Paddingとは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定されたすべての端の埋め込みサイズを使用して、Padding クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Public Sub New ( _
    all As Integer _
)

Visual Basic (使用法)

Dim all As Integer

Dim instance As New Padding(all)

C#

public Padding (
    int all
)

C++

public:
Padding (
    int all
)

J#

public Padding (
    int all
)

JScript

public function Padding (
    all : int
)

パラメータ

all: すべての端の埋め込みに使用するピクセル数。

解説

このコンストラクタは、Right、Left、Bottom、Top、および All の各プロパティを、all パラメータの値に設定します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Padding 構造体
Padding メンバ
System.Windows.Forms 名前空間
All
その他の技術情報
方法 : 埋め込みを使用して Windows フォームコントロールの周囲に境界線を作成する
Windows フォームコントロールでのマージンと埋め込み

Padding クラスの新しいインスタンスを初期化します。
オーバーロードの一覧

名前	説明
Padding (Int32)	指定されたすべての端の埋め込みサイズを使用して、Padding クラスの新しいインスタンスを初期化します。
Padding (Int32, Int32, Int32, Int32)	それぞれの端について個別の埋め込みサイズを指定して、Padding クラスの新しいインスタンスを初期化します。

参照

その他の技術情報

方法 : 埋め込みを使用して Windows フォームコントロールの周囲に境界線を作成する
Windows フォームコントロールでのマージンと埋め込み

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

それぞれの端について個別の埋め込みサイズを指定して、Padding クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    left As Integer, _
    top As Integer, _
    right As Integer, _
    bottom As Integer _
)

Visual Basic (使用法)

Dim left As Integer
Dim top As Integer
Dim right As Integer
Dim bottom As Integer

Dim instance As New Padding(left,
 top, right, bottom)

C#

public Padding (
    int left,
    int top,
    int right,
    int bottom
)

C++

public:
Padding (
    int left, 
    int top, 
    int right, 
    int bottom
)

J#

public Padding (
    int left, 
    int top, 
    int right, 
    int bottom
)

JScript

public function Padding (
    left : int, 
    top : int, 
    right : int, 
    bottom : int
)

パラメータ

left: 左端の埋め込みサイズ (ピクセル単位)。

top: 上端の埋め込みサイズ (ピクセル単位)。

right: 右端の埋め込みサイズ (ピクセル単位)。

bottom: 下端の埋め込みサイズ (ピクセル単位)。

解説

すべてのパラメータ値が同じ場合は、その共通する値が All プロパティに反映されます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

パブリックフィールドパブリックフィールド

	名前	説明
	Empty	埋め込みなしの Padding オブジェクトを提供します。

参照

その他の技術情報

Windows フォームコントロールでのマージンと埋め込み

パブリックプロパティパブリックプロパティ

	名前	説明
	All	すべての端の埋め込み値を取得または設定します。
	Bottom	下端の埋め込み値を取得または設定します。
	Horizontal	右端と左端の埋め込みの合計を取得します。
	Left	左端の埋め込み値を取得または設定します。
	Right	右端の埋め込み値を取得または設定します。
	Size	埋め込み情報を System.Drawing.Size の形式で取得します。
	Top	上端の埋め込み値を取得または設定します。
	Vertical	上端と下端の埋め込みの合計を取得します。

参照

その他の技術情報

Windows フォームコントロールでのマージンと埋め込み

パブリックメソッドパブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Add	指定した 2 つの Padding 値の合計を計算します。
	Equals	オーバーロードされます。オーバーライドされます。指定したオブジェクトの値が現在の Padding と同じであるかどうかを判断します。
	GetHashCode	オーバーライドされます。現在の Padding のハッシュコードを生成します。
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	op_Addition	2 つの指定した Padding オブジェクトでベクタ加算を実行して、新しい Padding を算出します。
	op_Equality	指定した 2 つの Padding オブジェクトが等しいかどうかをテストします。
	op_Inequality	指定した 2 つの Padding オブジェクトが等しくないかどうかをテストします。
	op_Subtraction	2 つの指定した Padding オブジェクトでベクタ減算を実行して、新しい Padding を算出します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	Subtract	指定した Padding 値から、指定したもう 1 つの値を減算します。
	ToString	オーバーライドされます。現在の Padding を表す文字列を返します。

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

その他の技術情報

Windows フォームコントロールでのマージンと埋め込み

ユーザーインターフェイス (UI) 要素に関連付けられている埋め込みまたはマージンの情報を表します。

Padding データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリックコンストラクタ

	名前	説明
	Padding	オーバーロードされます。 Padding クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリックフィールド

	名前	説明
	Empty	埋め込みなしの Padding オブジェクトを提供します。

パブリックプロパティ

	名前	説明
	All	すべての端の埋め込み値を取得または設定します。
	Bottom	下端の埋め込み値を取得または設定します。
	Horizontal	右端と左端の埋め込みの合計を取得します。
	Left	左端の埋め込み値を取得または設定します。
	Right	右端の埋め込み値を取得または設定します。
	Size	埋め込み情報を System.Drawing.Size の形式で取得します。
	Top	上端の埋め込み値を取得または設定します。
	Vertical	上端と下端の埋め込みの合計を取得します。

パブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Add	指定した 2 つの Padding 値の合計を計算します。
	Equals	オーバーロードされます。オーバーライドされます。指定したオブジェクトの値が現在の Padding と同じであるかどうかを判断します。
	GetHashCode	オーバーライドされます。現在の Padding のハッシュコードを生成します。
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	op_Addition	2 つの指定した Padding オブジェクトでベクタ加算を実行して、新しい Padding を算出します。
	op_Equality	指定した 2 つの Padding オブジェクトが等しいかどうかをテストします。
	op_Inequality	指定した 2 つの Padding オブジェクトが等しくないかどうかをテストします。
	op_Subtraction	2 つの指定した Padding オブジェクトでベクタ減算を実行して、新しい Padding を算出します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	Subtract	指定した Padding 値から、指定したもう 1 つの値を減算します。
	ToString	オーバーライドされます。現在の Padding を表す文字列を返します。

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

その他の技術情報

Windows フォームコントロールでのマージンと埋め込み

メモ : この構造体は、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ユーザーインターフェイス (UI) 要素に関連付けられている埋め込みまたはマージンの情報を表します。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

<SerializableAttribute> _
Public Structure Padding

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Padding

C#

[SerializableAttribute] 
public struct Padding

C++

[SerializableAttribute] 
public value class Padding

J#

/** @attribute SerializableAttribute() */ 
public final class Padding extends ValueType

JScript

JScript では、構造体を使用できますが、新規に宣言することはできません。

解説

Padding 構造体は、コントロールなど四角形の UI 要素に関連付けられている埋め込みまたはマージンを表します。埋め込みは、UI 要素の本体とその端との内側の間隔です。一方、マージンは、2 つの隣接する UI 要素の隣接する端を区切る距離です。埋め込みとマージンは構造上類似しているため、Padding ではその両方を表します。

コントロールの Padding プロパティと Margin プロパティを示した図については、「Windows フォームコントロールでのマージンと埋め込み」を参照してください。

埋め込みが及ぼす影響は、コンテナの役割を持つコントロールとそれ以外のコントロールとで異なります。たとえば、Panel コントロールの Padding プロパティは、Panel の境界線と子コントロールとの間隔を定義します。一方、Button コントロールの Padding プロパティは、Button コントロールの境界線と、コントロールに含まれるテキストとの間隔を定義します。

Padding では、一般的なメソッドとプロパティに加えて、次のような型レベルのメンバも定義されています。

埋め込みなしの定義済みの Padding を表す Empty フィールド。
クラス共通の算術演算 (2 つの Padding オブジェクトの加算など) を実行する一連の演算子。演算子のオーバーロードをサポートしていない言語では、別のメソッド構文を使用してこれらのメンバを呼び出すことができます。
カスタムのレイアウト計算に役立つ値の組み合わせを示す Horizontal、Vertical、および Size の各プロパティ。

使用例

Padding プロパティを使用して、RichTextBox コントロールの周りに外枠を作成する方法を、次のコード例に示します。

コード全体については、「方法 : 埋め込みを使用して Windows フォームコントロールの周囲に境界線を作成する」を参照してください。

Visual Basic

' This code example demonstrates using the Padding property to 
' create a border around a RichTextBox control.
Public Sub New()
     InitializeComponent()

     Me.panel1.BackColor = System.Drawing.Color.Blue
     Me.panel1.Padding = New System.Windows.Forms.Padding(5)
     Me.panel1.Dock = System.Windows.Forms.DockStyle.Fill

     Me.richTextBox1.BorderStyle = System.Windows.Forms.BorderStyle.None
     Me.richTextBox1.Dock = System.Windows.Forms.DockStyle.Fill
 End Sub

C#

// This code example demonstrates using the Padding property to 
// create a border around a RichTextBox control.
public Form1()
{
    InitializeComponent();

    this.panel1.BackColor = System.Drawing.Color.Blue;
    this.panel1.Padding = new System.Windows.Forms.Padding(5);
    this.panel1.Dock = System.Windows.Forms.DockStyle.Fill;

    this.richTextBox1.BorderStyle = System.Windows.Forms.BorderStyle.None;
    this.richTextBox1.Dock = System.Windows.Forms.DockStyle.Fill;
}