DIS OBEYからNO MERCYへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:49 UTC 版)
「KENTA (プロレスラー)」の記事における「DIS OBEYからNO MERCYへ」の解説
2011年1月、『The First Navig.2011』が始まると、正パートナー不在のKENTAが金丸とのタッグチーム結成に個人的に興味がある旨の発言をする。これを受け、同月23日のアクロス福岡大会で、金丸がKENTAにタッグを結成するのかしないのかハッキリとするようにリング上でマイクアピールした。KENTAは金丸に耳打ちし、金丸は「分かった」とのみ発言し退場する。このときの発言内容は二人以外には明かされなかったが、後日ある条件を提示したと明かされた。同月29日のツアー最終戦・後楽園ホール大会における第4試合、潮崎豪、小川良成、KENTA組対モハメド・ヨネ、金丸、平柳玄藩組の試合終盤で、KENTAは味方である潮崎と小川を突如攻撃、パイプ椅子による殴打を敢行。直後、金丸や平柳・ヨネと握手、抱擁し、さらには「これからが新しいディスオベイの始まり」とマイクアピールをしチーム加入を宣言した。なお、試合後の控室で先日提示した条件の内容は不明のままであるが、条件は成約したことがKENTAの口から告げられた。 3月5日、有明コロシアム大会のディスオベイ対健介オフィスの8人タッグマッチで、試合途中で仲間割れを起こし、モハメド・ヨネをKENTAが椅子攻撃、続いて金丸とKENTAが二人の得意技を見舞った。嫌がる平柳にも無理矢理ヨネへ椅子攻撃をするよう促し敢行させた。マイクアピールでKENTA・金丸・平柳で新たにチームを結成する旨を宣言した。なお、以前に金丸に提示した加入の条件はヨネを外すことであると明かした。3人はヨネ排除の理由として、ヨネは中途半端でイメージが悪いためとしている。後日、金丸・KENTA・平柳の新チームの名称はノー・マーシー(No Mercy)であると発表され、追放したヨネと抗争を展開する。 4月にヨネ対NO Mercy3番勝負が行われ、第1試合で平柳、第2試合で金丸に勝利したヨネに第3試合で激突。疲労困憊の状態だったヨネに快勝した直後にKENTAはマイクを握り、NO Mercy設立の根本的理由を話した後、NOAHが不況に陥っていながらも、現場の状況を見ようともせずに憤然とNOAHのフロントを牛耳っている仲田龍GMを名指して、「さっさとフロントから退け!」と言い放ち、NOAHの開拓と仲田GMへの宣戦布告を宣言した。 6月11日、ヨネと再び対戦するも、ヨネの断崖式キン肉バスターでエプロン際に設置された机に脳天から落下、まさかの失神を起こしレフェリーストップによる敗北を喫した。6月26日、高山善廣・佐野巧真組と対戦(パートナーは金丸)、高山が佐野をエベレストジャーマンで裏切りNO MERCY入りを表明、加入を受け入れNOAH改革に一層の勢いを付けた。 11月、杉浦貴とのシングルマッチで杉浦に勝利し、潮崎の持つGHCヘビー級ベルトの挑戦権を獲得する。同月下旬のグローバル・リーグにも出場、同大会での杉浦との再戦ではフロントネックロックで絞め落とされ128秒殺されるも快調に勝利を重ねていき、決勝戦で森嶋に敗れるが準優勝となった。12月に潮崎のGHCヘビー級ベルトに挑戦するも、グローバル・リーグで左膝を負傷していたため、go 2 sleepを潮崎に喰らわせることはできたものの入りが浅く、最後は潮崎のリミットブレイクでKENTAが敗れた。以降膝の怪我のため欠場し、12月には2011年プロレス大賞技能賞を受賞した。 2012年7月22日に復帰後は本格的に主戦場をヘビー級に移す。9月に大阪府立体育会館で森嶋の持つGHCヘビー級ベルトに挑戦し、体重差がある中熱戦を繰り広げるも敗戦。10月にマイバッハ谷口とのタッグでGHCタッグベルトを奪取した。自身初めてのヘビー級のベルト獲得となった。しかし初防衛戦で潮崎・斎藤組に敗れ、短期政権に終わった。11月グローバル・リーグ戦で初優勝する。試合後、リング上でノア再興を宣言した。 2013年1月27日、大阪府立体育会館で森嶋を破りGHCヘビー級王座を奪取する。以後、約1年にわたって同王座を防衛し、同年のプロレス大賞で殊勲賞を受賞した。2014年(平成26年)1月5日、森嶋に敗れ、王座を失った。 2014年4月30日、プロレスリング・ノアを退団。ノアラストマッチは5月17日の丸藤正道と組み杉浦貴&中嶋勝彦との対戦となった。試合はKENTAが中嶋に生膝でのgo2sleepで勝利した。
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