5代目小さんとの関係とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 5代目小さんとの関係の意味・解説 

5代目小さんとの関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:42 UTC 版)

立川談志」の記事における「5代目小さんとの関係」の解説

師匠5代目柳家小さんとは口論になることが多かったが、あるとき、師匠目の前にして「今度、俺を会長にしてもらえねーかね」と、落語協会会長前にして言ったことがあり、これに激怒した柳家小さんが「お前なんか破門だ!」と言い放ったという。しかし基本的に人間関係悪くなかった真打昇進試験弟子合格できず、その当時会長であった小さんとは方針合わないとして落語立川流設立、これにより建前上「破門」される。談志著書によればその後何度互いの芸を貶したり、どちらが先に死ぬかなどと口論したり、取っ組み合い喧嘩もしているそうだが、基本的に二人の間で自然と収まった。 ある新年会では、小さんの客を気に入らなかった談志が、その客に対して酒や膳の上のものを片っ端からぶつけて帰ったが、小さんは「客が悪いよ」と談志を庇ったという。また、喧嘩にしても小さんは「本気でやれば、俺の方がよっぽど強い」と、談志自由に頭を締めさせていた。5代目小さん生前、孫である柳家花緑との座談では「(小さん師匠に『(落語協会戻って来い』と頭を下げられたら困る。それを断ることは日本教反する」と語り小さん対す意識垣間見せた。 また、談志小さんの妻である生代子夫人から可愛がられており、夫人死去した際には葬儀委員長務めた奇しくも小さん談志誕生日は同じ1月2日である。 上方落語噺家である3代目桂べかこ3代目桂南光襲名披露パーティーでは、偶然、談志5代目小さん南光楽屋鉢合わせになり、口論となったその時楽屋にいたべかこの大師3代目桂米朝が、両者口論制止したこともある。 落語における「大名跡」の価値評価しており、「いずれ、オレ小さんに、5代目圓楽圓生に、志ん朝は志ん生になるべき」と『現代落語論』で書いている。そのため、本来の実力からは自身弟弟子であった10代目柳家小三治が継ぐべきとしていた「小さん」を、先代息子である3代目柳家三語楼襲名したことを批判した

※この「5代目小さんとの関係」の解説は、「立川談志」の解説の一部です。
「5代目小さんとの関係」を含む「立川談志」の記事については、「立川談志」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「5代目小さんとの関係」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「5代目小さんとの関係」の関連用語

5代目小さんとの関係のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



5代目小さんとの関係のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの立川談志 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS