teaser
「teaser」とは、「いじめる人」や「悩ます人」「じらす人」「難問」といった誰かをからかう人や意地悪でじらすようなもののことを意味する英語表現である。
「teaser」とは・「teaser」の意味
「teaser」とは、「いじめる人、悩ます人、じらす人、難問」といった意味を持つ英単語である。また、スラング的表現として「男性をじらす女性」という意味を持ち、日本の歌手・桑田佳祐が手掛けた曲「SHE'S BIG TEASER」のタイトルや歌詞において、そのような意味で「teaser」を用いられている。更に、マーケティング用語や広告用語としても用いられる。「teaser(マーケティング)」とは
「teaser(マーケティング)」とは、マーケティングにおいて用いられる用語である。具体的には「teaser広告(ティーザー広告)」や「teaser映像(ティーザー映像)」といったものがあり、それぞれ視聴者をじらすような仕掛け・仕組みを用いて、興味関心を引くことを目的とした広告や映像のことを示す。一般的な広告は、その商品やサービスについて詳しく理解できるように情報をまとめるが、「teaser広告」の場合は、情報の一部をあえて隠すことで、「隠された情報を知りたい」という欲求を呼び起こし、集客につなげることを狙いとしている。
また、昨今は「teaser site(ティーザーサイト)」と呼ばれる公開前の商品やサービスを紹介するWEBサイトの活用例も増えている。通常のWEBサイトとは異なり、「何のサイトであるか全く分からない」や「製品・サービスについてある程度推測はできるものの、詳細情報が分からない」といったスタイルをとることが多く、更に情報を小出しにして定期的に更新することで、より効果的に広告を行う傾向にある。
また、主にK-POP界隈で使われる用語として「Comeback teaser(カムバックティーザー)」がある。「comeback(カムバック)」とは「アイドルなどが活動を再開すること、新曲などを発表すること」を意味するが、韓国のアイドルグループは活動期間と休止期間を明確に分けるという特徴があるため、休止期間を終了して活動を再開させる「comeback(カムバック)」が頻繁に発生するという特徴がある。この時、活動再開に関する予告、特に新曲MVの一部を30秒ほどの映像にしたものを「Comeback teaser(カムバックティーザー)」と呼ぶ。
その他、「Official teaser(オフィシャルティーザー)」と呼ばれるものもある。権利者や販売元など、公式な立場にある人が作成した「teaser」であることを示す場合に使われる表現である。反対に、公式な立場にないファンや愛好家が個人的に作った「teaser」は「非公式teaser(unofficial teaser)」などと呼ばれて区別されている。
「teaser」の語源
「teaser」の語源は、「強くひっぱる」という意味を持つゲルマン祖語「taisijan」に由来するとされる。「teaser」の発音・読み方
「teaser」の発音記号は「tíːzər」であり、カタカナ読みすると「ティーザァ」となる。「teaser」の使い方・例文
「teaser」は「いじめる人、悩ませる人」といった意味を持つ英単語である。具体的には「The girl is a teaser.(その少女は意地悪だ)」や「He is a teaser to her.(彼は彼女を悩ませる存在だ)」といった使い方ができる。また、「(人を悩ませるような)難問」という意味があり、「brain-teaser」で「頭の体操・脳トレクイズ」を示す。このため、「It is a teaser.(それは難問だ)」や「She solved the teaser questions on that test.(彼女はそのテストの難問を解いた)」、「I bought a book of brain-teasers.(脳トレの本を買った)」といった使い方ができる。また、「teaser」はマーケティングや広告用語として用いられており、「teaser ad(ティーザー広告)」や「teaser video(ティーザー動画)」、「teaser site(ティーザーサイト)」などが該当する。そういったものを見た消費者の購買意欲を高める、興味関心を惹くという効果が期待されている。具体的には、「Have you seen the teaser for the new song?(新曲のティーザーを見た?)」や「We do promotion by teaser ads to promote sales.(私たちは販売促進のためにティーザー広告によるプロモーションをする)」、「The teaser site was buzzed.(ティーザーサイトがバズったぞ!)」といった使い方ができる。
ティーザー広告
別名:ティザー広告,ティーザー,じらし広告,覆面広告
【英】teaser
ティーザー広告とは、広告手法の一種で、情報を断片的にしたり小出しにしたりすることで、消費者の興味や好奇心を喚起しようとする手法のことである。
広告は一般的に、商品の機能や性能、価格などのセールスポイントを打ち出すが、ティーザー広告では具体的な情報を敢えて伏せ、それによって消費者が能動的に注意を向けることを狙いとしている。ティーザー広告の手法は発表前の商品の予告などで用いられる場合が多い。特に大手ブランドによるティーザー広告は、それ自体が大きな話題となる場合も少なくない。
ティーザー広告はテレビや街頭広告、Webサイトなど、様々な広告媒体で行われている。Web上でティーザー広告型のプロモーションを行っているWebサイトは、特にティーザーサイトなどと呼ばれる。映画やゲームなどの予告編として作成されたティーザー広告型のプロモーション映像は、ティーザートレイラー(teaser trailer)と呼ばれている。
ティーザー広告の手法によってプロモーションが行われた例としては、任天堂「Wii」のテレビCMや、米Microsoft「Zune」のティーザーサイトなどを挙げることができる。
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