DBシェンカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/27 03:21 UTC 版)
![]() |
|
種類
|
物流 |
---|---|
業種 | ロジスティクス ![]() |
前身 | Schenker AG, Railion[1] |
設立 | 2007年12月 ![]() |
本社 | 、 |
事業地域
|
Worldwide Rail: Europe |
製品 | 鉄道・物流 |
売上高 | €19.8 billion[3] |
従業員数
|
94,600[3] |
親会社 | DSV |
ウェブサイト | www.dbschenker.com |

DBシェンカー(DB Schenker/デーベーシェンカー)は、デンマーク企業DSV傘下の貨物フォワーダーである。
ドイツ・ベルリンに本社を置くドイツ鉄道(ドイチェバーン)傘下の鉄道貨物主体の企業として創業。その後陸運・海運にも事業を拡大し、従業員数8万8,000人を越す欧州最大の貨物フォワーダーとなっている。DBは2022年にDBシェンカーを売却する意向を示し、現在ではDSVの完全子会社となった。
歴史
西ドイツ時代の1964年(昭和39年)に日本へも進出、その後2002年(平成14年)に西濃運輸との合弁企業「西濃シェンカー」を設立し、国際輸送事業を展開している。
シェンカーとは創業者の「Gottfried Schenker」からとられており、ドイツ語圏で一般的な名字である。このため、シェンカーと名のつく他の組織とは直接的なつながりは無い。
なお鉄道貨物輸送はDBカーゴが運営していた。
2024年9月13日 - DSVによる株式売買契約が締結されたことを発表した。買収完了は2024年末を予定し、買収予定金額は143億ユーロ(約2兆2,300億円)。
2025年4月30日 - DSVがドイツ鉄道からの買収が完了したことを公表した。これにより、5月1日よりDSVの連結財務諸表に組み込まれ、売上高でキューネ・アンド・ナーゲル(KN)を抜き、独DHLグループ、米UPSに次ぐ世界第3位の物流企業群となる。
脚注
- ^ “From the railroad and Gottfried Schenker to DB Schenker”. DB Schenker. 2014年4月16日閲覧。
- ^ “DB Mobility Logistics AG - Head Office DB Schenker”. DB Schenker. 2014年4月16日閲覧。
- ^ a b “Profile: Global Logistics Expertise with a Strong Rail Foundation”. About DB Schenker. DB Schenker (2012年8月30日). 2013年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月14日閲覧。
外部リンク
- DBシェンカーのページへのリンク