次硝酸ビスマス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 08:33 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動次硝酸ビスマス(じしょうさんびすます、英:bismuth subnitrate)とは収斂薬の1つ。化学式はBi5O(OH)9(NO3)4、CAS登録番号は1304-85-4。
性質
白色粉末で、水にはほとんど溶けない。
腸粘膜表面のタンパク質と結合して不溶性の被膜を形成し[1]、粘膜の保護作用、炎症抑制作用を示す。
なお、慢性消化管通過障害又は重篤な消化管潰瘍のある患者、そして出血性大腸炎の患者には禁忌である。
利用
関連項目
参考文献
- 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018
次硝酸ビスマスと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 次硝酸ビスマスのページへのリンク