2006年〜2009年とは? わかりやすく解説

2006年〜2009年

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:22 UTC 版)

コンピュータ将棋」の記事における「2006年〜2009年」の解説

2006年以降コンピュータとの公開対局は、平手行われるようになった2006年3月5月に、週刊将棋連載で、第1回週刊将棋アマCOM平手戦が行われた。そこでは、アマ強豪5名と2回ずつ合計10対戦しコンピュータ側の7勝3敗であったコンピュータ側は、激指KCC将棋IS将棋YSSBonanza持ち時間1回目60分(秒読み60秒)、2回目20分(秒読み30秒)。 2006年9月YSS将棋倶楽部24参戦1711敗の成績レーティング2508を記録2007年3月21日には、Bonanzaタイトルホルダーである渡辺明竜王)との公開対局平手が行われた(Bonanza#渡辺明竜王との対局参照)。BonanzaIntel Xeon X5355 2.66GHz×8cores、メモリ8GB、1秒間400手読む性能。ソフトは当時公開されていたver.2.1探索手数大幅に増やし戦法選択改善するなどチューニングほどこしたもの。将棋倶楽部24でのレーティングは2800 を使用し終盤読み違いきっかけとなって敗れはしたものの、対局者渡辺はじめとする複数プロから、プロ予備軍である奨励会初段から三段実力相当するとの高い評価受けた。これ以降6年間、男性現役プロ棋士との公開対局が行われなくなり、この次は2013年3月第2回電王戦であった2007年5月YSS将棋倶楽部24参戦4111敗の成績レーティング2744を記録2008年5月5日行われた第18回世界コンピュータ将棋選手権エキシビションマッチにおいて、優勝ソフトの激指アマ名人清水上徹を、準優勝ソフトの棚瀬将棋朝日アマ名人加藤幸男をそれぞれ破るという快挙成し遂げた。この対局対し敗れた清水上と加藤それぞれ、「コンピュータ読み上回った」「完敗だった」とコメントした2008年11月8日行われた清水上、加藤激指棚瀬将棋との持ち時間60分、その後1手60秒再戦では、加藤勝利して雪辱果たしたものの、清水上はまたも敗北喫した。公式対局プロ相手何度も勝利を上げているトップアマの二人敗戦プロにとっても衝撃であり、渡辺明遠山雄亮片上大輔らのプロ棋士ブログにその驚き綴った

※この「2006年〜2009年」の解説は、「コンピュータ将棋」の解説の一部です。
「2006年〜2009年」を含む「コンピュータ将棋」の記事については、「コンピュータ将棋」の概要を参照ください。

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