5代目志ん生を扱った作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 19:08 UTC 版)
「古今亭志ん生 (5代目)」の記事における「5代目志ん生を扱った作品」の解説
劇団こまつ座 「圓生と志ん生」(2005年初演、2007年再演、2017年三演、戯曲:井上ひさし) ISBN 978-4087747652 ※満州時代の5代目志ん生、6代目圓生の2人と周辺の悲喜劇を描いた演劇。5代目志ん生役は初演と再演は角野卓造・三演はラサール石井、6代目圓生役は初演と再演は辻萬長、三演は大森博史。 「クライマックス 人生はドラマだ 古今亭志ん生」(日本テレビ、単発ドラマ、1960年) ※5代目志ん生の半生を描いた作品で、本人も出演。長男・10代目馬生が自分の生まれた当時の父親役、次男・朝太(後の3代目志ん朝)が同じく父親の青年時代を演じた。このドラマには他にも多数の落語家が出演している。 「おりんさん」(フジテレビ・東海テレビ系列) ※5代目志ん生の妻・りんにスポットを当てた昼ドラ。池波志乃がりんを演じ、3代目志ん朝が語り(ナレーション)を担当した。 『山藤章二のラクゴニメ』(ポニーキャニオン) ※5代目志ん生の口演の音声は残っているが映像がほとんどないため、1990年代に当時のデジタル技術を駆使して、残されている収録音声と山藤章二の手によるイラストアニメを組み合わせ、高座姿のイメージを再現しようと企画された映像作品。当初はビデオ、後にDVDで販売されている。 NHK特集「びんぼう一代 ~五代目古今亭志ん生~」(NHK総合、1981年3月27日) ※立川談志 、池波志乃 、3代目志ん朝、10代目馬生、初代 林家木久蔵 、海野かつを 、橋達也 、団しん也 、金原亭駒平 、小沢昭一、小島貞二、林家彦六、坊野寿山、森繁久彌。池波志乃はこのミニドラマで、上述のドラマ「おりんさん」より以前に5代目志ん生の妻・りんを演じたことになる。また、小沢昭一は「高座で寝ていても、それが面白い」と称えられた、その高座を目撃したことを披露、森繁は満州での5代目志ん生とのエピソードを語っており、団しん也はモノマネのレパートリーの1つである6代目圓生の6代目橘家圓蔵時代を演じ、当時、初代林家木久蔵だった木久扇が師匠・林家彦六の5代目蝶花楼馬楽時代を演じている。 「落語無頼」(芸能座) ※小沢昭一が5代目志ん生を演じた。 「いだてん〜東京オリムピック噺〜」(NHK総合テレビジョン、2019年) ※大河ドラマ第58作。5代目志ん生が語る架空の落語「東京オリムピック噺」を通じて1964年東京オリンピック開催までの日本スポーツ界の歴史を辿るとともに、5代目志ん生の半生や彼の視点から見た明治・大正・昭和の東京の変遷を取り上げる。5代目志ん生をビートたけし、青年期(美濃部孝蔵)は森山未來が演じた。池波志乃は本作でも妻・りんの老年期を演じている(若年期:夏帆)。また森山は、志ん生の長男の金原亭馬生と三男の古今亭志ん朝も演じた。
※この「5代目志ん生を扱った作品」の解説は、「古今亭志ん生 (5代目)」の解説の一部です。
「5代目志ん生を扱った作品」を含む「古今亭志ん生 (5代目)」の記事については、「古今亭志ん生 (5代目)」の概要を参照ください。
- 5代目志ん生を扱った作品のページへのリンク