5代目柳家小さん(やなぎやこさん)
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「落語家」の記事における「5代目柳家小さん(やなぎやこさん)」の解説
滑稽噺を得意とし昭和中・後期を中心に活躍。特に蕎麦をすする芸が有名。落語界初の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されたことでも知られる。
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5代目柳家小さん
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「桂文楽 (8代目)」の記事における「5代目柳家小さん」の解説
5代目柳家小さん(人間国宝)は「小さん」襲名前、自らの9代目柳家小三治への改名・真打披露興行中に師匠4代目柳家小さんを亡くし、8代目文楽の預かり弟子となった。8代目文楽は愛想よく振る舞うのが苦手だった9代目小三治をいろいろな場に帯同し連れ歩き、社交性と人付き合いを実地で教え、愛嬌を身に付けさせた。 「小さん」襲名の披露目の前日、8代目文楽が支度のために銀行から引き下としておいた全財産約7万円を、夫婦喧嘩をして怒った8代目文楽夫人がすべて持って飛び出してしまった。どうなるかと心配したが、夜遅くになって知人と共に帰ってきて謝り、事なきを得た。 8代目文楽は政治力で9代目小三治に「5代目柳家小さん」を襲名させた。柳家の止め名であるこの襲名に当たっては、4代目小さん一門の兄弟子(林家彦六や4代目鈴々亭馬風)がワリを食った形になり、周囲に批判的な評判も立ったが押し通した。恩義のある5代目小さん夫妻は、8代目文楽へ献身的であった(海老名香葉子『おかみさん』より)。 落語協会会長になっていた5代目小さんは、関係者(8代目文楽本人、その弟子の6代目小勝・7代目圓蔵ら)の逝去後、8代目文楽の弟子のうち生存者で最高位の桂小益に9代目桂文楽を襲名させた。
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