MotionStudio 3D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 13:50 UTC 版)
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開発元 | コーレル |
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最新版 | |
対応OS | Windows |
種別 | オーサリングツール |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | www.corel.jp |
MotionStudio 3D(モーションスタジオ スリーディー)とは、かつてコーレル株式会社が開発、発売していた3Dタイトル/オブジェクトアニメーションソフトウェア。元々ユーリードがCool 3Dとして開発・販売していた。[1]。現在はVideoStudioの上位版( Ultimate)に「3Dタイトルエディタ」として機能の一部が組み込まれている。
概要
MotionStudio 3Dは動画編集に使う映像素材を創るソフトウェアである。オブジェクト、アニメーション、エフェクトなどのテンプレートはトータルで1,000種類以上。テンプレートを使って手軽に3Dタイトルや簡易モデルが作成できる。文字を入力したり、図形を描画してそれを「押し出し」たり「回転」させることで3D化。テクスチャを適用してオリジナルのオブジェクトが作成できる。 花火、レンズフレアなどのエフェクトを192種類、雪、煙、炎などの画像をランダム発生させるパーティクル効果を50種類搭載している。[2]
3DSなどの3Dオブジェクトの入力や、パス(.AI、.EMF、.WMF)のインポートに対応。透過情報を含んだAVIに保存することで動画編集ソフトウェアのVideoStudioなどで読み込むことができる。
他のソフトウェアとの違い
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動画編集ソフトウェア
動画を読み込み背景に配置することはできるが、カット編集などはできない。AVIやMP4で出力した上で動画編集ソフトで合成したほうが効率が良い。また、作成時フレームレートをタイムラインの上部で設定するので長めに作っておかないと、数秒でアニメーションが終わってしまう(60fpsで設定→30fpsで出力すると2秒) フルハイビジョン(1920x1080)で出力することも可能。
CorelVideoStudioUltimateのバージョン2018以降に「3Dタイトルエディター」が搭載されている[3]が、多くのプリセットやパーティクル機能などは省かれているため、3Dオブジェクトを扱いたい場合はMotionStudio3Dが必要である。
3Dソフトウェア
MotionStudio 3Dはオブジェクト自体を動かしたり、変形させることは可能で、歪ませるアニメーションもプリセットからクリックで選択できるが、ボーン設定がないため、キャラクターの腕を動かすなどには向いていない。複雑な設定ができない分シンプルなオブジェクトを動かす(地球儀を回転させるようなもの)はとても楽に作成ができる。
また、背景に画像・映像を配置することができるが、地面・空などの設定はできないため、オブジェクト設定に重力の項目が無い。パーティクル設定には「引力」「衝突」項目があるのでリアルな表現が可能。
歴史
- 2003年2月UleadよりCool 3D Studio発売。
- 2011年8月CorelよりMotionStudio 3D発売。Windows 7に対応、VideoStudioとの連携強化、パーティクルなどの機能強化、改善が行われる。
- 2018年2月Corel VideoStudio 2018 Ultimateに、3Dタイトルエディターとして機能制限版が組み込まれる。
ソフト間の連携
VideoStudioはバージョンX4以降、MotionStudio 3Dのプロジェクトデータを読み込むことが可能になっている。また、他社製ソフトウェアで使いたい場合は、透過情報を含んだAVIへ出力することも可能である。
関連項目
- コーレル…現在の開発元
- ユーリードシステムズ…開発元であり元販売元。
- VideoStudio…同社が発売しているノンリニア編集(動画編集)ソフト
外部リンク
脚注
MotionStudio 3D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 17:50 UTC 版)
「VideoStudio」の記事における「MotionStudio 3D」の解説
3Dのタイトル、オブジェクトの作成などに対応。パーティクル、花火のような効果を加えることも可能。透過AVIで出力するか、プロジェクトファイルをそのままVideoStudioに入力することが可能である(プロジェクトファイルの読み込み対応はX4以降)
※この「MotionStudio 3D」の解説は、「VideoStudio」の解説の一部です。
「MotionStudio 3D」を含む「VideoStudio」の記事については、「VideoStudio」の概要を参照ください。
「MotionStudio 3D」の例文・使い方・用例・文例
- 私はその3D映画を見ながらだまされたような気持ちになった。
- このゲームには人目を引くためのさまざまな3Dの仕掛けがたくさんある。
- 彼らは3D映画を撮影した
- この映画は,地球の上空約400キロの軌道を時速2万8000キロで回りながらの国際宇宙ステーション(ISS)の組み立てについての3D映画だ。
- アイマックス社は巨大スクリーン映像と3Dの演出で知られている。
- 巨大3D広告が渋(しぶ)谷(や)に出現
- 日本初の巨大3D屋外広告が先日,東京・渋(しぶ)谷(や)に出現した。
- しかし,特別な3Dめがねをかける必要はなかった。
- この3D広告を作るために,コーヒー缶の画像が10枚ほど,さまざまな角度から撮影された。
- この3D広告は6月9日から6月20日まで掲示されていた。
- 今作はまた,ディズニーの最近の3DCGアニメ映画と違って,伝統的な2Dの手描きアニメーションとして製作されたことでも大きな注目を集めている。
- パナソニック,米国で3Dテレビ発売
- パナソニックは先日,3Dテレビの販売を,4月の日本での発売に先駆けて,米国で開始した。
- パナソニックは米国内で3Dホームシアターシステムを販売するため,大手家電量販チェーンのベストバイと提携した。
- 50インチの3Dプラズマテレビ「ビエラ」と3Dブルーレイディスクプレーヤー,3D眼鏡1個を含むこのシステムはベストバイの250店舗で約2900ドル(およそ26万円)で販売されている。
- 彼は「画質には自信を持っている。3Dの市場シェアでトップをねらう。」と語った。
- パナソニックはまた,米国の顧客に3D観賞体験をしてもらうため,全米販売促進ツアーも開始した。
- 紙幣の中央にある「3Dセキュリティーリボン」の上には絵と数字がついている。
- 日本初,スポーツの3D生中継
- 5月15日,ラグビーの3D放送イベントが東京と大阪の4つの会場で行われた。
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