Shō Kyōとは? わかりやすく解説

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尚恭

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 01:52 UTC 版)

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尚恭

尚 恭(しょう きょう、1612年3月8日 -1631年3月22日)は、琉球王国第二尚氏王統王族。第8代尚豊王の長男。大和名は浦添王子朝良。

概要

1612年3月8日(万暦40年2月6日)、父・尚豊、母・我謝上森按司加那志の長男として誕生した。童名は真三良金、号は良春。最初玉城王子と称し、次に浦添王子と称した。第7代尚寧王世子(世継ぎ)がいなかったので、父・尚豊を差し置いて世子に選ばれた。しかし、尚寧王薨去時、尚恭はわずか9歳(数え年)であったため三司官・読谷山親方盛韶(毛氏冨川殿内5世)等が相談の上薩摩に進言して、父・尚豊が王位に就いた。

1631年3月22日(崇禎4年2月20日)、父に先立って20歳(数え年)で死去したため、王位に就くことはなかった。尚豊王のあとは、弟の尚賢が王位に就いた。尚恭長女の浦添翁主高嶺御殿の元祖となった。

家族

参考文献

  • 鄭秉哲『球陽』 球陽研究会編、角川書店〈沖縄文化史料集成5〉、1974年。
  • 比嘉朝進『士族門中家譜』 球陽出版社、2005年。

関連項目


正慶

(Shō Kyō から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 05:32 UTC 版)

正慶しょうきょうしょうけい)は、日本元号の一つ。持明院統(後の北朝)方で使用された。元徳の後、元弘の前。正慶元年/元弘2年(1332年)の4月28日(西暦5月23日)から正慶2年/元弘3年(1333年)の5月25日(西暦7月7日)までの期間を指す。この時代の天皇は光厳天皇であるが、先帝の後醍醐天皇は皇位継承を否定していた。鎌倉幕府将軍は守邦親王執権北条守時

改元

元徳3年8月9日ユリウス暦1331年9月1日)、後醍醐天皇は「元徳」から「元弘」へと改元した。しかし、後醍醐天皇が倒幕を企てると、鎌倉幕府は改元を認めず「元徳」を使い続けるとともに、9月20日10月22日)には皇太子の即位を要請して、光厳天皇が即位した。翌年、後醍醐天皇は隠岐に流され、元弘2年4月28日1332年5月23日)、光厳天皇は正慶に代始改元した。出典は『易経』益卦の注「以 中正有慶之徳 、有 往也、何適而不 利哉」[1]。勘申者は菅原公時、菅原長員[2]

しかし、正慶2年/元弘3年(1333年)、後醍醐天皇が還幸して鎌倉幕府は滅亡した。5月25日7月7日)に光厳天皇は退位し、正慶の元号は廃された。その翌年の元弘4年1月29日(1334年3月5日)には建武へと改元された。後醍醐天皇はこのとき、光厳天皇の即位と「正慶」の元号の無効を宣言した。

西暦との対照表

※は小の月を示す。

正慶元年(壬申 一月 二月※ 三月 四月※ 五月 六月 七月※ 八月 九月※ 十月 十一月 十二月※
元弘二年
ユリウス暦 1332/1/28 2/27 3/27 4/26 5/25 6/24 7/24 8/22 9/21 10/20 11/19 12/19
正慶二年(癸酉 一月※ 二月 閏二月※ 三月 四月※ 五月 六月※ 七月 八月 九月※ 十月 十一月 十二月※
元弘三年
ユリウス暦 1333/1/17 2/15 3/17 4/15 5/15 6/13 7/13 8/11 9/10 10/10 11/8 12/8 1334/1/7

出典

  1. ^ 正慶」コトバンク
  2. ^ 『日本大百科全書』日本年号一覧「正慶」。

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