのコペンハーゲン近郊に本社を置く
- DBシェンカー[3] - 元はドイツの鉄道貨物主体の企業であったが、その後陸運・海運にも事業を拡大し、現在では従業員数8万8,000人を越す欧州最大の物流会社となっている。
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アメリカ合衆国
荷物をアメリカ合衆国(米国)から、あるいは米国へと運ぶ業者は、米国のen:Federal Maritime Commissionからen:Ocean transportation intermediaryのライセンスを得なければならない。Ocean transportation intermediaryには、ocean freight forwarder(海上貨物フォワーダー)と non-vessel-operating common carrier(NVOCC)がある。 ocean freight forwarderは、米国からの貨物を一般運送業者を介して発送したり、荷送人に代わってそれらの貨物用のスペースを予約したり手配する、米国内の個人または企業、と定義されている[4]。ocean freight forwarder は、貨物関連の文書(ドキュメント)の作成および事務処理を行う。 一方、NVOCCのほうは「海上輸送を提供するために、一般に向けて、独自の船荷証券または同等の文書を発行するが、貨物を輸送する船舶を運航しない運送業者」 または「貨物の移動に関与する船舶運航の一般運送業者と関係のある荷送人」と定義されている[4]。
日本国内
種別 | 取扱量(万トン) | 事業者数 |
---|---|---|
国際海運 | 2,999 | 223 |
国際航空 | 128 | 73 |
国内航空 | 76 | 54 |
鉄道 | 6,427 | 700 |
日本では貨物利用運送事業法を根拠とする貨物利用運送事業に該当する。
荷物を送りたい顧客は、用途ごとに 船舶/航空機 を使い分けることを望んでいるので、現在ではほとんどのフォワーダーが海上、航空双方のサービスを取り扱っている。
日系のフォワーダーも、海外大手フォワーダーの日本支店も利用できる。
海運
船会社の代理店業務から多種な業務に派生し、現在に至っている。大手としては日本通運、近鉄エクスプレスなど。
航空
日本では利用航空運送事業者(CONSOLIDATOR)、航空貨物混載業者などの名称で呼ばれる。航空会社の貨物代理店業務を本来の趣旨として発足。不特定多数の荷主から集めた貨物を集約し、同一空港宛の貨物をまとめて航空会社と輸送契約を結ぶ。航空会社からはスケールメリットを活かした輸送運賃を仕入れることができる。また、個別荷主の実重量と容積重量を組み合わせることで混載差益を発生させることができる。現在では通関業務、集配送業務、倉庫業務なども行っている。日系大手としては、日本通運(日通航空)、近鉄エクスプレス、郵船ロジスティクスで50%近い業界シェアを占めている。
鉄道
脚注
- ^ a b “貿易・投資相談Q&A物流業者の種類と概要:日本”. JETRO. 2023年9月閲覧。
- ^ A&A’s Top 25 Global Freight Forwarders List - Armstrong & Associates Inc.(2019年) 2020年7月24日閲覧。
- ^ a b c d e Armstrong and Associates, A&A’s Top 25 Global Freight Forwarders List
- ^ a b “Ocean Transportation Intermediaries”. Federal Maritime Commission. U.S. Government. 2016年4月20日閲覧。
- ^ 『貨物利用運送事業の動向について』(レポート)国土交通省、2007年3月27日 。
関連項目
外部リンク
フォワーダー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/06 02:57 UTC 版)
「IceWall SSO」の記事における「フォワーダー」の解説
リバースプロキシとして動作するCGIプロセス。Webブラウザーから受け取ったhttp/httpsリクエストを後段のWebアプリケーションへ転送する。後述する認証モジュールと通信してログイン処理やアクセスの認可処理も行う。
※この「フォワーダー」の解説は、「IceWall SSO」の解説の一部です。
「フォワーダー」を含む「IceWall SSO」の記事については、「IceWall SSO」の概要を参照ください。
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