provisional
「provisional」とは・「provisional」の意味
「provisional」とは、仮の、暫定的な、または一時的なという意味を持つ英単語である。provisionという単語は、準備や備えといった意味を持ち、provisionallyは仮に、暫定的にという意味で使われる。例えば、仮の計画や一時的な政府など、後に正式なものに置き換えられる可能性があるものに対して使われる。「provisional」の略語
「provisional」の略語は特に存在しない。しかし、一般的には、""prov.""と略されることがある。ただし、文脈によっては略語の使用は避けるべきである。「provisional」の語源・由来
「provisional」は、ラテン語の「provisio」(見通し、予見)が語源である。英語においては、16世紀に「provisional」という形で導入された。「provisional」の覚え方
「provisional」を覚える際には、「provision」(準備、備え)という単語を基に、仮の、暫定的なという意味を持つことを意識すると良い。また、「provisional」と「provision」の共通の語源である「provisio」を覚えることで、両単語の関連性を理解しやすくなる。「provisional」と「tentative」の違い
「provisional」と「tentative」は、どちらも仮の、暫定的なという意味で使われるが、ニュアンスに違いがある。「provisional」は、後に正式なものに置き換えられる可能性があるものに対して使われるのに対し、「tentative」は、不確かさや不確定性を強調し、試行的なものや慎重な態度を示す場合に使われる。「provisional」の類語
「provisional」の類語には、temporary(一時的な)、interim(中間の、暫定的な)、tentative(試行的な、不確かな)などがある。これらの単語は、それぞれ状況やニュアンスに応じて使い分けられる。「provisional」を含む英熟語・英語表現
「provisional license」とは
「provisional license」とは、仮免許、特に運転免許のことを指す。これは、正式な免許を取得する前の段階で、一定の制限があるが運転が許可される状態を示す。「provisional」の使い方・例文
1. The government has announced a provisional plan for the new project.(政府は新プロジェクトの仮の計画を発表した。)2. She was appointed as the provisional head of the department.(彼女はその部門の暫定的な責任者に任命された。)
3. We have made a provisional reservation at the hotel.(そのホテルに仮の予約を入れた。)
4. The committee has reached a provisional agreement.(委員会は暫定的な合意に達した。)
5. The provisional government was established after the revolution.(革命後に暫定政府が設立された。)
6. The athlete was given a provisional suspension for doping.(その選手はドーピングのために仮の出場停止処分を受けた。)
7. The company has set a provisional deadline for the project.(その企業はプロジェクトの仮の締め切りを設定した。)
8. The conference has a provisional agenda.(その会議には仮の議題がある。)
9. The artist held a provisional exhibition of his works.(その芸術家は作品の仮の展示会を開催した。)
10. The product has received provisional approval from the regulatory agency.(その製品は規制機関から仮の承認を受けた。)
暫定的
不完全な観察、あるいは統制の不十分な観察に基づくデータは暫定的 1と呼ばれる。このようなデータは、観察が完全になった段階で確定的 2データによって置き換えられる。これらのデータに基づく率はそれぞれ暫定率 3と確定率 4と呼ばれる。すでに数値が公表された後に新しい情報が利用可能になった場合、改訂率 5が発表されることがある。補正率 6という表現は通常、欠陥データないし不適当な手法によって誤解を与えるような算定結果や、当座の目的のためだけの限られた価値しかないような算定結果が生じ、これらを補正するための努力が行われたことを意味する。たとえば、調査漏れについての補正、人口移動についての補正、季節変動についての補正といったことが行われたことを意味する。標準化率 7ないし調整率 7(訳注1)は、一つの変数、たとえば年齢が一定に保たれた場合にもう一つの変数、たとえば出生率や死亡率について異なる人口集団の比較を可能にするように計算されるものである。補正率 7という用語は一部の人口学者によって標準化率の同義語として使われている。標準化されない率は粗率(普通率) 8(訳注2)と呼ばれる。これは実際の趨勢(トレンド)を測定するために用いられることもあるが、異なる構造(144-4)をもつ人口集団を比較する場合に無批判に用いられると、誤った推論が導かれる可能性がある。
(訳注1)わが国では特に死亡率について、訂正率という言葉が標準化率という言葉とともに用いられてきたが、最近、厚生省大臣官房統計情報部は訂正死亡率という言葉の代わりに調整死亡率という言葉を使うようになった。
(訳注2)わが国では人口指標として粗率よりも普通率(たとえば普通出生率)という言葉が用いられることが多かったが、普通率という言葉は往々にして誤解を招きやすいことがあるため、本辞典では粗率という用語を第一義的訳語として用いる。
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