ヨーロッパにおける実例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/11 02:10 UTC 版)
ヨーロッパにおける複電圧車としては、以下の事例がある。 ユーロスプリンターの一部:シーメンス製の汎用電気機関車のシリーズで、その中に"ES64U2"型と呼ばれる、交流15kV16 2⁄3Hzと交流25kV50Hz対応の電気機関車が存在する。DBシェンカー社(ドイツ鉄道の貨物部門)182形や、オーストリア連邦鉄道1116形が、このタイプである。 TRAXXの一部:ボンバルディア・トランスポーテーション製の汎用電気機関車のシリーズで、その中に、交流15kV16 2⁄3Hzと交流25kV50Hz対応の電気機関車が存在する。DBシェンカー社の185形が、このタイプである。 ベルギー国鉄11形電気機関車:ベルギーのブリュッセルと、オランダのアムステルダムを結ぶ「ベネルクストレイン」用の電気機関車で、ベルギーの直流3,000Vと、オランダの直流1,500Vに対応。 アムステルダムのメトロの一部車両。直流600Vと750V。
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