国鉄EF57形電気機関車
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/17 16:03 UTC 版)
EF57形電気機関車(EF57がたでんききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が旅客列車牽引用に製造した直流用電気機関車である。
注釈
- ^ 戦後になって開発された、国鉄制式の吊り掛け式主電動機は一般に端子電圧が架線電圧1,350Vを前提(送り出し時には1,500Vであっても、実際に集電する際には電圧降下で10%程度電圧が低下することを見込んでこのような設定となっていた)とする675V定格ではなく架線電圧1,500Vを前提とする750V定格で設計されているため、そのまま比較はできない。端子電圧750V換算での本形式の定格出力は約1,833kWであり、出力面での格差は5%に満たない。そのため、東北本線時代は特急以外は両形式共通運用とされていた。
- ^ EF57とEF58の暖房ボイラーは、公称の蒸気発生能力は同等であったが、実際には開発の新しいEF58用SG1形ボイラーの方が高性能であった。また、水タンク・重油タンクの容量もEF57の方が小さかった。
- ^ 暖房能力に比べ、上越線系統の編成両数が短かったため、蒸気発生量を絞りながら運転する苦労があったという。
- ^ 日光線の定期運用は電車化される1966年(昭和41年)9月まで
- ^ 『電気機関車EX Vol.15』によると1967年2月13日取り付け
- ^ 昭和50年代当時、労働争議による保線整備の粗雑さからとの説もある[要出典]。
出典
- 1 国鉄EF57形電気機関車とは
- 2 国鉄EF57形電気機関車の概要
- 3 保存機
固有名詞の分類
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