Kdenliveとは? わかりやすく解説

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Kdenlive

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/03 08:01 UTC 版)

Kdenlive
開発元 KDE
最新版
25.04.1[1]  / 2025年5月12日 (22日前)
リポジトリ
プログラミング
言語
C++ (QtKDE Frameworks 5)[2]
対応OS Linux
Microsoft Windows
macOS (ソースコードのみ)
サポート状況 開発中
種別 動画編集ソフトウェア
ライセンス GNU GPL v2+
公式サイト www.kdenlive.org
テンプレートを表示

Kdenlive (KDE Non-Linear Video Editor) は、MLT英語版KDEQtFFmpegに基づいた、フリーソフトウェア動画編集ソフトウェアである[3]。Kdenliveの開発は、Jason Woodによって2002年に開始され、現在は小規模な開発チームによって行われている。

このプロジェクトは2002年にJason Wood氏によって開始され、現在は公式のKDEプロジェクトスイートの一部となっている。

Kdenlive 15.04.0以降はKDEプロジェクトの一部であり[4]、開発者チームによってメンテナンスされている。

LinuxやFreeBSD、Microsoft Windows向けのパッケージが利用でき、GNU Public License 3.0に基づいて配布されているが、ソースコードの一部はGPL 2.0以降やGPL 3.0以降などの異なるライセンスの下で利用可能である。

概要

最小システム要件

CPU
x86 Intel or AMD 少なくとも、2GHzコアならSDサイズの動画、4コアならHDサイズの動画、8コアなら4Kサイズの動画に対応できる[5]
GPU
OpenGL 2.0が正常に動作するか互換性があるもの。MicroSofot WindowsならDirectX 9か11のドライバに対応していること。
RAM
少なくとも4GBならSDサイズの動画、8GBならHDサイズの動画、16GBなら4Kサイズの動画に対応できる。

特徴

KdenliveはMLT・Frei0r英語版SoX英語版LADSPAを利用して構築されている。FFmpegとLibav英語版が対応する全てのファイルフォーマットに対応している。画面アスペクト比が4:3または16:9のPALNTSCなどのコンポジット映像信号と、HDVAVCHDなどの様々なハイビジョン規格に対応している。編集した動画DV出力や、チャプターや簡易なメニューを持つDVDとして書き込むことができる。

ソフトウェア開発言語にはC++、グラフィックライブラリにはQt及びKDE Framework 5で記述されている。。

機能

  • マルチトラック動画編集
  • 多数の音声及び動画フォーマットへの対応
  • 3点編集
  • カスタマイズ可能なグラフィカルユーザーインターフェース
  • タイトル編集
  • サードパーティーベクターアニメーションとの統合
  • 広角での動画及び音声のエフェクト
  • マルチカメラ編集
  • 動画及び音声に焦点を当てている機能
  • 自動保存
  • 自動サブタイトル生成
  • オンラインリソースへのアクセスがシームレスに可能
  • レンダリング時のタイムラインのリアルタイムプレビュー
  • キーフレームが利用可能なエフェクト

歴史

脚注

  1. ^ "Kdenlive 25.04.1 released"; 閲覧日: 2025年5月13日; 出版日: 2025年5月12日.
  2. ^ The Kdenlive Open Source Project on Open Hub”. Black Duck Software. 2018年11月7日閲覧。
  3. ^ About”. kdenlive.org. 2018年11月7日閲覧。
  4. ^ KDE Applications 15.04 Adds KDE Telepathy Chat and Kdenlive Video Editing”. KDE.news (2015年4月15日). 2018年11月7日閲覧。
  5. ^ 始めに Installation”. KDE. 2025年6月3日閲覧。

関連項目

外部リンク




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