arpaとは? わかりやすく解説

アルパ【(イタリア)・(スペイン)arpa】


ハープ[harp、arpa(伊)]

たいていの弦楽器響板と弦が平行だが、ハープの弦は響板から立ち上がるように張ってある。開放弦のまま奏されるのが普通である。腰掛けての上部を右肩もたせかけ両手小指以外の4指の指頭で弾く。ヨーロッパのハープは、1810年エラールによってダブル・アクション・ハープが発明されて、近代的完成をみたといえるペダル踏んでいないときは変音変ハ長調)、1段踏むと本位音2段踏むと嬰音になり、すべての半音作れようになった。ただし、本質的に全音階的楽器で、半音階的演奏構造制約がある。今日標準的なコンサート・ハープは4647弦で、ペダル7つある。また、アイルランド国民的な楽器となっているアイリッシュ・ハープは、ヨーロッパのハープの中でも独特な地方色名高い

Arpa

名前 アルパ

.arpa

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 23:04 UTC 版)

.arpa
施行 1985年
TLDの種類 インフラ用
現在の状態 利用可能
管理団体 IANA
後援組織 Internet Architecture Board
利用地域 IPアドレスの逆引きなどアドレスとルーティングパラメータの領域を掌る。(アメリカ国防総省国防高等研究計画局に由来する)
使用状況 一般ユーザーの目には見えない裏方として使われており、数も少ない。
登録の制限 指定されたインフラ用途のみに厳しく限定されている。
階層構造 -
関連文書 RFC 3172
紛争解決方針 None
ウェブサイト IANA .arpa info
テンプレートを表示

.arpaトップレベルドメイン (TLD) の一つで、インターネットのインフラのためだけに利用されている。このドメインは、Webサイトが登録されているような一般的なTLDと違い、IPアドレスからホスト名を調べる用途などに使われる。

.arpaドメインは、元々Domain Name System (DNS) への移行を円滑に進めるための一時的な方法として用いられたドメインである。ARPANETアメリカ国防総省国防高等研究計画局 (ARPA) によって生み出されたインターネットの前身で、DNSが1985年に導入されたとき、ARPANETのホスト名は末尾に.arpaが付け加えられドメイン名に変わった。正式なTLDとしてルートに登録されることは無かったが、他のネットワークでも、.uucpや.bitnetといった擬似ドメインをホスト名に加えるところがあった。このような形のドメイン名は他のより有益なTLDに置き換えることによって、早い段階で排除されていった。

しかしながら、in-addr.arpaがDNSの逆引きに使用されていたため、.arpaを削除・移行することは非現実的だということが分かった。一時は、.arpaを削除するために新しくインフラ用データベースが.intドメイン上に作られたこともあった(例えばIPv6の逆引き用にip6.intが予約された)。しかし2000年5月に、この方針は撤回され.arpaはインフラ目的のために存続することになり、.intは国際機関のためだけに使われることになった。新しい方針によると、バクロニムとして、.arpaはAddress and Routing Parameter Areaの略だということになった。

.arpa上のドメイン

e164.arpa
ENUM用。電話番号とURIを対応させるために使われる[1]。例えば、+81-3-1234-5678という電話番号を持つ電話機に接続するためのプロトコルと接続先ホストを調べるためには、8.7.6.5.4.3.2.1.3.1.8.e164.arpaをDNSに問い合わせればよい。設定されていれば、NAPTRレコード英語版にプロトコルと接続先ホストが登録されている。
home.arpa
ホームネットワーク用[2]
in-addr.arpa
IPv4アドレスのDNS逆引き用。例えば、198.51.100.162というIPアドレスを持つホストのホスト名を調べるためには、162.100.51.198.in-addr.arpaをDNSに問い合わせればよい。ホスト名の逆引きが可能であればPTRレコードにホスト名が登録されている。
iris.arpa
CRISP用。
ip6.arpa
IPv6アドレスのDNS逆引き用。例えば、2001:db8::1というIPアドレスを持つホストのホスト名を調べるためには、1.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.0.8.b.d.0.1.0.0.2.ip6.arpaをDNSに問い合わせればよい。ホスト名の逆引きが可能であればPTRレコードにホスト名が登録されている。
uri.arpa
DDDS (RFC 3405)で使用される、URIの正規表現を返すためのもの。例えば、http.uri.arpaをDNSに問い合わせると、httpプロトコルのURIの正規表現がNAPTRレコードで返される[3]
urn.arpa
DDDSで使用される、URNを引くためのもの。例えばpin.urn.arpaをDNSに問い合わせると、URN"pin"に対応するURIがNAPTRレコードで返される[4]

外部リンク


国防高等研究計画局

(arpa から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/11 12:52 UTC 版)

国防高等研究計画局(こくぼうこうとうけんきゅうけいかくきょく、Defense Advanced Research Projects Agency)は、軍用技術の開発および研究を行うアメリカ国防総省特別の機関である。日本語では防衛高等研究計画局国防高等研究事業局などとも表記される。略称はダーパDARPA)。ARPAの時期にインターネットの原型であるARPANET・全地球測位システムのGPSを開発したことで知られている。


  1. ^ About Us”. Defense Advanced Research Projects Agency (n.d.). 2019年9月29日閲覧。
  2. ^ Budget”. Defense Advanced Research Projects Agency (n.d.). 2023年5月2日閲覧。
  3. ^ Shorrock, Tim (2008). Spies for Hire: The Secret World of Intelligence Outsourcing. Simon and Schuster. p. 221. ISBN 9780743282246.
  4. ^ “動く標的を自動追尾、「かわせない銃弾」の実験に成功”. CNN. (2015年4月30日). https://www.cnn.co.jp/usa/35063929.html?tag=mcol;relStories 2017年6月24日閲覧。 


「国防高等研究計画局」の続きの解説一覧

ARPA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 19:23 UTC 版)

航海術」の記事における「ARPA」の解説

通常は、探知情報をレーダー・スクリーンにそのまま表示するだけだが、ARPA(Automatic Radar Plotting Aids)と呼ばれる装置によって探知対象記憶することで運動方向航跡表示する機能提供されるようになっている

※この「ARPA」の解説は、「航海術」の解説の一部です。
「ARPA」を含む「航海術」の記事については、「航海術」の概要を参照ください。


ARPA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 04:51 UTC 版)

ロバート・テイラー (情報工学者)」の記事における「ARPA」の解説

1965年NASAからARPAのIPTOに移り当初アイバン・サザランド補佐し間もなくIPTOを指揮するようになった。IPTOでは主要な大学企業研究所でのコンピュータ関連先端研究資金提供している。ARPAが資金提供したコンピュータ関連プロジェクトにはタイムシェアリングシステム (TSS) に関するものがあった。それは単一大型コンピュータ端末経由複数人同時に利用できるもので、従来パンチカード紙テープによるバッチ処理とは異な対話的利用形態である。ペンタゴンにあるテイラーオフィスには、MITTSS接続した端末カリフォルニア大学バークレー校TSS接続した端末サンタモニカSystem Development Corporationシステム接続した端末があった。それぞれユーザーコミュニティ形成しているのに気付いたが、どのコミュニティ互いに孤立していた。 テイラーはARPAが資金提供しているプロジェクト群を相互接続するコンピュータネットワーク構築し1つ端末全部通信できるようにしたいと考えたサザランド教職に戻ると、1966年6月テイラー正式にIPTOの管理者となった1966年2月には早くもネットワーク構築必要性をARPAの Charles M. Herzfeld に進言してプロジェクト予算確保しMITリンカーン研究所からローレンス・ロバーツ引き抜いてプロジェクト任せたロバーツ当初ワシントンD.C.に移ることに難色示したが、ARPAはリンカーン研究所多額資金提供しており逆らえなかった。このプロジェクトにはリックライダーも助言しており、また Wesley A. Clarkネットワークの各ノード専用コンピュータ Interface Message Processor配置し集中制御ではなく分散制御することを提案した。ARPAはこのシステム構築について見積依頼 (RFQ) を発行しBolt, Beranek and Newman (BBN) が受注することになったAT&Tベル研究所IBM研究部門にもプロジェクト参加打診があったが、興味を示さなかった。1967年関係者集めた会議開催されたが、ネットワーク接続される予定の各拠点それぞれの研究進捗影響が出るとして、このネットワーク試験抵抗示したJ・C・R・リックライダーテイラーは、1968年4月論文 "The Computer as a Communication Device"(通信装置としてのコンピュータ)を共同執筆して発表したインターネット未来を予見したこの論文次のような一文始まっている。 数年以内に、人々直接会うより効率的にマシン通してコミュニケートできるようになるだろう。 実際には、数年より若干時間かかって実現した。 あるときテイラーはARPAから、ベトナム戦争についての複数報告書間の矛盾について調査することを命じられた。35歳ながら民間人として地位にふさわしい「准将」の階級与えられ戦地であるベトナムにも数回赴いたサイゴンでは南ベトナム軍事援助司令部にコンピュータセンターを立ち上げるのを助けた。これにより戦地アメリカとの通信状況改善され報告はより一貫したものとなった。この仕事のため、1969年ARPANET始動した際にはプロジェクトから離れていた。 その後1年ほど、ユタ大学でARPAの資金コンピュータグラフィックス研究していたアイバン・サザランドの下で働いている。1970年次の職に就くためカリフォルニア州パロアルト引っ越した

※この「ARPA」の解説は、「ロバート・テイラー (情報工学者)」の解説の一部です。
「ARPA」を含む「ロバート・テイラー (情報工学者)」の記事については、「ロバート・テイラー (情報工学者)」の概要を参照ください。

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