スルザーとは? わかりやすく解説

スルザー

(Sulzer AG から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/07 05:26 UTC 版)

スルザー
Sulzer AG
スイス・ヴィンタートゥールの本社
種類 公開会社
市場情報 SIXSUN
本社所在地 スイス
8401
Neuwiesenstrasse 15
設立 1834年 (192年前) (1834)
業種 機械
代表者 Suzanne Thoma(CEO
外部リンク 公式ウェブサイト(英語)
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スルザー(ズルツァー、: Sulzer AG)は、スイスヴィンタートゥールに本社を置く機械メーカー1834年設立。各種ポンプ化学工業用装置・医療用器具の製造、タービンポンプコンプレッサーモーター発電機などのメンテナンスを手がける。スイス証券取引所上場企業(SIXSUN)。

組織

スルザーは4つの事業部門からなる。

ポンプ機械装置 (Pumps Equipment)
ポンプの製造・アフターサービス。
回転機械装置サービス (Rotating Equipment Services)
タービンポンプコンプレッサーモーター発電機などの回転機械装置のメインテナンス
ケムテック (Chemtech)
分離カラム、スタティックミキサーなどの化学工業向け装置の製造・アフターサービス。
アプリケーターシステムズ (Applicator Systems)
工業用注入器具の製造・アフターサービス。

歴史

スルザーは1834年、スイス・チューリヒ州ヴィンタートゥールでスルザー・ブラザーズ (Sulzer Brothers) 社として設立され、当初は紡績機や織機の製造を主要な事業としていた。その後、ルドルフ・ディーゼルによってディーゼルエンジンが発明されると、その特許を1893年に購入。そして1898年、スルザー最初のディーゼルエンジンが製造された。1930年代から1940年代にかけて、スルザーのディーゼルエンジンを搭載したディーゼル機関車ヨーロッパ南アメリカを中心に世界中で用いられた。日本においても船舶用、機関車用等で使用された。

1982年に織機事業をジョージフィッシャーから買収した。

1990年、ディーゼルエンジン製造部門を分離子会社化し、ニュー・スルザー・ディーゼル社 (New Sulzer Diesel, NSD) を設立した。1997年に同子会社はフィンランドのバルチラ・ディーゼル(Wärtsilä Diesel) と合併し、バルチラNSD(Wärtsilä NSD) となった。2000年に同社はバルチラ社(Wärtsilä Corporation)となった。2015年に中国船舶工業貿易有限公司(CSSC)と合併して、社名をヴィンタートゥール・ガス・ディーゼル(WinGD)に変更、翌2016年にCSSCがバルチラ所有の株式をすべて取得し、WinGDを100完全子会社化した。

2000年、タービン製造部門をMANグループに売却した。

2007年、ロシア企業のレノヴァがスルザーの筆頭株主となった。

2013年、表面処理事業をエリコンに売却した[1]

トヨタ産業技術記念館には1898年スルザー社製の定置式蒸気機関が展示される[2]

関連項目

DF50 1号機

脚注

  1. ^ エリコン、スルザーメテコを買収で合意”. メカニカル・テック (2014年3月10日). 2024年12月24日閲覧。
  2. ^ 蒸気機関

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