NGC5457
名称:NGC5457(M101)
小分類:棒渦巻銀河SBc型
属する銀河群:M101銀河群
属する星座:おおぐま座
おおぐま座の2等星ミザールの東にある銀河、NGC5457(M101)。渦巻の美しさから「回転花火」のニックネームがついています。棒渦巻銀河SBc型の中で最も開いた若い銀河です。周辺に、いくつかの伴銀河が見られます。
1.見つけ方のポイントは?
春の星座、おおぐま座のしっぽの部分にあるミザール。そのすぐ東にあるのが、NGC5457です。小型の望遠鏡で見ても、中心部の3本の腕が確認できます。明るさは8.2等級、午後9時の南中は4月中旬です。
2.どのような特徴があるの?
NGC5457は、棒渦巻銀河SBc型の中で最も開いた若い銀河です。腕の途中のいくつかの明るい節は、スーパーアソシエーションといわれる恒星の大集団です。銀河の周辺には、いくつかの伴銀河が見られます。
4.地球からはどれくらい離れているの?
1,900万光年離れています。
※参考文献:河島信樹・監修/三品隆司ほか編「スペース・アトラス」PHP研究所、小平桂一ほか編「平凡社版天文の事典」平凡社、浅田英夫「MY DATA 図鑑星空フィールド日記」山と溪谷社、国立天文台・編「理科年表」丸善、高倉達雄・監修「現代天文学小事典」講談社、山田卓「新訂ほしぞらの探訪」地人書館、古田俊正「天文/グラフィティ銀河」誠文堂新光社
M101 (天体)
(NGC5457 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 18:58 UTC 版)
座標: 14h 03m 12.583s, +54° 20′ 55.50″ M101 (NGC 5457) は、地球から見ておおぐま座の方向約2180万 光年にある渦巻銀河[1]。地球から見て銀河円盤を垂直方向から見ることができる「フェイスオン銀河[6]」で[5]、その姿を花火に喩えて回転花火銀河[3]や風ぐるまに喩えて風車銀河[4][5] (英: Pinwheel Galaxy)[1][5]と呼ばれる。
- ^ a b c d e f g h i j k l "M101". SIMBAD. Centre de données astronomiques de Strasbourg. 2023年5月24日閲覧。
- ^ Frommert, Hartmut (2016年4月4日). “Messier Object 101”. SEDS. 2023年5月24日閲覧。
- ^ a b c d e “M101”. メシエ天体ガイド. AstroArts. 2023年5月24日閲覧。
- ^ a b 沼澤茂美、脇屋奈々代『星座の事典』ナツメ社、2007年7月23日、303頁。ISBN 978-4-8163-4364-3。
- ^ a b c d Carter, Jamie. “北斗七星の近くに超新星出現、日本のアマチュア天文家が発見”. Forbes. 2023年5月25日閲覧。
- ^ “形態分類”. 天文学辞典. 日本天文学会 (2019年10月6日). 2023年5月25日閲覧。
- ^ “板垣さん、回転花火銀河に明るい超新星を発見”. AstroArts (2023年5月22日). 2023年5月24日閲覧。
- ^ “AstroNote 2023-119”. Transient Name Server (2023年5月19日). 2023年5月24日閲覧。
- ^ a b c d e Frommert, Hartmut (2006年5月21日). “Messier 101 Observations and Descriptions”. SEDS. 2015年8月6日閲覧。
- 1 M101 (天体)とは
- 2 M101 (天体)の概要
- 3 観測史
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