DAMN

実用日本語表現辞典

damn

別表記：ダァム、ダム

「damn」とは、畜生という意味がある表現である。

「damn」とは・「damn」の意味

「damn」とは、「畜生」「しまった！」などの意味があるスラングだ。苛立ちや怒り、嫌悪、不満、非難などのネガティブな感情を表現する際に用いられる。また、「damn」はいい意味のニュアンスで用いられる表現でもある。例えば、驚いたり感動したりした時に「すごいね」「カッコいいね」という意味で使われるのが特徴だ。ただ「damn」は上品な言葉ではないので、いい意味でも悪い意味でもビジネスやフォーマルな場所では使うのを控えた方がいい。

「damn」の発音・読み方

「damn」の読み方は「ダァム」である。最後のnは読まない。

「damn」の語源・由来

「damn」の語源は、damnare(非難する)である。

「damn」を含む英熟語・英語表現

「God damn」とは

「God damn」とは、「畜生」「くそっ」などの意味がある表現である。人物や物事、状況に対して怒りや悔しさを感じた時に用いられる。 「damn」と同じ意味だが、前に「God」を置くことでより強調された意味合いになるのが特徴だ。 使い方の例を挙げると、「Got damn! Who broke my cup?」（畜生、私のコップを壊したのは誰だ）となる。

「Oh damn」とは

「Oh damn」とは、「何てこった」「畜生」という意味の表現だ。怒り、嫌悪、不満などを直接的に表現する際に用いられる。

「Give a damn」とは

「Give a damn」とは、「気にする」「関心を持つ」などの意味がある言い回しだ。通例、否定文で用いられる。例えば、「Nobody gives a damn about us.」（私たちのことを気にかけてくれる人は誰もいない）というように使われる。

「don't give a damn」とは

「don't give a damn」とは、「気にしない」「どうでもいい」「余計なお世話」という意味合いで用いられる表現だ。例えば、「I don’t give a damn about what you think.」（君がどう思っているかなんで、どうでもいい）、「She doesn’t give a damn about the environment.」（彼女は環境問題に関心がない）というように使われる。

「Damn good」とは

「Damn good」とは、「ものすごくいい」という意味の表現だ。この場合、「damn」は副詞として使われていて、口語で「すごく」「とても」という意味である。「damn」の後に続く形容詞によって、ポジティブな意味にもネガティブな意味にもなるのが特徴だ。使い方の例を挙げると、「Her performance is damn good.」（彼女の演奏はすごくいい）となる。

「damn」に関連する用語の解説

「damned」とは

「忌々しい」「バカバカしい」という意味の形容詞である。一般的に名詞の前に付けて用いられる。使い方の例を挙げると、「I'm not going to a damned school.」（忌々しい学校になんか行くつもりはない）となる。

「damn」の使い方・例文

「damn」という言葉は上品な言い回しではないので、ビジネスシーンやフォーマルなシーンで使うことは厳禁である。若者の間でよく使われるスラングなので、仲の良い友人同士で使うのが賢明だ。

・God damn, I locked my keys in the car.
（畜生、カギを自動車に置いたままロックしてしまった）
・Damn! I’ve misplaced my phone again, what a clumsy I am.
（畜生、また電話を置き忘れた、なんて私はドジなんだろう）
・You spilled coffee on my white shirt. Damn!
（あなたは私が着ている白いシャツにコーヒーをこぼしたな、畜生）
・I don’t give a damn about what you say to me, and I just follow the path I believe in.
（あなたが何を言っても私は全く気にしない、ただ自分が信じる道を進むだけだ）
・Oh damn, we just missed the bus, so we are confirmed to be late.
（最悪だ、バスに乗り遅れてしまったので私たちは遅刻確定だ）
・God damn! how can I be able to master French?
（畜生、どうしたらフランス語を習得できるのだろうか？）
・Damn! her piano playing moves everyone's hearts.
（すごいね、彼女のピアノの演奏はみんなの心を揺さぶる）
・Damn! there is a beautiful woman at the corner of that road.
（すごいよ、あの道の角に美しい女性がいるよ）
・Damn! I’ve got more tasks to do, so I have to work overtime today.
（やばい、まだやらなければいけない仕事がある、だから今日は残業を覚悟して働かなければいけない）
・God damn, train service is still stopped, so what should I do?
（くそっ、電車の運行がまだ止まっている、どうすれば良いんだろう？）

（2023年2月14日更新）

日本化学物質辞書Web

ジアミノマレオニトリル

分子式：	C4H4N4
その他の名称：	シアン化水素四量体、ジアミノマレオニトリル、DAMN、Diaminomaleonitrile、Hydrogen cyanide tetramer、(Z)-2,3-Diamino-2-butenedinitrile、2,3-Diaminomaleonitrile
体系名：	(Z)-2,3-ジアミノ-2-ブテンジニトリル、2,3-ジアミノマレオニトリル

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ウィキペディア

DAMN.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/03/30 10:13 UTC 版)

『DAMN.』
Kendrick Lamar の スタジオ・アルバム
リリース	2017年4月14日
録音	Henson (Hollywood) Jungle City (New York City) No Excuses Windmark (Santa Monica)
ジャンル	HIP HOP
時間	54分54秒
レーベル	Top Dawg Entertainment Aftermath Entertainment / Interscope Records
プロデュース	9th Wonder The Alchemist BadBadNotGood Bēkon Cardo DJ Dahi Greg Kurstin James Blake Mike Will Made It Ricci Riera Sounwave Steve Lacy Terrace Martin Teddy Walton Top Dawg
Kendrick Lamar アルバム 年表
トゥ・ピンプ・ア・バタフライ （2015年） DAMN. （2017年） ミスター・モラル・アンド・ザ・ビッグ・ステッパーズ （2022年）
『DAMN.』収録のシングル
「HUMBLE.」 リリース: 2017年3月30日 「LOYALITY.」 リリース: 2017年6月20日 「LOVE.」 リリース: 2017年10月2日
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『DAMN.』は、ケンドリック・ラマーの4枚目のアルバムで、メジャー3作品目である。2017年4月14日にTop Dawg Entertainment、アフターマス・エンターテイメント（インタースコープ・レコード）より発売。『ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」（2020年版）において175位にランクインしている^[1]。

概要

ケンドリック・ラマーは、2015年にメジャー・セカンドアルバム、「トゥ・ピンプ・ア・バタフライ」を発表し、商業的・批評的に大成功した。本作はその二年後に発表された作品である。

本作は、前作以上に商業的な成功をおさめ、「HUMBLE.」で自身初となるBillboard Hot 100における全米一位獲得を成し遂げたほか、アルバムそのものもBillboard 200で一位、および2017年のビルボード年間アルバムチャート一位を獲得した。

批評的にもおおむね好意的な評価を得ている。『ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」（2020年版）において175位にランクインしているほか、専門家39人のレビューを集めたMetacriticでは、100点満点中95点を獲得している^[2]。さらに、ケンドリック・ラマーは本作品で、ジャズやクラシック以外の作品で初めてピューリッツァー賞を受賞し、第60回グラミー賞では最優秀ラップアルバムを受賞したほか、年間最優秀アルバムにもノミネートされた。

サウンド面では、三作品で最も現代的な音像で、トラップ、R&Bやポップの要素を含んでいる^[3]。歌詞は非常に政治的で、アルバムを逆順に辿るとストーリーが完成する^[4]。また、各曲のタイトルは全て大文字で、単語の終わりにピリオドを添えてクレジットされている。

収録曲

1. BLOOD. [1:58]

   Produced by Bēkon, Top Dawg

   (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Daniel Tannenbaum, Anthony Tiffith)

2. DNA. [3:05]

   Produced by Mike Will Made It

   (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Michael Williams II)

   • 前作、トゥ・ピンプ・ア・バタフライに収録された楽曲、オールライトに対するジェラルド・リベラからの批判を痛烈に批判し返した曲。
   • シングルカットはされなかったものの非常に人気な曲となり、YouTube上での再生回数は2億回を超えている。Billboard Hot 100において全米4位を記録。ビルボードが選ぶ2017年のベスト曲ランキングで31位^[5]。

3. YAH. [2:40]

   Produced by Sounwave, DJ Dahi, Top Dawg, Bēkon

   (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Mark Spears, Dacoury Natche, Tiffith)

4. ELEMENT. [3:28]

   Produced by Sounwave, Blake, Riera, Tae Beast, Bēkon

   (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Spears, James Blake, Ricci Riera)

   • バスケットボール選手のレブロン・ジェームズがInstagramストーリー上にリリース前に公開し、話題になった^[6]。
   • シングルカットはされていないが非常に人気のある曲で、Billboard Hot 100において全米16位を記録。

5. FEEL. [3:34]

   Produced by Sounwave

   (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Spears)

   • シングルカットはされていないが、Billboard Hot 100において全米35位を記録。

6. LOYALTY. [3:47]

   Produced by DJ Dahi, Sounwave, Martin, Top Dawg, Kuk Harrell

   (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Natche, Spears, Terrace Martin, Tiffith)

   • 2ndシングル。Billboard Hot 100において全米14位を記録。
   • 客演にリアーナが参加。

7. PRIDE. [4:35]

   Produced by Lacy, Top Dawg, Bēkon

   (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Steve Lacy, Anna Wise, Tiffith)

8. HUMBLE. [2:57]

   Produced by Mike Will Made It, Pluss

   (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Williams II, Asheton Hogan)

   • 1stシングル。Billboard Hot 100において全米1位を記録。
   • ケンドリック・ラマーにとって初の全米一位となった(客演ではテイラー・スウィフトとのコラボ曲であるバッド・ブラッドで記録していた)。2017年の年間チャートでは4位^[7]。第60回グラミー賞では、年間最優秀レコード賞、最優秀ラップ・パフォーマンス賞、最優秀ラップ・ソング賞、最優秀ミュージック・ビデオ賞の4部門にノミネートされ、最優秀ラップ・パフォーマンス賞、最優秀ラップ・ソング賞、最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞した^[8]。

9. LUST. [5:07]

   Produced by DJ Dahi, Sounwave, BadBadNotGood

   (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Natche, Spears, Chester Hansen, Alexander Sowinski, Matthew Tavares, Leland Whitty)

   • シングルカットはされていないが、Billboard Hot 100において全米43位を記録。

10. LOVE. [3:33]

    Produced by Teddy Walton, Sounwave, Kurstin, Top Dawg

    (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Zacari Pacaldo, Travis Walton, Spears, Greg Kurstin, Tiffith)

    • 3rdシングル。Billboard Hot 100において全米11位を記録。
    • 客演にZacariが参加。

11. XXX. [4:14]

    Produced by Mike Will Made It, DJ Dahi, Sounwave, Top Dawg, Bēkon

    (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Williams II, Natche, Spears, Tiffith, Paul Hewson, David Evans, Adam Clayton, Larry Mullen Jr.)

    • 客演にU2が参加。
    • シングルカットはされていないが、Billboard Hot 100において全米33位を記録。

12. FEAR. [7:40]

    Produced by The Alchemist, Bēkon

    (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Daniel Maman)

13. GOD. [4:08]

    Produced by Riera, Sounwave, DJ Dahi, Bēkon, Cardo, Top Dawg, Yung Exclusive, Hector, Walton

    (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Riera, Spears, Natche, Tannenbaum, Ronald LaTour, Tiffith, Daveon Jackson, Mike Hector, Walton, Brock Korsan)

14. DUCKWORTH. [4:08]

    Produced by 9th Wonder, Bēkon

    (作詞・作曲：Kendrick Duckworth, Patrick Douthit)

チャート

Weekly charts Chart performance for Damn Chart (2017–2021) Peak position オーストラリア (ARIA)[9] 2 Australian Urban Albums (ARIA)[10] 1 オーストリア (Ö3 Austria)[11] 6 ベルギー (Ultratop Flanders)[12] 2 ベルギー (Ultratop Wallonia)[13] 16 カナダ (Billboard)[14] 1 チェコ (ČNS IFPI)[15] 3 デンマーク (Hitlisten)[16] 2 オランダ (MegaCharts)[17] 2 フィンランド (Suomen virallinen lista)[18] 3 フランス (SNEP)[19] 3 ドイツ (Offizielle Top 100)[20] 6 ハンガリー (MAHASZ)[21] 33 アイルランド (IRMA)[22] 2 イタリア (FIMI)[23] 15 ニュージーランド (RMNZ)[24] 2 ノルウェー (VG-lista)[25] 2 ポーランド (ZPAV)[26] 24 ポルトガル (AFP)[27] 5 スコットランド (OCC)[28] 3 South Korean Albums International (Gaon)[29] 3 スペイン (PROMUSICAE)[30] 15 スウェーデン (Sverigetopplistan)[31] 2 スイス (Schweizer Hitparade)[32] 3 UK アルバムズ (OCC)[33] 2 UK R&B Albums (OCC)[34] 1 US Billboard 200[35] 1 US Top R&B/Hip-Hop Albums (Billboard)[36] 1

Year-end charts 2017 year-end chart performance for Damn Chart (2017) Position Australian Albums (ARIA)[37] 10 Belgian Albums (Ultratop Flanders)[38] 25 Belgian Albums (Ultratop Wallonia)[39] 136 Canadian Albums (Billboard)[40] 5 Danish Albums (Hitlisten)[41] 13 Dutch Albums (MegaCharts)[42] 17 French Albums (SNEP)[43] 69 German Albums (Offizielle Top 100)[44] 87 Italian Albums (FIMI)[45] 68 New Zealand Albums (RMNZ)[46] 8 Swedish Albums (Sverigetopplistan)[47] 11 Swiss Albums (Schweizer Hitparade)[48] 89 UK Albums (OCC)[49] 27 US Billboard 200[50] 1 US Top R&B/Hip-Hop Albums (Billboard)[51] 1 2018 year-end chart performance for Damn Chart (2018) Position Australian Albums (ARIA)[52] 37 Canadian Albums (Billboard)[53] 20 Danish Albums (Hitlisten)[54] 44 French Albums (SNEP)[55] 168 New Zealand Albums (RMNZ)[56] 23 South Korean International Albums (Gaon)[57] 34 Swedish Albums (Sverigetopplistan)[58] 55 UK Albums (OCC)[59] 76 US Billboard 200[60] 13 US Top R&B/Hip-Hop Albums (Billboard)[61] 9 2019 year-end chart performance for Damn Chart (2019) Position Australian Albums (ARIA)[62] 91 Belgian Albums (Ultratop Flanders)[63] 167 US Billboard 200[64] 55 US Top R&B/Hip-Hop Albums (Billboard)[65] 24 2020 year-end chart performance for Damn Chart (2020) Position Belgian Albums (Ultratop Flanders)[66] 171 US Billboard 200[67] 84 US Top R&B/Hip-Hop Albums (Billboard)[68] 72 Decade-end charts Decade-end chart performance for Damn Chart (2010–2019) Position US Billboard 200[69] 10

参考文献

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3. ^ “‘Damn’ Cements Kendrick’s Status as One of Rap’s Greatest MCs” (英語). Complex. 2021年3月17日閲覧。
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damn

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/02 01:45 UTC 版)

「LOVE ALL SERVE ALL」の記事における「damn」の解説

俺のイメージでは、ノスタルジックな青春ポップ・ロックチューンって感じだったけどYaffleさんが思ったよりアーバンな感じに仕上げてくれたのは嬉しいサプライズだった。好きになったり、こじらせたり、もがいたり、自虐したりしてるけど、結局はまず自分で自分を愛していかんとね、くそ！っていう感じの、セルフラブソングとでも言いましょう。