INOUI_IDとは? わかりやすく解説

INOUI ID

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/11 02:03 UTC 版)

INOUI ID(インウイ アイディー)は、資生堂からかつて発売されていた化粧品ブランドである。

概要

事実上のインウイの後継ブランドである。それまでのインウイよりもさらに美意識の高い人にターゲットを絞り、資生堂カウンターや専門店の販売とは異なり、専用のカウンターを設けて販売していたが、販路が違ったためインウイID販売期間もインウイが並行販売された。なお、インウイのほうは2007年6月現在も販売中である(一部商品のみ)。

新世代を生きる女性たちに向け、「それぞれの個性を活かして、化粧をもっと自由な気持ちで楽しんでもらう」がブランドコンセプトで、商品はすべてヘアメーキャップアーティストのディック・ページのプロデュースで開発されていた。パッケージデザインは信藤洋二が手掛け、2003年にはグッドデザイン賞(商品デザイン部門)に選ばれている[1]。商品はモード色が強いのが特徴である。また、従来のデパートの資生堂カウンターではなく、一部の大手デパートの専用カウンターのみで発売されていた。今後ディック・ページは、同じ資生堂のザ・メーキャップの商品プロデュースをするとのことである。

歴史

  • 2002年8月- 同月31日にインウイID最初の店舗が開店、発売。
  • 2003年2月- 同月1日に最初の新色・新商品「シャドースティック」、「ケークライナーズ」発売。
  • 2003年5月- 同月1日に新色・新商品「リップライナーペンシル」発売。
  • 2003年8月- 同月1日に新色・新商品「シマリングパウダー」発売。
  • 2003年10月- 同月15日に新商品「パウダーファンデーション」発売。
  • 2003年11月- 同月21日に新色・新商品「リップグロス」、「メタリックライナーズ」発売。
  • 2004年2月- 同月21日に新色発売。
  • 2004年5月- 同月21日に新色・新商品「シェーディングパウダー」発売。
  • 2004年8月- 同月21日に新色・新商品「リキッドアイライナー」、「ネールカラーうすめ液」発売。
  • 2004年11月- 同月21日に「ウルトラミスト」新発売。
  • 2005年2月- 同月21日に新色・新商品「カラーベース」発売。
  • 2005年5月- 同月21日に新色・新商品「シマリングチークカラー(2)」発売。
  • 2005年8月- 同月21日に新色発売。
  • 2005年9月- 同月21日に「アイブライトナー」新発売。
  • 2005年12月- 同月1日に「ボリュームマスカラ」新発売。
  • 2006年2月- 同月21日に新色・新商品「リップスティック」発売。
  • 2006年5月- 同月21日に新色発売。
  • 2006年6月- この辺りからインターネットを中心に撤退がささやかれ始める。
  • 2006年8月- 同月25日に最後の新色発売。
  • 2007年2月- メーカーから撤退のアナウンスが発表。
  • 2007年3月- 同月30日の札幌三越店をもって全てのデパートから撤退した。

商品の発売順

  • 2003年2月1日- 最初の新色となるリップカラー(新6色)・ネールカラー(新5色)・新商品「シャドースティック」(10色)、「ケークライナーズ」、「マットローション」、「ウルトラマット」発売。
  • 2003年5月1日- アイカラー(新3色)・ネールカラー(新5色)・新商品「リップライナーペンシル」(6色)発売。
  • 2003年8月1日- アイカラー(新3色)・リップカラー(新6色)・新商品「シマリングパウダー」(3色)発売。
  • 2003年10月15日- 新商品「パウダーファンデーション」(6色)
  • 2003年11月21日- アイカラー(新2色)・ネールカラー(新2色)・新商品「リップグロス」(新3色)、「メタリックライナーズ」発売。
  • 2004年2月21日- アイカラー(新2色)・リップカラー(新4色)・チークカラー(新2色)発売。
  • 2004年5月21日- アイカラー(新2色)・リップグロス(新3色)・新商品「シェーディングパウダー」(新2色)発売。
  • 2004年8月21日- アイカラー(新2色)・ネールカラー(新2色)・新商品「リキッドアイライナー」、「ネールカラーうすめ液」発売。
  • 2004年11月21日- 「ウルトラミスト」新発売。
  • 2005年2月21日 - アイカラー(新3色)・リップカラー(新6色)・ネールカラー(新4色)・新商品「カラーベース」(3色)発売。
  • 2005年5月21日 - アイカラー(新2色)・アイライナーペンシル(新2色)・リップグロス(新3色)・新商品「シマリングチークカラー(2)」発売。
  • 2005年8月21日- アイカラー(新3色)・アイライナーペンシル(新1色)リップカラー(新5色)・ネールカラー(4色)発売。
  • 2005年9月21日- 「アイブライトナー」(3色)新発売。
  • 2005年12月1日 - 「ボリュームマスカラ」新発売。
  • 2006年2月21日- アイカラー(新2色)・新商品「リップスティック」(20色)発売。
  • 2006年5月21日- アイカラー(新2色)・リップグロス(新3色)発売。
  • 2006年8月25日 - 最後の新色となるアイカラー(新2色)・リップスティック(新20色)発売。

かつて存在した商品

ベースメーキャップ

  • クレンジングオイル
  • クレンジングローション
  • アイ&リップカラーリムーバー
  • ウルトラミスト
  • シアーベース
  • カラーベース
  • マットローション
  • モイストローション
  • ウルトラマット
  • ウルトラモイスト
  • パウダーファンデーション
  • マットファンデーション
  • モイストファンデーション
  • コンシーラー
  • アイブライトナー
  • ルースパウダー
  • プレストパウダー
  • シマリングパウダー
  • シェーディングパウダー

ポイントメーキャップ

  • アイカラー
  • シャドースティック
  • クリームライナーズ
  • メタリックライナーズ
  • アイライナーペンシル
  • リキッドアイライナー
  • マスカラ
  • ボリュームマスカラ
  • グロスマスカラ
  • アイブローライナー
  • アイブローカラー
  • ケークライナーズ
  • クリームフェースカラー
  • スキンティンツ
  • チークカラー
  • シマリングチークカラー
  • リップスティック
  • リップカラー
  • リップグロス
  • リップティンツ
  • リップライナーペンシル
  • リップベース
  • ネールカラー
  • ネールカラーうすめ液
  • ネールカラーリムーバー

発売当時の商品一覧

  • クレンジングオイル
  • クレンジングローション
  • アイ&リップカラーリムーバー
  • シアーベース
  • モイストローション
  • マットファンデーション 全6色
  • モイストファンデーション 全6色
  • コンシーラー 全3色
  • ルースパウダー
  • プレストパウダー
  • アイカラー 全10色
  • クリームライナーズ
  • アイライナーペンシル 全5色
  • マスカラ
  • グロスマスカラ
  • アイブローライナー 全4色
  • クリームフェースカラー 全16色
  • スキンティンツ
  • チークカラー 全4色
  • リップカラー 全30色
  • リップティンツ
  • リップベース
  • ネールカラー 全20色
  • ネールカラーリムーバー

かつて入っていたデパート

閉店が早い順(下順)

出典

  1. ^ メーキャップ化粧品「インウイID」”. 受賞対象一覧. グッドデザイン賞. 2014年5月12日閲覧。

外部リンク


INOUI ID(インウイ アイディー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:23 UTC 版)

資生堂」の記事における「INOUI ID(インウイ アイディー)」の解説

一部百貨店専用カウンター設けて発売していた。

※この「INOUI ID(インウイ アイディー)」の解説は、「資生堂」の解説の一部です。
「INOUI ID(インウイ アイディー)」を含む「資生堂」の記事については、「資生堂」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「INOUI_ID」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「INOUI ID」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「INOUI_ID」の関連用語

INOUI_IDのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



INOUI_IDのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのINOUI ID (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの資生堂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS